とみた音楽教室|ピアノとエレクトーンを通じて、親子に安心と寄り添いを

音楽を「楽しい」と思ってもらえる環境を。

昭和的な根性論からの脱却を図り、心理学も学びながら子どもに寄り添う冨田先生の想いとは?


音楽を「楽しい」と思える教室を目指して

こんにちは、とみた音楽教室の冨田です。私はもともとカワイ音楽教室で講師をしていましたが、娘の出産を機に退職し、独立してこの教室を立ち上げました。

子どものころ、私自身がピアノ教室で怖い先生に出会った経験があり、習い事に対してネガティブな印象を持っていました。

その思いから、私の教室では“安心感”を何より大切にしています。

体験レッスンに来られる保護者の方の中にも、「自分が習っていた頃は厳しくて嫌だった」「子どもに同じ思いをさせたくない」という声をよく聞きます。

そんな不安に寄り添い、安心して通える教室でありたいと思っています。

その一環として、民間のコーチング資格を学び、今は大学3年生として心理学を専攻しています。将来的には心理学の知見をレッスンにもっと活かしていけたらと考えています。

単なる音楽教室の枠を超えて、親御さんの子育ての悩みにも寄り添えるような存在を目指しています。

小さな成功体験を積み重ねて

対象年齢は年少(4歳)から大人まで幅広く、ひとりひとりのペースに合わせたレッスンを行っています。特徴は、ティーチングだけでなくコーチングも意識した声かけやレッスン構成。

子どもたちが自ら考え、行動できるようなアプローチを心がけています。

レッスンでは「教える」のではなく「引き出す」ことを重視し、子ども自身が自分の言葉で答え、自分の頭で考える時間を大切にしています。

一方通行にならないよう、問いかけを工夫し、「できた!」という達成感を味わえるようにしています。

こうした小さな成功体験の積み重ねが、やる気や自己肯定感を育てる土台になると信じています。

心に残るレッスンエピソード

あるとき、姉弟で通っていた生徒が引っ越すことになりました。姉は何でもそつなくこなす優等生タイプ。一方、弟は自己評価が低く、何かにつけて「自分はできない」と口にしてしまう子でした。

何度か「レッスンを辞めたい」と口にしていたこともありましたが、保護者の方が気づかない間に、兄弟間の比較がプレッシャーになっていたのかもしれません。

そんな彼に対し、第三者としての立場から、寄り添い、励まし続けました。

最終的には自ら「続けたい」と言ってくれて、卒業まで続けることができました。

この出来事は私自身にとっても大きな学びでした。

家庭とはまた違った“もうひとりの大人”として、子どもの心に関われたことは、何よりの喜びであり、私がこの仕事を続けている原動力でもあります。

音楽を超えて、子育てを支える存在へ

現在、私は心理学を大学で学び直しており、今後は音楽に限らず子育てやメンタルサポートの面でも、頼れる存在になっていきたいと考えています。

保育士の資格や自身の子育て経験も活かしながら、保護者の方と子どもたち双方にとって、安心できる居場所を提供したいという想いがあります。

将来的には音楽教室の枠を超えて、保護者の方が安心して子育ての相談ができるような場づくりができたらと考えています。

音楽の指導だけでなく、心のケアにも目を向け、より多角的に子どもたちをサポートしていければと思っています。

ご検討中の方へのメッセージ

最初の一歩を踏み出すのは、とても勇気がいることです。

ネットやSNSで情報を探しながら、悩んでいる保護者の方も多いかと思います。

私自身はSNSにはあまり強くありませんが、それでも指導歴や子育て経験を活かし、“安心感”を届けられる教室づくりに日々取り組んでいます。

年齢を重ね、そろそろ「おばあちゃん世代」に差し掛かってきましたが(笑)、今だからこそできる支援があると感じています。

ピアノとエレクトーンを通じて、親子の心に寄り添える存在であり続けたいと思っています。

迷ったときには、ぜひ一度、体験レッスンに足を運んでいただけたら嬉しいです。