空手道一武会では、4歳の幼児から大人まで幅広い年齢層の生徒が学んでいます。ただ技を学ぶだけでなく、その先にある「考える力」「行動する力」を育てることを目的としています。
向ヶ丘遊園と梶ヶ谷の2か所で教室を運営し、初心者でも安心して学べる環境を整えています。空手を通じて得られるのは、単なる技術ではなく、自ら課題を見つけ、克服する力です。その力が将来どんな場面でも役立つよう、生徒の成長をサポートしています。
技術だけではなく、自ら学ぶ姿勢を育てる
私自身、幼少期から空手を学んできました。日々の稽古を通じて培ったのは、単に技の習得だけではなく、常に自分で考え、工夫しながら成長することの大切さです。
その経験から、現在の指導では基本動作や形の稽古を重視しつつも、ただ教わるのではなく、自ら考え学ぶ姿勢を育てることを何よりも大切にしています。
道場では、生徒たちが自分の成長を実感し、学びの楽しさを感じられる環境作りを心がけています。空手の技術を覚えるだけでなく、考え抜く力や工夫する力を身につけることで、生徒が自信を持って人生の課題に立ち向かえるよう指導しています。

生徒の成長を支える指導方針
空手の指導において、私は「生徒と共に学ぶ姿勢」を大切にしています。
先生として指導する立場でありながらも、決して上から押し付けるのではなく、生徒が自ら考え、成長していけるような関わり方を心がけています。
特に幼児や小学生にとっては、指導者との関係性が学びの質を左右するため、フレンドリーに接しつつ、稽古の際にはしっかりとした指導者としての役割を果たすことを意識しています。
また、親御さんとのコミュニケーションも重視しています。生徒の成長は、道場の中だけで完結するものではありません。
1周年記念パーティーやクリスマスイベントなどを開催し、家庭とのつながりも深めることで、道場が生徒にとって安心できる居場所となるよう工夫しています。

道場を開いた理由と背景
私が空手教室を開いた理由は、空手を通じて得たものを次の世代に伝えたいという思いからです。私は空手を24年以上続ける中で、技術の向上だけでなく、集中力や忍耐力、人とのつながりといった多くの大切なものを学びました。
特に梶ヶ谷には空手教室がなかったため、自分が学んできたことを地元の子どもたちに伝えたいと強く感じました。空手を通じて身につく力は、競技の枠を超えてその先の人生にも役立ちます。
集中力や忍耐力を鍛えることで、学校生活や社会に出た後の困難にも対応できる力を養えると考えています。
未来に向けた挑戦
現在、上級の生徒が少ないため、今後は生徒同士が教え合う環境を強化していきたいと考えています。先輩が後輩に教えることで、教える側もさらに理解を深め、自ら考える力を養うことができます。
また、より多くの人に教室の魅力を知ってもらうため、クラスの細分化や遠方からの生徒の受け入れにも力を入れていきます。
さらに、空手の技術向上だけでなく、社会に出ても役立つスキルを育てる取り組みも進めていきます。例えば、道場内で主体性を重視した稽古や人前でのスピーチをする機会を増やすことで、生徒たちが道場の外でも活躍できる力を養えるようにしたいと考えています。

空手と人生の経験
私自身、学生時代に白血病を患い、骨髄移植を経験しました。長期入院を繰り返す中で、空手で培った「折れない心」や「仲間とのつながり」が大きな支えとなりました。
この経験を生かし、空手を通じて困難を乗り越える力を生徒たちにも伝えていきたいと考えています。
空手を学ぶことは、単なる技術習得ではなく、人生をより豊かにする手段となります。道場では、生徒一人ひとりの人生に寄り添い、単に強くなることを目指すのではなく、強く生きるための力を育むことを目標にしています。

これから空手を学びたい方へ
空手道一武会では、無料体験を随時実施しています。初心者でも安心して参加できる環境を整えていますので、ぜひ一度体験に来てみてください。
空手を学ぶことで得られるものは、単なる武道の技術だけではありません。考える力、集中する力、そして自分から行動し自身を成長させる力を手に入れることができます。
道場で学んだことが、生徒たちの人生の中で役立ち、社会に出たときに自信を持って行動できる力につながるよう、これからも指導を続けていきます。