勉強に苦手意識を持つ生徒から、より高みを目指す生徒まで。一人ひとりに最適な学習方法を見つけ、大学生メンターが伴走する形で成長をサポートする個別指導塾OneAll。
2023年4月の設立以来、オンラインの特性を活かして全国の生徒たちの学びを支えています。今回は創業者の大橋さんに、同塾ならではの指導方針や支援体制についてお話を伺いました。
サービス概要と対象年齢
ーOneAllのオンライン個別指導は、どのような方が対象のサービスでしょうか?
大橋:小学1年生から高校3年生、および浪人生の方が入塾されています。
勉強に苦手意識をお持ちのお子様や、自分に合った勉強方法が分からない状態のお子様などからすでに自学自習に取り組む習慣がついており、ある程度の成績も収めているものの、さらなる指導を求めて入塾される生徒です。
とくに勉強に苦手意識を持っている生徒には、まず自分なりの学習習慣を身につけることから始めています。
特徴的な指導体制とメンター制度
ーレッスン形態や特徴について教えてください。
大橋:大きな特徴が2つあります。1つ目は、首都圏以外の地域にお住まいの方でもハイレベルな指導を受けられる点です。講師は全て大学生で、首都圏の有名大学や国公立大学、海外大学に在籍する学生がオンラインで指導を行っています。
生徒からすると友達でも親でもない、少し年上のお兄さんお姉さんのような「ナナメの関係」から歩み寄る伴走者として、多種多様な学習環境と豊かな進路選択で個の価値を見出しております。
2つ目は、システム教材と個別指導の両方を提供している点です。基本的に「個別最適化」を重視しており、生徒一人一人に合った学習方法と自学自習のスタイルを確立していきます。
また、授業時間外でも映像授業を視聴できるため、生徒が学習したいと思った時にすぐに取り組める環境を整えています。
設立の経緯と理念
ーOneAllさんはどのような経緯で設立されたのでしょうか?
大橋:背景としては、学習塾に通いたくても経済的に通うのが難しいお子さんに向けて、他方で特性や学校の授業でついていけないお子様に向けて一人一人に沿った学習サービスが身近になるために設立しました。
そこで、オンライン指導という形態を選択することで、場所の制約を受けず、より多くの生徒たちに学習機会を提供できる仕組みを作りました。
他塾との差別化要因
ー他の塾との大きな違いはどのような点にありますか?
大橋:大きな特徴は、単なる学習指導にとどまらず、生徒の可能性を勉強から見出すことに重点を置いている点です。経験と学習を通じて「なりたい自分」を定義できる教育サービスを提供しています。
具体的には、通常の教科学習に加えて、対話型の探求学習を通して思考力・表現力を養う科目横断的な学習を行っています。また将来、社会の中で自分の役割を見出せるような意欲を育むことも大切にしています。
メンター制度も特徴の一つです。オンラインという場を通して多様な自身の経験や在籍している大学など様々な情報を得ると同時に生徒にとって身近な存在となることで多種多様な学習環境と豊かな進路選択を提供しております。
指導方針とコース構成
ー生徒を指導する際に意識しているポイントはありますか?
大橋:コミュニケーションを重視しており、一方的な講義ではなく、対話を通じて生徒自身が考え、表現する機会を大切にしています。
全ての講師がこの点を意識できるよう、研修も行っています。
ー提供しているコースについて特徴を教えて下さい
具体的なコースとしては、「学習習慣と基礎学力の定着コース」と「成績アップ・志望校合格講座コース」の2つを用意しています。
前者は勉強に苦手意識のある生徒向けで、保護者も交えながら無理のない学習計画を立てていきます。後者は自学自習の習慣がすでについている生徒向けで、より高度な学力の向上を目指します。
今後の展望と保護者へのメッセージ
ー今後の展望についてお聞かせください。
大橋:今後は事業の質の向上はもちろんのこと、学習指導以外の面でも支援を広げていきたいと考えています。体験学習や保護者向けの「親学び」講座なども実施しており、家庭全体を包括的にサポートできる体制を整えていく予定です。
ー最後に、入塾を検討されている保護者の方へメッセージをお願いします。
大橋:学習が苦手なお子様、「頑張りたいけど頑張れない」というお子様でも、ぜひ一度ご相談いただければと思います。家庭だけで抱え込まず、私たちOneAllを含め、様々な選択肢を検討していただきたいです。
私達はメンターを通じて様々な角度から生徒一人一人に合ったペースで学習できる環境を整えることが何より大切だと考えています。まずは気軽にご相談いただければ幸いです。