イチから鍛える英語長文の使い方とレベルを徹底解説!

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イチから鍛える英語長文のおすすめの使い方と勉強法を徹底解説します。

イチから鍛える英語長文のレベルや難易度についても具体的に解説します。また実際にやってみた上でのおすすめのイチから鍛える英語長文の参考書としての進め方や順番についても紹介します。

逆転合格特化塾塾長 竹本
逆転合格特化塾塾長 竹本

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘

これまで個別指導塾の塾長として早慶に現役生および浪人生を含めて合計で300人以上の合格者を輩出してきました。参考書の使い方や各教科の勉強法について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

イチから鍛える英語長文のレベル

イチから鍛える英語長文のレベルと難易度を段階的に解説します。

イチから鍛える英語長文のレベルと難易度

結論として、イチから鍛える英語長文のレベルは3つのシリーズに分かれており、それぞれ異なる難易度設定となっています。

イチから鍛える英語長文300は基礎から共通テストレベルの参考書です。英語長文の学習を本格的に始める受験生にとって最適な入門レベルの教材となっています。

イチから鍛える英語長文500は共通テストから難関大学レベルの参考書です。共通テストで高得点を取りたい受験生やMARCHレベルの大学を目指す受験生に適した難易度となっています。

イチから鍛える英語長文700は難関大学レベルの参考書です。早慶上智や旧帝大などの最難関大学を目指す受験生が使用すべきレベルの教材となっています。

逆転合格特化塾塾長 竹本
逆転合格特化塾塾長 竹本

【この記事の監修者:逆転合格特化塾塾長竹本明弘

イチから鍛える英語長文は300から700まで段階的にレベルが上がる構成になっています。共通テストレベルから早慶レベルまでカバーできる優れた参考書シリーズです。特に多読多聴の要素を取り入れている点が他の長文問題集と大きく異なる特徴です。

イチから鍛える英語長文の習熟度別のレベル

イチから鍛える英語長文の習熟度別のレベルを解説します。

レベル1は正しい読み方をした上で8割以上の問題が解けるようになった状態です。この段階では全体観を掴むスキミングと設問箇所を精読するスキャニングの技術が身についており、問題演習として参考書を活用できるレベルです。

レベル2はリスニングで全文の内容が理解できるようになった状態です。この段階では音声を聴きながら英語を英語のまま理解する能力が向上しており、根本的な英語力が大きく伸びているレベルです。

レベル3はパラレルリーディングしながら全文の内容が理解できるようになった状態です。この段階では音声と同時に読みながら内容を完璧に理解できるため、速読力と理解力の両方が高いレベルで習得できています。

イチから鍛える英語長文を完璧に習得すれば、300では共通テスト8割レベル、500では難関私大合格レベル、700では早慶レベルの英語力が身につきます。

イチから鍛える英語長文のおすすめの使い方

イチから鍛える英語長文のおすすめの使い方を段階的に解説します。

第1段階:全体観を掴み設問を解く

イチから鍛える英語長文の第1段階では全体観を掴むスキミングと設問箇所の精読を行います。

まずは第1段落と最終段落を全文読み、各段落の最初と最後の1文だけを読みます。これによって文章のテーマと結論、各段落の内容を把握します。この作業は3分から4分程度で終わらせることが重要です。

全体観を掴んだら次は設問箇所を精読するスキャニングを行います。下線部が引いてある場合はその前後や段落を精読し、下線部がない場合でも各段落の最初と最後を読んでいるためどこを読めばよいか判断できます。

問題演習が終わったら解説を読み、なぜその選択肢が正解なのかを確認します。解説の最後にある上手に点を取るポイントというコンテンツにも必ず目を通して応用性の高い読み方を身につけましょう。

第2段階:多読多聴でリスニング力を鍛える

イチから鍛える英語長文の第2段階では題材の英文を使って多読多聴を行います。

まずは付属のCDを聴いて内容が聴き取れるか確認します。最低3回は聴き、それ以上聴いても理解が深まらないと思ったら別冊トレーニングブックで英文と訳を確認します。左ページに白文、右ページに全訳が載っているため大変使いやすい構成です。

リスニングで完璧に意味が理解できるようになったら今度はパラレルリーディングを行います。音声と同時に読みながら意味が理解できるようになるまでパラレルリーディングを繰り返しましょう。

最後に黙読をして英語の順でスピーディーに意味が読み取れるようになっていることを確認します。この段階まで到達すれば根本的な英語力が大きく向上しています。

第3段階:語彙と構文の確認で完成度を高める

イチから鍛える英語長文の第3段階では語彙量を増やし構文理解を深めます。

わからない単語やイディオムがあったら単語帳で調べ、それでも載っていないものは専用のノートに貯めていきましょう。本書の語彙イディオムのページに載っていない単語でも自分がわからなかったものは必ず調べることが重要です。

