「短期間で効果を出し、卒業後も英語力を維持する」——これは多くの英語学習者の夢ですが、実現は容易ではありません。しかし、元高校教師の立石氏が設立したレバレッジイングリッシュスクールは、この難題に挑戦しています。
第2言語習得理論を基盤とし、1対多数の指導形式を採用することで、効率的かつ持続可能な英語学習を実現。「なぜその学習法が効果的なのか」を理解することで、受講生は自律的に学び続ける力を身につけます。
従来の英語コーチングの限界を超え、新たな地平を切り開くレバレッジイングリッシュスクールの革新的アプローチとは——。
効果的な英語習得を目指す：レバレッジイングリッシュスクールの特徴と指導法
ー まず簡単にどういった方を対象にしている英会話スクールなのか、あるいはどういった指導を行っている英会話スクールなのか、についてお聞かせください。
立石：レバレッジイングリッシュスクールは、英語コーチングスクールです。主に以下のような方々を対象としています。
- 短い勉強時間で最大限の効果を出したい方
- 卒業後も英語力を定着させたい方
- 他のコーチングで成果が出なかった方
- 独学で限界を感じている方
年齢層は幅広く、20代後半から60歳手前まで様々です。特に、仕事で英語を使う会社員の方々が多く受講されています。
指導の特徴としては、第2言語習得理論を基盤にした指導を行っています。この理論は、脳が第2言語を習得するメカニズムを応用したものです。この理論を最初に教えることで、受講生自身が自分の学習を管理し、継続的に英語力を向上させることができるようになります。
具体的な指導形式としては、月に8回のグループミーティングを設けており、そのうち4回に参加可能です。各ミーティングは、前半45分がネイティブ講師とのグループ英会話、後半45分が学習上の相談時間となっています。さらに、月に1回のマンツーマンの個別コーチングも提供しています。
このように、理論的基盤と実践的な指導を組み合わせることで、効果的な英語学習をサポートしています。
教育経験を活かした新たな挑戦：レバレッジイングリッシュスクール設立の経緯
ー なぜこの英会話スクールを始めようと思ったのでしょうか？この英会話スクールを始めた経緯やきっかけについてお聞かせください。
立石：レバレッジイングリッシュスクールを始めた経緯は、私の教育者としての経験に付随します。
私はもともと高校の英語教師として勤務していたのですが、その後、独立してマンツーマンの英語コーチとして活動を始めました。マンツーマン指導では成果を出すことができましたが、同時にその限界も感じるようになったのです。
具体的には、週1回の面談では生徒のモチベーションを持続させるのが難しいという課題がありました。面談直後は意欲が高まるものの、日が経つにつれて生徒のモチベーションが低下していく傾向にあります。
そこで、自分の強みである集団授業の経験を活かし、コーチングを1対多の形式で行うことを思いつきました。これにより、生徒同士が互いに刺激し合い、モチベーションを維持しやすい環境を作ることができると考えたのです。
さらに、私が大学時代から研究してきた第2言語習得理論を、より多くの人に分かりやすく伝えたいという思いもありました。なぜならこの理論は、効果的な英語学習の核心部分であり、理解することで、学習者が自律的に学習を進められるようになるからです。
このように、教育者としての経験、マンツーマン指導の限界への気づき、そして第2言語習得理論への深い理解を組み合わせて、より効果的で持続可能な英語学習の場を提供したいと考え、レバレッジイングリッシュスクールを立ち上げました。
独自の学習理論と長期的な英語力定着：レバレッジイングリッシュスクールの強み
ー 他の英会話スクールにはない特徴であったり、英会話スクールとして一番のアピールポイントを教えてください。
立石：レバレッジイングリッシュスクールの最大の特徴は、主に3つあります。
- 1対多数の指導形式
私たちは1対多数の指導形式を採用しています。これは他の英語コーチングではあまり見られない特徴です。この形式により、受講生同士が切磋琢磨し合い、モチベーションを維持しやすい環境を作っています。 - 長期的な英語力の定着
多くのコーチングサービスは短期集中型で英語力を伸ばすことに焦点を当てていますが、私たちは卒業後も長期的に英語力を維持・向上させることを重視しています。短期で伸ばした英語力は短期で落ちやすいという課題に対応するため、継続的な学習習慣の形成に力を入れています。 - 第2言語習得理論の直接指導
最も大きな特徴は、第2言語習得理論を受講生に直接教えていることです。これは他のどこでも行われていない、当スクールだけの特徴です。この理論は認知心理学の一分野で、脳がどのように第2言語を習得するかを説明するものです。
この理論を理解することで、受講生は単に英語学習の方法を知るだけでなく、なぜその方法が効果的なのかを理解できます。例えば、シャドーイングやリーディングなどの学習方法がなぜ効果があるのか、その原理を理解することができるのです。
さらに、この理論を学ぶことで、受講生は自分の学習進捗を正確に把握し、必要に応じて学習方法を調整することができるようになります。これにより、スクール卒業後も自律的に学習を継続し、英語力を維持・向上させることが可能になります。
このように、第2言語習得理論を基盤とした指導により、短期的な英語力向上だけでなく、長期的な定着と自律的な学習能力の獲得を実現しています。これが当スクールの最大のアピールポイントです。
自己成長の気づきを促す：レバレッジイングリッシュスクールの指導方針
