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MARCHの英検利用できる大学と学部について英検2級が使える大学と英検準一級の利用できる大学などそれぞれの倍率や優遇されるシステムについて徹底解説します。
私立難関校群のGMARCHで入試を有利に進める英検利用について2023年度の最新情報をそれぞれ解説していきます。
【この記事の監修者:英検コーチ塾長あき先生】
今回は、GMARCHの中でも英検利用でコスパよく合格できる大学と学部も合わせて紹介して行きたいと思います。
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MARCHの英検利用ってどんな入試?
MARCHの英検利用は大学や学部によって複雑になっているのでまずは英検利用の概要と英検利用のメリットについて解説します。
MARCHは英検2級のハイスコアが有利な場合が多い
結論から述べるとMARCHの英検利用での受験を考える場合においては、英検2級における高得点を目指すのがおすすめです。
英検は英検2級や英検準一級といった区切りではなく、CEFR基準によって明確に区分けされ2300点や1940点など4桁の数字でスコアを表すCSEスコアというシステムが新しくできたのです。
例えば、英検二級に高得点で受かった人と英検準一級にぎりぎりで受かった人はどちらが英検利用で優遇されると思いますか?
答えは前者の英検2級に高得点で受かった人なのです。今まであまりスコアを気にしてこなかった人が多いともいます。しかし大学入試の英検利用ではこのCSEスコアを重視しているケースが非常に多いです。
下の図の日本実用英語検定協会が出している図を見てもわかるように各級のCSEスコアは以下のようになっています。
英検2級は受かったが英検準一級に何度も落ちている人は英検2級を何回も受験して英検2級で高得点をとったほうがいいですよね。
MARCHを英検利用で受験するメリット
MARCHを英検利用で受験するメリットとしては、共通テスト利用の英語の満点換算があることなど得点が加点や換算されるメリットと倍率が下がる可能性のある英検利用入試の2つのメリットがあります。
大学受験での合格を実現するために大切なのは、「できるだけ低い倍率」で「高得点」を取ることです。
だからこそ、上記の2つのメリットからして、MARCHが第一志望の方は特に英検利用でMARCHを受験する方が圧倒的にコスパは良いです。
大学受験で使う英検はいつまでに取れば間に合う?期限は?勉強始めるタイミングも解説!MARCHの英検利用で優遇されること
MARCHの英検利用で優遇されることは大きく分けて三つです。
【1】英語四技能型試験を受験できる
MARCHで英検利用をするメリットとして、まず英語4技能型試験を受験できるため、同じ入試の難易度だとしても倍率が下がる形にて受験が可能です。
英語四技能型入試は出願に英検が必要になり、英検準一級や英検2級それぞれありますが前提として英語が得意な人が集まっているので英語で差はつかず、英語以外の教科で差をつけれる人にはとても有利な英検利用になっています。
加点や換算得点がないので一見するとないがしろにされがちな英検利用の入試方式ですが。定員も少なくないので意外と穴場なのかもしれませんね。
【2】換算得点とされる英検利用
換算得点とは英検の〇級はこのテストでは〇点ぐらいですね。この換算得点の英検利用は各大学によって英検の取得級なのか、CSEスコアなのかが変わってくるので注意して受験大学を見る必要があります。
英語そのものの試験がなくなるのでより勉強が進めやすく、英語が苦手な人はこの換算得点の英検利用はとてもいいともいます。
【3】加点方式の英検利用
加点方式の英検利用は英検の取得級やスコアで入試の点数に加点されるものです。例えば一教科の入試では時の運で点数が変わります。そんな時に何点か加点があれば合格にぐっと近づきます。
加点と言っても少ないか点ですが一点が合否を分ける入試では大事な加点となりますのでこのために英検を取るのも試験に対しての安心感が増しいいのかもしれません。
英検利用は理系でもできる?
