英語初心者の救世主！PHLIGHT英会話が実現する『話せる』を重視した新発想コーチング

現代社会において、英語力の重要性はますます高まっています。しかし、多くの日本人にとって英語学習は依然として高いハードルとなっているのが現状です。特に、初心者にとっては、どこから始めればよいのか、効果的な学習方法は何かという悩みが尽きません。

そんな中、フィリピン人講師の強みを活かし、楽しみながら着実に英語力を向上させる新しいアプローチで注目を集めているのが「PHLIGHT（フライト）英会話」です。初心者向けの3ヶ月コーチングプログラムを中心に、独自のメソッドで英語学習の常識を覆す革新的なサービスを展開しています。

今回は、PHLIGHT英会話のCEOである嶋村卓亮氏にインタビューを行い、サービスの特徴や今後の展望について詳しく伺いました。英語学習に悩む方々に新たな希望を与える、その革新的なアプローチとは一体どのようなものなのでしょうか。

フィリピン人講師との出会いが生んだ、革新的な英語学習サービス

ーまず、PHLIGHT英会話の概要について教えてください。

嶋村卓亮CEO：我々の英語コーチングは「初心者の方が安心して受講できるプラン」という形で提供しており、ほとんどの方が初心者です。3ヶ月で英語を文で聞き取り、話せるようにすることを目標に、英語の基礎力を完成させるというテーマで提供しています。

多くの受講者は20代後半から30代の社会人で、ビジネス目的の方とそうでない方が半々くらいですね。過去には中学生で「ニューヨークにバレエ留学に行くための準備をしたい」という方もいましたが、現在は主に社会人の方が中心となっています。

PHLIGHT英会話は、”フィリピン”がルーツとなっています。フィリピン人講師と一緒にイノベーティブな英会話を提供していこうというのが、学校のコンセプトです。もちろん、「英語を楽しくする」「世界を広げる」をミッションに掲げていますが、受講者さんの本質的なニーズは「話せる」という成長実感だと考えています。

PHLIGHT英会話のアプローチは、まず英語を楽しんでもらうことで学習を継続させ、その結果として話せる実感を持てるような状態を作っていくというものです。

初心者の不安を解消する、3ヶ月集中コーチング

ー他の英会話サービスとの違いや、コーチングプログラムの特徴を教えてください。

嶋村：一般的な英会話スクールと同様のプランもありますが、初心者の方が安心して基礎を作れるように「初心者3か月パック」というプランがあることはPHLIGHT英会話の大きな特徴となっています。

そして、フィリピン人の講師を採用しています。

PHLIGHT英会話のコーチングプログラムでは、短期集中で日本語のサポートがあり、日本人の説明も付いています。しっかりとコーチングをして伴走しながら基礎を完成させることを目指しています。

ーフィリピン人講師を採用している理由や、その強みについて詳しく教えてください。

嶋村：フィリピン人講師の最大の強みは、英語学習者としての経験があるため、日本人学習者の躓きポイントをよく理解していることです。日本人が固まってしまったり悩んだりした時に、何で悩んでいるのか、どういう気持ちなのかを深く共感できるんです。

また、同じアジア人として文化的な共通点もあり、学習者に寄り添ったフォローアップができます。例えば、質問を細分化して簡単にしたり、まず単語だけで良いので思いを伝えてもらったりと、段階的に「はしごをかける」ようなレッスンができるのです。

さらに、フィリピン特有のホスピタリティも大きな強みです。日本人学習者は英語を話す際に「メンタルブロック」と呼ばれる心理的バリアを作りがちですが、フィリピン人講師の親切さや笑顔がそのバリアを取り除くのに効果的なんです。

独自のメソッド「リキャスト」で、自然に正しい英語を身につける

ー具体的な指導方法や、特徴的なアプローチがあれば教えてください。

嶋村：我々が重視しているのは「リキャスト」というメソッドです。これは、学習者が言った内容を正しい文法で言い直すというものです。例えば、学習者が “Yesterday, I go to the park with my friend.” と言ったとすると、講師は “Oh, yesterday, you went to the park with your friend.” と過去形に直して返します。

