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大学受験の日本史における一問一答のおすすめランキング7選を紹介します。共通テスト対策や東大早慶といった難関大対策でも使える一問一答ですが、東進や山川やアプリなど様々な一問一答があり、使い方が難しいです。
【この記事の監修者:逆転合格専門塾塾長竹本明弘】
今回はレベル別に日本史の一問一答の比較とおすすめの使い方の紹介をします。
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大学受験の日本史の一問一答のおすすめの選び方
日本史の特徴は基礎~発展まで語句が多いことです。
日本史は世界史と異なり日本の歴史における1つ1つの人物や事件の関連性や文化について用語1つ1つを細かく詳しく学ぶので目指す大学の難易度に比例して、問題の難易度と覚える必要のある用語数も向上します。
そのため、目指す大学に応じて使うべき日本史の一問一答が変わってくるので、その点は要注意です。
一問一答形式の参考書は特に日本史におすすめ
日本史は、時系列順に、細かい用語までみっちり覚える必要があるからこそ、日本史一問一答は日本史を勉強する全ての受験生におすすめの参考書になります。
世界史は一問一答なしでも大丈夫ですが、日本史を学習する際は、資料集と一問一答は教科書や参考書学習と並行して必ず取り組むことをおすすめします。
目指す志望校に応じて日本史の一問一答を選ぶのがおすすめ
日本史は目指す志望校によって共通テストまでであったり、国公立の2次試験までなど暗記すべき量が大きく変わってきます。
日本史の一問一答の中で一番覚える量が多いのは最新版の東進の日本史の一問一答ですが、それ以外の日本史の一問一答については今回この記事でこの後紹介しているそれぞれの参考書の特徴などを見ながらしっかりと選ぶようにしてください。
日本史の一問一答のおすすめランキング7選
大学受験の日本史の共通テスト対策や私大受験対策や難関国公立対策に使えるおすすめの一問一答をランキング形式にて紹介します。
それぞれ収録されている日本史の用語数や難易度が大きく変わってくるのでこの後解説する1つ1つの一問一答の特徴を踏まえて選ぶようにしてください。
順位 | 参考書名 | 日本史の対策におすすめポイント |
---|---|---|
1位 | 東進日本史一問一答 完全版 | 共通テスト、私大受験などそれぞれのレベル別に頻出単語をまとめてくれている最もおすすめの日本史の一問一答 |
2位 | 山川教科書の出版社 山川の日本史一問一答【第3版 | 山川の教科書と同時並行で使うとより効果が倍増する日本史の一問一答 |
3位 | 東進日本史B一問一答【必修版】 | 東進の日本史一問一答の完全版は少し難易度が高くて難しいという中堅私大、国公立志望におすすめ |
4位 | 共通テスト 日本史B一問一答【完全版】 (東進ブックス | 共通テストのみ日本史を使う受験生におすすめの一問一答 |
5位 | 一問一答 日本史Bターゲット4000 | 基礎からレベル別に順番に進めていきたい人におすすめの一問一答 |
6位 | 共通テスト 日本史Bの点数が面白いほど取れる一問一答 | 共通テストの日本史対策におすすめの一問一答! |
7位 | 入試に出る日本史 一問一答 | Z会による日本史の一問一答 |
日本史の一問一答のデメリットを紹介
日本史一問一答だけを極限まで突き詰めていれば、日本史の共通テストの点数が9割を超えるまでにはなるのでしょうか。結論から言うと9割を取ることは難しいです。その理由と合わせて、日本史の一問一答にある落とし穴をこれから紹介していきます。
日本史の一問一答のデメリット①単純に飽きる
多分、単純に飽きます。ひたすら日本史のあの膨大な量を無機質的に覚えていく作業は途方もない作業です。飽きます。理解なしの全て暗記で日本史の一問一答を全て覚えようとするだけではその科目を勉強することで本来得るはずだった勉強の面白さも得ることができません。
ですし、結果的に日本史全体の勉強の効率も悪くなります。
日本史の一問一答のデメリット②流れで問題を出されたらわからなくなる
日本史の一問一答というのはいわば点と点です。1つ1つの問題が独立しています。そのため、流れすなわち歴史同士のつながりを聞かれる問題では太刀打ちできなくなってしまいます。そのため、日本史の一問一答のデメリットとしては教科書などと並行しなければ効果は半減するといっても過言ではありません。英単語の覚え方と日本史の一問一答の覚え方は異なります。