英検利用は一見すると文系の入試にしか使われてないようなイメージですが理系にもしっかり英検利用はあります。
例えば東京理科大学のグローバル入試には加点方式と出願資格として英検利用が導入されていますし、東京理科大学の穴場入試としても知られています。
理系の受験生は理科と数学に割く時間が多くなかなか英語に割く時間がないので英検利用を積極的に使うべきだと考えます。
MARCHで英検利用を使う際に注意すべきこと
MARCHの中でも穴場入試となっているのが英検利用であり英検利用の入試で私立難関校に合格するために気を付けてほしいことを二つ選びました。
スコアを狙うのか取得級を狙うのか
MARCHで英検利用を使う際に絶対に注意してほしいことは自分の志望する大学が取得級を重視するのかそれともスコアを重視しているのかと言うことです。
取得級とスコアでは全く勉強法が違ってくるので、ここに注意しておかないと結果的に英検利用ができずに勉強が無駄になってしまいます。
MARCHの一般入試との倍率の差
英検利用するからには一般入試よりも受かりやすくなっているのが大事な要素の一つになります。
英検利用入試を受けるだけで有利になるのですが、後述する大学で気になった大学の倍率を確認してみてください。
自分の受験する大学の倍率は受験生にとってはとても大事な情報ですので絶対に出願する前に必ずチェックしておいてください。
英検scbtは大学受験に使えない?使える?使えない期限は?英検講師が徹底解説!【2023年度最新版】MARCHの大学で英検利用できる学部
2023年度の最新情報でGMARCHの中で英検利用ができる文系の学部を紹介していきます。
GMARCHの明治大学で英検利用ができる学部
明治大学で英検利用ができる学部を紹介します。
明治大学商学部(英語四技能試験利用方式)
明治大学は、英検利用が可能で英検二級が出願資格になっていますが、こちらは出願資格が低いために明治大学商学部の入試の中でもかなり高い倍率であるのでお勧めできません。
しかし英検をせっかく取得しているのなら早慶の滑り止めとして受験するのは英検利用も効率的な使い方かもしれません。
明治大学経営学部(英語四技能試験利用方式)
明治大学経営学部はGMARCHの経営学部の入試の中で一番倍率が低いので英検利用の入試でとてもお勧めできます!加点方式の英検利用の試験ですが各技能の点数に制限があるので注意が必要です。
- 2200(各技能530)で出願可能、加点なし。
- 2467(各技能570)で加点20点。
- 2630(各技能610)で加点30点。
明治大学国際日本学部(英語四技能試験利用方式)
明治大学国際日本学部は出願資格として英検利用がありますが準一級となっておりかなり難易度が高いです。
そのせいか英検利用の倍率は年によっては2倍を切ることがあるので特に英検利用での受験がおすすめです。
引用)明治大学公式HP
GMARCHの青山学院大学で英検利用ができる学部
青山学院大学で英検利用ができる学部を紹介します。
青山学院大学国際政治経済学 国際政治学科(B方式)&国際政治経済学部 国際コミュニケーション学科(B方式)
こちらは英検利用の出願資格として英検準一級が採用されていますが、共通テストも必要になるので第一志望が国立や早慶の人は勉強量が増え効率が悪いのでお勧めできません。
英検利用の試験内容は以下のようになっています。
大学入学共通テスト→国語(近代以降の文章)40点、英語(リーディング、リスニング)60点の計100点
独自問題→「地理歴史、公民」(「政治・経済」、17世紀以降の「世界史」、17世紀以降の「日本史」)、読解力・論理的思考力を問う問題(問題に英文を含む)の論述・総合問題で100点
青山学院大学総合文化政策学部 総合文化政策学科
MARCHのAである青山学院大学の総合文化政策学部は出願資格として英検利用が可能ですが級は関係なく完全にスコアで判断されます。
こちらも共通テストを利用する形になるので前述したように余裕のない方にはおすすめできません。
GMARCHの立教大学の英検利用について
立教大学で英検利用についてですが、立教大学はすべての学部において英検利用をすることができます。
MARCHのRである立教大学の英検利用はかなり特殊になっており英検のスコアまたは共通テストの英語の点数となっており英検のスコアがどれくらいに換算されるか明かされていません。
これは私の推測ですが英検利用で有利になる大体CSEスコア2300あたりが目安になってくると思います。
GMARCHの中央大学で英検が利用できる学部
中央大学で英検利用ができる学部を紹介します。
中央大学経済学部(英語四技能試験利用方式)