表現や構文については正しく読み取れている前提ではありますが、少々複雑な文章の構造は表現構文というコンテンツで確認しておきます。特に非制限用法や関係副詞などの理解が難しい英文は丸覚えするような意識で取り組みましょう。

イチから鍛える英語長文は問題を解く力と根本的な英語力の両方を同時に身につけられる一石二鳥の教材です。この3段階の使い方を実践すれば最大限の効果が得られます。

イチから鍛える英語長文の習得にかかる時間

イチから鍛える英語長文の習得にかかる時間を解説します。

イチから鍛える英語長文300は15題収録されており、1題あたり1時間から1時間30分程度かかります。第1段階の問題演習に30分、第2段階の多読多聴に30分から40分、第3段階の語彙と構文の確認に20分程度の時間配分です。

したがってイチから鍛える英語長文300を完全に習得するには約20時間から25時間必要となります。1日1題のペースで進めれば約2週間から3週間で1周できる計算です。

イチから鍛える英語長文500も15題収録されており、長文の難易度が上がるため1題あたり1時間30分から2時間程度かかります。完全習得には約25時間から30時間必要です。

イチから鍛える英語長文700は14題収録されており、最難関レベルの長文のため1題あたり2時間程度かかります。完全習得には約28時間から30時間必要となります。

3冊すべてを習得するには合計で約75時間から85時間必要ですが、この時間をかけて正しい使い方で取り組めば難関大学合格に必要な英語長文の読解力が確実に身につきます。

イチから鍛える英語長文を使う時の注意点

イチから鍛える英語長文を使う時の注意点を解説します。

最も重要な注意点は根本的な英語力がないまま使用しないことです。最低限の語彙量と文法知識がなければ長文問題をいくら解いても成績が頭打ちになってしまいます。

イチから鍛える英語長文300を始める前には英単語帳を1冊、英文法の参考書を1冊は終わらせておく必要があります。具体的には英単語は1800語程度、英文法はネクステージやヴィンテージなどの問題集を2周程度終えている状態が理想です。

また多読多聴の段階を省略しないことも重要な注意点です。問題演習だけで終わらせてしまう受験生が多いですが、それではイチから鍛える英語長文の真の価値を活かせません。リスニングとパラレルリーディングまで必ず行いましょう。

さらに頭から順に文章を読んでいく読み方をしないことも注意が必要です。必ず最初と最後の文、各段落の最初の文を読んで全体観を掴んでから設問箇所を精読する正しい読み方を実践してください。

イチから鍛える英語長文のレベルに合わない参考書を選ばないことも大切です。自分の実力に合ったレベルから始めないと挫折の原因となります。

イチから鍛える英語長文の特徴

イチから鍛える英語長文の特徴をいくつか解説します。

イチから鍛える英語長文の最大の特徴はCDが附属しておりリスニングができることです。リスニングは黙読の上位互換であるため、長文読解対策にリスニングは必須の要素となります。音声を使った学習ができる点で他の長文問題集と大きく差別化されています。

別冊トレーニングブックが付いている点も大きな特徴です。左ページに白文、右ページに全訳が載っているため多読多聴の学習が非常にやりやすい構成となっています。下線やカッコがない地の文章で学習できるのは実戦的です。

設問形式が多様で網羅的である点も特徴的です。下線部和訳、空欄補充、内容一致、内容説明、脱文挿入といった入試で問われることが多い形式が採用されています。志望校が決まっていない受験生も様々な設問形式に触れられます。

解説のポイントに応用性の高い読み方が書かれている点も優れた特徴です。他の参考書はティップス寄りの内容が多いですが、イチから鍛える英語長文は応用性の高い知識が学べます。

全問題に要約文が載っている点も特徴の一つです。自分で要約してみた上でどんな要約が解答になるか確認すれば要約対策にもなります。

イチから鍛える英語長文のメリット

イチから鍛える英語長文のメリットをいくつか解説します。

問題を解く力と根本的な英語力を同時に鍛えられる

イチから鍛える英語長文の最大のメリットは問題を解く力と根本的な英語力を同時に鍛えられることです。

多くの長文問題集は問題を解く力を養うことに特化していますが、イチから鍛える英語長文は多読多聴教材としての特徴も兼ね備えています。これにより英語を英語のまま理解する能力も同時に身につけられる一石二鳥の教材となっています。

リスニングとパラレルリーディングを通じて実際に英語を英語のまま理解する機会をたくさん持つことができるため、根本的な英語力が着実に向上します。

正しい長文の読み方が身につく

イチから鍛える英語長文のメリットは正しい長文の読み方が身につくことです。

本書の冒頭には長文読解力を鍛える10の鉄則が掲載されており、全体観を掴むスキミングと設問箇所を精読するスキャニングという効率的な読み方を学べます。頭から順に読んでいく非効率な読み方から脱却できます。

