【アメリカ在住者必見】帰国受験に強いオンライン塾|VARTEX EDUCATIONSインタビュー

アメリカでの教育は、帰国後の受験や学力の維持など、多くの保護者が不安を感じています。「オンラインだからこそできる、きめ細やかな学習支援があるはずだ」。そう考えた船橋氏は、2016年にVARTEX EDUCATIONSを設立。アメリカ各地に住む日本人生徒への学習支援を行うオンライン教育のパイオニアとして活躍する同校。その軌跡と独自の教育メソッドについて伺いました。

VARTEX EDUCATIONSのサービス概要

ーまず、VARTEX EDUCATIONSのサービス概要について教えてください。

船橋氏:VARTEX EDUCATIONSは、アメリカに本社を置くオンライン塾で、主にアメリカや英語圏に在住する小学生、中学生、高校生を対象としています。

指導内容は、帰国受験の科目指導を中心に、英検、TOEFL、SATなどの資格試験対策、現地校の宿題や課題のサポート、さらにはESL(英語を母語としない生徒向け英語教育)も行っています。特に、英語が全く話せない渡米直後の生徒には、アメリカで実際に使用される英語を丁寧に指導しています。

当塾の最大の強みは、アメリカ在住の社会人講師がマンツーマンで指導を行う点です。講師陣の多くは日本語と英語の両方に精通したバイリンガルで、アメリカでの生活や教育環境に深い理解を持っています。また、日米両国で理系科目を含む大学受験レベルまでの指導が可能であることも、大きな特徴です。

設立の経緯ときっかけ

ー設立の経緯について教えていただけますか。

船橋氏:私は以前、ニューヨークの日本人向け進学塾で高校生の理系科目を担当していたのですが、中西部の小規模な都市には進学塾がなく、特に高校理系のオンライン指導の要望が多数寄せられていました。

当時のオンライン指導は、集団授業をSkypeで接続し、双方が画面越しに見えるだけの簡素な形式でした。しかし、そのような授業では必要最低限のサポートしか提供できず、結果として理系の受験を諦めざるを得ない生徒も少なくなく、非常にもどかしい思いをしたものです。

こうした課題を解決すべく、オンラインでも対面授業と同等のクオリティを実現する環境を整えるために、親会社であるヴァーテックス・マネジメント・コーポレーションの全面的な支援を受け、2016年に完全マンツーマン指導のオンライン塾を開校する運びとなりました。

VARTEX EDUCATIONSの特徴

ーVARTEX EDUCATIONSの特徴について教えてください。

船橋氏:最大の特徴は、完全にフレキシブルな指導体制です。授業時間や日程はもちろん、カリキュラムも生徒一人ひとりの状況や進学希望に応じて細部までカスタマイズしています。

お問合せを頂いた時点で、まず1時間から1時間半程度の詳細なミーティングを実施します。このミーティングでは、アメリカ現地校での生活習慣や学習状況、滞在予定年数を踏まえた進学希望先、さらにはアメリカでの生活に関する不安などを丁寧にヒアリングし、それぞれの生徒に最適化されたカリキュラムを作成します。

さらに、生徒一人に対して教科ごとに専任講師を配置し、加えてカウンセラーがサポートに加わります。生徒・保護者と担当講師、カウンセラーが密に連携を取り合うことで、授業の進度やレベルの状況を常に最新のものに保ちます。また、講師一人あたりの担当生徒数を少数に制限することで、生徒のニーズに柔軟に対応できる環境を整備しています。授業時間は、最小60分から90分、120分とお選びいただけます。

生徒と関わる上で意識しているポイント

ー生徒への指導で特に意識されていることを教えてください。

船橋氏:私たちは、生徒を否定しないことを最優先に考えています。もちろん、間違った答えが返ってくることもありますが、その際も「そういう考え方をしたんだね」と、生徒の思考をまず肯定することを大切にしています。その上で、「こんな風に考えてみたらどうかな?」と提案する形で指導を進めています。生徒の個性や考えを尊重しながら、学びの意欲を引き出すことを重視しています。

さらに、異国の地での生活は精神的な負担が大きい場合も多いため、カウンセラーは学習面だけでなく、生徒の悩みや話し相手として精神的なサポートにも力を入れています。生徒が安心して学べる環境づくりを徹底し、学習と生活の両面での支えを提供しています。

コース料金体系

ーコースや料金体系について教えてください。

船橋氏:60分の授業は1回あたり約50ドル前後を基本としており、小学生、中学生、高校生といった学年区分により料金が若干異なります。また、日本の教科指導、帰国受験指導、現地校の課題サポートといった指導内容によっても、料金が多少変動します。

入塾をご検討中の方には、まず面談を実施した後、ご希望のすべての科目について無料体験授業を受けていただけます。例えば、国語、算数、英語、理科の4科目をご希望の場合、それぞれ1回ずつ、計4回の体験授業を設定いたします。

今後のビジョン・展望

ー今後の展望や注力されたい取り組みについて教えてください。

船橋氏:開校当初より帰国受験とは別の柱でSTEM教育を掲げてきました。具体的には、プロジェクトベースで簡単なシステム開発を英語で行うプログラムを提供です。

2019年には、日本からの生徒を受け入れ、現地校のロボットクラブなどと連携しながらSTEMサマーキャンプを実施しました。この取り組みはコロナ禍により一時中断していましたが、現在は英語によるプログラミング指導など、オンラインで実施可能な内容で一部再開しています。今後もプログラムをさらに充実させていきたいと考えています。

入会検討者へのメッセージ

ーVARTEX EDUCATIONSへの入会を検討されている方へメッセージをお願いします。

船橋氏:私たちは、アメリカで活動している塾として、学習指導だけでなく、アメリカでの生活や学校生活についても幅広くサポートできる体制を整えています。アメリカ、または英語圏への赴任がお決まりの際には、お子様の教育に関する不安やお悩みなど、どんなことでもお気軽にご相談ください。一人ひとりに寄り添った丁寧な指導と、ご家庭に合ったサポートを提供いたします。

また、入塾をご検討中の方には、希望されるすべての科目で無料体験授業をご用意しています。ぜひ一度、私たちの指導スタイルを体験していただければ幸いです。