そのため、日本史の一問一答を使いつつ他の参考書を使って日本史の流れを身に着けていく必要があります。
大学受験の日本史の一問一答のおすすめ勉強法と使い方
まず初めに日本史の一問一答を始める前に知っておいていただきたいのは、受験生は一度覚えただけではすぐに忘れてしまうということです。なので、一問一答を一通り解いて終わった気になっていては、いつまでたっても日本史の点数が伸びることはありません。
日本史の一問一答は何度も熟読してこそ、その効果を発揮します。
日本史の一問一答は回す回数が重要
自分が間違えなかった問題は良いが、一度間違えた問題はマークなどをつけておいて、再度時間が経ってから解き直すという作業が重要です。
また、日本史の一問一答は問題数が多いからこそ一度間違えた問題を答えを見て理解したつもりになっても、3日後くらいにその問題を見たら忘れてしまっていることがほとんどです。
そのため、同じ単元の問題を何度も反復して復習することで、一問一答の効果を最大限に発揮することが重要になってきます。
日本史の一問一答の超効率的なおすすめのやり方
また、日本史の一問一答をやる上で時間効率を上げるためにも、短時間で解くことを意識して取り組むと集中力も上がるのでおすすめの使い方になります。具体的な方法日本史の一問一答のやり方としては、一問一答の問題文を読むというより、見るというか確認する程度のスピードで目を通し、3秒から6秒程度で次の問題に移るようなイメージです。
日本史の一問一答をじっくりやるというよりは、速く解いてどんどん次の問題を解き、何周もする方法でした。ゆっくりと時間をかけてもすぐに忘れてしまいます。
そのため一回当たりの時間を短くして、何度も目に触れることが大切になってきます。
- ①一問一答の1問にかける時間を短く
- ②1問に目を通す回数を多く
この2つを日本史の一問一答をやる中で徹底的に守ったやり方で取り組めば点数は爆上がりします。
【最新】東進の日本史一問一答 完全版のおすすめポイント
東進の一問一答は日本史を選択してる受験生の中で使っている人が一番多いと思われる一問一答です。
スタディチェーンの講師陣たちに聞いてみても、難関大を目指すに当たって現役時代は東進の一問一答を使っていたという人が一番多かったため、一問一答をどれにするか迷った際にはこの参考書にするのがおすすめです!日本史の一問一答としては最もおすすめです。
早稲田や慶應に合格するための日本史の知識もこの参考書があれば大丈夫です。難関私大を第一志望にしている受験生には特に役に立ちます。どんな点が人気なのでしょう?
おすすめPOINT①問題数がひたすら多く網羅性がある
この一問一答の特徴は、なんといってもその問題数の多さにあります!この1冊に6000問以上の問題が掲載されているので、広い範囲まで網羅されていてとても安心できるおすすめの一問一答となっています。
東進の日本史の一問一答にはこれ以上ないほどとにかく細かく載っているので、受験生はどれだけ暗記すればいいかがわかります。ただし、中堅大学志望の受験生には逆に量が多すぎるというデメリットもあります。
おすすめPOINT②受験生の目指す志望校によって区切られている
東進の日本史一問一答の完全版に収録されている問題数6000問の内訳は
- 共通テストレベル 1,802個、
- 一般私大レベル 2,240個、
- 難関私大レベル 1,960個、
- マニアレベル 718個
となっています。
東進の日本史一問一答はレベル別にわかりやすく並べられていることに加え、そのキーワードの重要性や出題頻度が一問ずつ4段階に分かれているのでとても使いやすいおすすめの一問一答形式の参考書です。
山川の日本史一問一答は教科書と並行して使うのがおすすめ
この日本史の一問一答は山川から出版されており、山川の教科書と同じ目次の構成で作成されているため、教科書の内容定着確認する上でとても効率的に作られています。
日本史の勉強を山川の教科書通りに進めている受験生にとっては、そのまま進めていけば順番に教科書の内容をマスターできる作りになっています。
山川の日本史の教科書は大学受験でもしっかりと使える教科書なので、山川の日本史の教科書を使っている人は山川の一問一答を使うことをおすすめします。
問題数は、約4600語あり、非常に優れている一問一答の問題集です。
山川日本史一問一答公式サイト
共通テスト対策におすすめの日本史の一問一答を紹介!