英検二級以上が英検利用の出願資格になり、英検を150点満点で換算し得点とします。経済学部の試験はフレックス入試と違い倍率も高くないので受かりやすいと言えます。
中央大学文学部(英語四技能試験利用方式)
中央大学では、英検利用の出願資格として英検準一級以上とし、それ以上であれば英語が試験では免除されています。中央大学に限らず大学受験において英語が免除になれば確実に入試は有利に進みます。
中央大学総合政策学部(英語四技能試験利用方式)
英検利用の出願資格で英検スコア2304点以上の高得点を要しますが倍率も低く中央大学の中でも穴場学部であります。
中央大学国際経営学部(英語四技能試験利用方式)
英検利用では英検スコア1940点以上が得点換算となりますがこの試験は試験の三分の二を英検が占めますので英語が得意な人にはとても有利な入試になっています。
中央大学国際情報学部(英語四技能試験利用方式)
英検利用の出願資格としてCSE2.0スコア2300以上かつ各技能500以上(受験級は英検準1級以上であること)
試験が国語の一科目なので国語が得意な人はとても有利になると思います。
引用)中央大学公式HP
GMARCHの法政大学で英検利用が可能な学部
法政大学で英検利用ができる学部を紹介します。
法政大学は全学部の個別試験で英検利用が可能
英検利用の入試は学部ごとに指定された数学か国語で合否が判断されます。
[英検準1級以上が必要な学部]
- 法学部国際政治学科/国際文化学部/法学部法律・政治学科/文学部英文学科/経済学部国際経済学科
[2級以上かつCSE2.0スコア2150点以上が必要な学部]
- 現代福祉学部
法政大学グローバル教養学部
出願資格と得点換算の英検利用では満点は取れませんがTOEICのハイスコアは時間を要するので英検が一番高得点を取るには最適だと思います。
英検利用の得点が150点満点で取得級に応じて点数がもらえます。英検1級以上であれば140点換算となり、英検準1級かつCSE2.0スコア2500点以上であれば130点換算となります。
引用)法政大学公式より英語外部試験利用入試
他にも日東駒専の英検利用入試について気になるという方は以下もぜひ参考にしてみてください。
日東駒専の英検利用入試について徹底解説!英検は有利?使える?GMARCHの学習院大学で英検が使える学部
GAMRCHの学習院大学で英検が利用できる学部を紹介します。
学習院大学法学部
学習院大学法学部では、英検準一級を持っていると英検利用が公募型の推薦入試において英検利用が可能となります。
- 英検準一級の合格およびCSEスコアにおいて2304を超えた場合に英検利用が可能
学習院大学国際社会学部プラス試験
学習院大学の国際社会学部プラス試験では以下のように英検2級から英検準一級もしくは英検1級を持っていると英検利用ができます。
- 英検1級で2630点をとると学習院大学の個別入試の150点(満点に相当)に換算されることになります。
- 英検準1級で2540点をとると学習院大学の個別入試の140点に換算されます。
- 英検準1級で2304点をとると学習院大学の個別入試の130点に換算されます。
- 英検2級で2260点をとると学習院大学の個別入試の120点に換算されます。
- 英検2級で2120点をとると学習院大学の個別入試の110点に換算されます。
- 英検2級で1980点をとると学習院大学の個別入試の100点に換算されます。
引用)学習院大学公式HPより一般選抜募集要項
学習院大学の国際社会学部では、英検利用は可能ですが英検2級の合格点だと全体の6割程度なので周りと差をつけたいのなら英検準一級または英検2級のハイスコアを目指すべきでしょう。
英検2級でハイスコアを出すことで英検準一級レベルのスコアを得ることができます。
まとめ
MARCHの大学受験において英検を利用することですが、全体的に受験に有利に繋がるケースばかりなので高校2年生の方は先に英検を取っておくことをおすすめします。
また、受験生は英検学習における勉強期間は極力短くして、本来の試験に集中できる状態を目指すことがとても大事です。
そのためにもぜひ英検は一発で合格できるよう受験勉強頑張ってください!
- ①英検利用はGMARCHの受験には有利になる
- ②自分の志望校に合わせた英検利用を使うべき!
- ③英検利用を積極的に検討しよう!
最後に実際に4ヶ月で英検2級と英検準一級に合格された方の合格までのストーリーを紹介します。
実際にMARCHの英検利用を考えている方はこの4ヶ月での英検2級と英検準一級のダブル合格を実現できれば非常にコスパの良い大学受験になるでしょう。
4カ月で英検2級と英検準一級にダブル合格!英検合格に向けて英語力を急成長できた理由とは?