ー 受講者に指導する際に、特に意識していることや、方針などがあれば教えてください。
立石：受講者を指導する際に、私が最も重視しているのは「気づき」、心理学用語で言うと「ノーティシング」を促すことです。これは受講者が自分自身の成長や変化に気づく力を養うことを意味します。
具体的な指導方針として、まず質問された時にすぐに答えを与えないようにしています。簡単な質問や、インターネットで調べれば分かるような内容は、自分で解決するよう促しています。これは自己解決力を育成するためです。
次に、自分自身の成長に気づく力を養うことを重視しています。人間の脳は本来、ネガティブな変化に敏感で、ポジティブな変化には鈍感です。
これは進化の過程で危険を察知するために発達した特性ですが、学習においては必ずしも有益ではありません。そこで、毎日の実践報告で自身の成長を記録してもらっています。例えば、ある単語を思い出すのにかかる時間が昨日より短くなったなど、些細な変化でも気づき、記録することを推奨しています。
特にスピーキング力は数値化が難しいスキルです。そのため、独り言英会話などの練習を通じて、自分のパフォーマンスを自己評価する力を養ってもらっています。これにより、数値化しにくいスキルの向上も実感できるようになります。
これらの方針により、受講者は自分の成長プロセスを明確に認識し、モチベーションを維持しやすくなることに加えて、卒業後も自律的に学習を継続できる力を身につけることができます。
私たちのゴールは、受講者が卒業後も自分で学習を継続できるようになることです。そのため、自分の英語力の変化に敏感になり、それに応じて学習方法を調整できる能力を身につけてもらうことを重視しています。
レバレッジイングリッシュスクールのコース構成：実践とシンプルの2つのオプション
ー 提供しているコースやプランがあればそれぞれお伺いできればと思います。
立石：現在、レバレッジイングリッシュスクールでは主に2つのコースを提供しています。
まず1つ目は「実践コース」です。このコースでは、私たちが提供するすべてのサービスを体験し、実践することができます。具体的には、月8回のグループミーティングが設定されており、そのうち4回に参加可能です。
各ミーティングは90分で構成され、前半45分がネイティブ講師とのグループ英会話、後半45分が学習上の相談時間となっています。さらに、月に1回のマンツーマンの個別コーチングも提供しています。
2つ目は「シンプルコース」です。このコースは、実践コースからいくつかのサービスを省いた、よりシンプルな構成となっています。独学に自信がある方や、時間的制約がある方向けのコースとなっています。
これらのコースに加えて、近日中に新しいコースの立ち上げを予定しています。それは「英語コーチ養成講座」です。この講座は、英語コーチを目指す方や、より深く第2言語習得理論を学びたい方を対象としています。12ヶ月程度の期間をかけて、理論と実践の両面から英語コーチングのスキルを養成する予定です。
なお、料金や詳細については、無料のオンラインセミナーにご参加いただくことで、より詳しい情報をお伝えしています。
レバレッジイングリッシュスクールの将来構想：英語コーチ養成と全国展開
ー 今後、御社の英会話スクールでこういった点をより強化していきたい、あるいは取り組んでいきたいことがあればお聞かせください。
立石：今後の展開として、主に2つの取り組みを計画しています。
まず1つ目は、先ほど少し触れた「英語コーチ養成講座」の開設です。この講座は年明けから開始する予定で、約12ヶ月をかけて英語コーチを育成します。この講座を通じて、第2言語習得理論の深い理解と実践的なコーチングスキルを身につけた英語コーチを輩出したいと考えています。
この取り組みの背景には、多くの英語コーチの方々から、私たちの指導法について問い合わせがあることが挙げられます。彼らは、私たちのアプローチがなぜ効果的なのか、具体的にどのような指導を行っているのかに興味を持っています。
この養成講座を通じて、より多くの英語コーチに私たちの理論と実践を学んでいただき、質の高い英語教育の普及に貢献したいと考えています。
2つ目の取り組みは、「英語ブートキャンプ」の全国展開です。現在、年に1〜2回程度、不定期で実施しているこのイベントを、より多くの場所で開催することを目指しています。英語ブートキャンプは、2日間の超短期集中型のプログラムで、参加者の英語力向上のきっかけを作ることを目的としています。
この全国展開の実現に向けて、英語コーチ養成講座の卒業生たちと協力していく予定です。各地域で高い能力を持つ卒業生たちが、私たちのメソッドに基づいてブートキャンプを実施することで、全国各地でより多くの方々に効果的な英語学習の機会を提供できると考えています。
入会検討者へのメッセージ
ー最後に教室への入会を考えている方にメッセージをお願いいたします
「英語を本気で身につけたいけど、独学では限界を感じている」
「一気に英語力を上げたいけど、上達しないと悩んでいる」
「マンツーマンの英語コーチングでは自分の理想に届かなかった」
もしあなたにそういったお悩みがあるなら、ぜひレバレッジイングリッシュスクールの説明会にお越しください。
留学せずに独学で英語を勉強して英語をマスターし、英語教師として1000名以上、英語コーチとして100名以上の方へ指導をしてきた実績をもとに、短い勉強時間で英語学習の壁を突破し、長期的にも定着する、そんな英語コーチングを提供しています。
ぜひ、私たちと一緒にあなたの理想の英語力を叶えましょう！