この正しい読み方を身につければ限られた試験時間の中でより速く正確に問題に答えられるようになります。

段階的にレベルアップできる

イチから鍛える英語長文のメリットは300から500、700と段階的にレベルアップできることです。

基礎から最難関レベルまで段階的に学習できるため、自分の実力に合わせて無理なく進められます。いきなり難しい問題に取り組んで挫折するリスクを避けられます。

イチから鍛える英語長文のレベルを順番に習得していけば確実に英語長文の実力が向上します。

長文前に語句をチェックできる

イチから鍛える英語長文のメリットは問題に入る前に語句をチェックできるページがあることです。

これは長文を読むためには単語の暗記が重要であるというメッセージであり、正しい勉強の仕方まで伝えようとしている点が優れています。語彙力の重要性を認識しながら学習できます。

事前に重要語句を確認することで長文読解がスムーズになり、学習効率が向上します。

イチから鍛える英語長文のデメリット

イチから鍛える英語長文のデメリットをいくつか解説します。

時間がかかる学習法である

イチから鍛える英語長文のデメリットは推奨される使い方を実践すると時間がかかることです。

問題演習だけでなく多読多聴まで行うため、1題あたり1時間30分から2時間程度必要となります。短期間で多くの問題をこなしたい受験生には時間的な負担が大きく感じられるかもしれません。

ただし時間をかけた分だけ確実に実力が向上するため、長期的に見れば効率的な学習法です。

問題数がやや少ない

イチから鍛える英語長文のデメリットは各レベルの問題数がやや少ないことです。

イチから鍛える英語長文300と500は15題、700は14題しか収録されていません。多くの問題を解いて経験を積みたい受験生には物足りなく感じられる可能性があります。

ただし質の高い問題が厳選されており、1題1題を丁寧に学習すれば十分な効果が得られます。

基礎的な語彙力と文法力が必要

イチから鍛える英語長文のデメリットは一定の基礎力がないと効果的に使えないことです。

イチから鍛える英語長文300でも基礎から共通テストレベルの難易度があるため、最低限の語彙力と文法力がなければ理解が困難です。英語が苦手な受験生はまず基礎固めをする必要があります。

ただし本書は長文の読み方だけでなく正しい勉強の仕方まで伝えようとしているため、基礎力さえあれば確実に力がつきます。

イチから鍛える英語長文に関するよくある質問

イチから鍛える英語長文の使い方や選び方に関するよくある質問を紹介します。

イチから鍛える英語長文だけで長文対策は十分ですか?
イチから鍛える英語長文だけでも一定の効果はありますが、過去問演習も必要です。
イチから鍛える英語長文300、500、700の3冊を完璧に習得すれば難関大学レベルの長文読解力が身につきます。しかし志望校の出題傾向に慣れるためには過去問演習が不可欠です。
イチから鍛える英語長文で基礎力を固めた後、志望校の過去問に取り組むのが理想的な学習の流れです。
イチから鍛える英語長文の音声はどのように活用すればよいですか?
イチから鍛える英語長文の音声は多読多聴の段階で積極的に活用します。
まず音声を最低3回聴いて内容が理解できるか確認します。聴き取れない部分があれば別冊トレーニングブックでスクリプトと訳を確認します。完璧に理解できるようになったらパラレルリーディングを行います。
音声と同時に読みながら意味が理解できるようになるまで繰り返すことで、英語を英語のまま理解する能力が大きく向上します。イチから鍛える英語長文の音声活用は根本的な英語力向上に欠かせません。
イチから鍛える英語長文は何周すればよいですか?
イチから鍛える英語長文は最低2周から3周することをおすすめします。
1周目は推奨される使い方に従って全体観を掴み、設問を解き、多読多聴を行います。2周目は間違えた問題を中心に復習し、理解が不十分だった箇所を重点的に学習します。
3周目はリスニングとパラレルリーディングを中心に行い、完璧に内容が理解できるまで繰り返します。イチから鍛える英語長文のレベル3まで到達することを目指しましょう。
イチから鍛える英語長文とやっておきたい英語長文の違いは何ですか?
イチから鍛える英語長文とやっておきたい英語長文の最大の違いは多読多聴の要素があるかどうかです。
イチから鍛える英語長文はCD付きで別冊トレーニングブックもあり、リスニングとパラレルリーディングまで行える構成です。一方やっておきたい英語長文は問題演習に特化した参考書となっています。
根本的な英語力も同時に鍛えたい受験生にはイチから鍛える英語長文が、純粋に問題演習量を増やしたい受験生にはやっておきたい英語長文がおすすめです。
イチから鍛える英語長文はどのレベルから始めればよいですか?
イチから鍛える英語長文をどのレベルから始めるかは現在の英語力によって異なります。
英単語帳を1冊、英文法の参考書を1冊終えたばかりの受験生はイチから鍛える英語長文300から始めるのがおすすめです。共通テストで6割以上取れる実力があればイチから鍛える英語長文500から始められます。
すでにMARCHレベルの長文が読める受験生はイチから鍛える英語長文700から始めてもよいでしょう。自分の実力に合ったレベルから始めることが成功の鍵です。
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