共通テスト対策におすすめの日本史の一問一答を紹介します。共通テストでは一問一答形式での知識インプットに加えて流れの学習も求められますが、シンプルに一問一答を覚えておくだけでも6~7割取れるベースはできると思います。そこから日本史の一問一答とどういうやり方で参考書学習を進めていけるかが重要になります。
一問一答 日本史Bターゲット4000
一問一答日本史Bターゲット4000は、難易度が日常学習レベル、共通テストレベル、難関私大レベルとはっきり分かれているので、自分はどこから勉強すればいいかがわかりやすく、勉強中に迷うことが少ないです。
また、分野が細かく分かれているので、得意な分野や苦手な分野をピンポイントで学習していくことができます。さらに、この日本史の一問一答は問題が文章だけではなく、図解資料や史料の問題も出題されているのも良いです。
自分の得意な部分をさらに伸ばしたり、苦手分野を理解するなど目的に応じて使い分けることができるので、多くの受験生にとって取り組みやすいおすすめの日本史の一問一答となっています。
東進 日本史 一問一答 必修版は中堅私大や共通テスト対策におすすめ!
東進の日本史の一問一答には3種類の一問一答がありますが、その中でも共通テスト対策におすすめの参考書は2冊存在します。1つ目は、共通テスト 日本史B一問一答【完全版】 (東進ブックス で2つ目は東進日本史一問一答必修版になります。
この2冊のうち1つを選ぶ際の選び方としては、共通テストのみ日本史が必要な人には共通テスト日本史B一問一答完全版を使い、共通テスト利用などをしながら中堅私大受験も考えているという人には日本史一問一答の必修版をおすすめします。
共通テスト 日本史Bの点数が面白いほど取れる一問一答
この日本史の一問一答は、共通テストの日本史が面白いほど取れるシリーズの一問一答になります。そのため、山川の日本史の一問一答と使い方は似ており、面白いほど取れる日本史とこの一問一答を並行して使うような使い方をおすすめします。
ただし、共通テストを経て国公立大学の試験や私大受験も日本史を使う形で考えているという人にはこの一問一答を使うことはあまりおすすめしません。東進の一問一答の完全版などをおすすめします。
▶︎参考=共通テストの日本史のおすすめの勉強法
【最新】無料で使える日本史一問一答のおすすめアプリ!
日本史の一問一答のアプリは時代の順番に重要事項が2826問あり、早慶などの難関大志望ではなくそれ以下の大学を志望していて、共通テスト対策や中堅私大対策のための問題が中心となっている一問一答になります。
一問一答の勉強法において最も重要なスピード感をもって何回も回すということを移動中や隙間時間でも実現してくれる一問一答のアプリになるので、移動中に紙の一問一答が使えない人や紙だと1個1個に時間がかかるという人にはおすすめの日本史の一問一答アプリです。
日本史の一問一答の学習に合わせてやるべき流れの勉強法
日本史は「流れ」をしっかりと把握することと一問一答形式での知識をインプットすることが両方できれば大幅な得点アップにつながります。
日本史の「流れ」とはただ用語や人物を覚えるのではなく、タテの時代の流れとヨコの地域などの流れを理解することです。
日本史の流れの理解に必要な参考書は下記に述べている「金谷の日本史なぜと流れがわかる本」がおすすめの参考書です。
ぜひ日本史の一問一答と並行して確認してみてください。日本史の一問一答と並行して使う上では金谷の日本史なぜと流れがわかる本などは非常におすすめです。
難関大志望の方は東進の日本史の一問一答などと並行して使うと良いでしょう。
まとめ
ここで、「日本史」の点数を上げるためのおすすめの一問一答を紹介しましたが、「もっと効率的に最短で日本史を習得したい」という方がいたら、その方には日本史以外も効率的な勉強法を知った上で勉強計画を立てて学習を進めることをおすすめします。
もしもっと他に日本史以外の教科のおすすめの勉強法や計画を教えてほしい!という方がいたら、勉強計画を一緒に立ててくれるオンラインの大学受験コーチング塾「スタディチェーン」がおすすめです。
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