このアプローチにより、学習者は自然に正しい文法を学べますし、自分の間違いに気づくきっかけにもなります。我々はこれを「会話に寄り添う」と呼んでいますが、このように相手の言いたいことをしっかりと理解し、正しい英語で表現できるようサポートすることで、「言いたいことが英語になる」という目標を実現しているんです。

3つの柱：「文法基礎」「発音・リスニング」「実践的会話」

ーコーチングプログラムの具体的な内容について教えてください。

嶋村：我々の3ヶ月コーチングプログラムは、大きく3つの柱で構成されています。

1つ目は文法基礎の完成です。内容としては中学英文法プラスアルファくらいですが、これを3ヶ月でしっかり理解し、かつスピーキングで使えるようにします。

2つ目の柱が音の理解と発音です。英語は日本語と全然音のメカニズムが違うので、まず1ヶ月くらいかけて発音の違いや音声変化のルールをしっかり学びます。その後の2ヶ月間は、動画を使ってトレーニングします。主にリスニングで理解力を養いつつ、オーバーラッピングやシャドーイングという手法で練習して、自分で発音できるようにしていきます。

最後、3つ目の柱は、言いたいことを英語にする実践的会話力の向上です。例えばビジネス目的の方であれば、自社について、自分の思いについて、自社のサービスについて語れるようになりたいという方が多いので、それを自分で文章にできるようにしていきます。まず自分で頑張って文にしてもらい、できていない部分を日本人のコーチや外国人のコーチが直していくことで、実際に使える英語を身につけていきます。

オンラインと教室型、多彩な学習スタイルを提供

ー提供しているプランや学習スタイルについても教えてください。

嶋村：英会話教室に関しては、ライトプラン、レギュラープラン、プレミアムプランという3つを用意しています。ライトプランは週1回程度、レギュラープランはそれ以上の頻度で、プレミアムプランは教室では珍しい通い放題のプランになっています。

現在、渋谷区の恵比寿に教室があり、今年の12月には銀座にも新しい教室をオープンする予定です。今後も教室数を増やしていく計画があります。

オンラインの方もライト、レギュラー、プレミアムの3つのプランを用意しています。どちらも「パーソナル英会話」という形で提供しており、最初に日本人のカウンセラーが詳しく話を聞いて、個人の目的、目標、レベル、性格などを考慮した上で、一人ひとり専用の学習プランを作成します。

例えば、「海外旅行を楽しめるようになりたい」という方がよく来られますが、そういった方には旅行で困らない程度の表現力を身につけることを目標に、現在のレベルから目標に到達するためのアプローチを考えた学習プランを作成します。

英語を通じて世界を広げる、新たな挑戦

ー今後、さらに強化していきたい点や新しい取り組みがあれば教えてください。

嶋村：私たちは「フィリピンの先生たちと一緒に英語を楽しくし、世界を広げていきたい」という大きな目標を掲げています。その結果として、英語を話せる実感が持て、世界や自分をより好きになっていくことが実現できると考えています。

これから強化していきたいのは、イベントやコミュニティの部分です。実際に、フィリピン料理を皆で食べに行ったり、生徒さんと一緒にフィリピンに旅行に行ったりするイベントを実施しています。これまでは小規模で行ってきましたが、今後はこれをもっと定常化させ、多くの人が気軽に海外文化に触れられるようにしていきたいと考えています。

実際に生徒さんとフィリピンに行くと、オンラインで習っている先生と対面で話せたり、私が英語を使っている様子を見てもらえたりします。これが「自分も話せるようになった」という実感につながるんです。こういった瞬間を提供するためにも、イベントやコミュニティの強化は重要だと考えています。

実際に、我々の生徒さんの中には、フィリピンでクリニックを開業したい医師や、フィリピンのカカオを使って高級チョコレートを作る食品関係者など、英語を活用して自己実現を果たす方も出てきています。こういった形で、英語学習が実際の人生の広がりにつながっていくのを見られるのは、我々にとってとても嬉しいことです。