英語学習の常識を覆す!”音”から入る革新的アプローチ – Nice to meet you!英語コーチング 田中節子氏にインタビューしました!

「英語が話せたら…」そんな思いを胸に秘めながら、なかなか上達の実感が得られない。多くの日本人が抱えるこの悩みに、革新的な解決策を提示する方がいます。

「Nice to meet you!英語コーチング」代表の田中節子氏。50歳を過ぎてから驚異的な英語力向上を遂げた彼女が編み出したのは、従来の常識を覆す「発音」重視のアプローチです。

「年齢に関係なく、3ヶ月で英語を話すようになる」—— そんな大胆な主張の真相に迫るべく、田中氏にインタビューを敢行しました。

彼女が語る英語学習法は、単なるテクニックではありません。それは、言葉の本質に迫り、コミュニケーションの喜びを取り戻す旅路です。

このインタビューを通じて、あなたの中で眠っている「英語を話すことができる自分」に出会えるかもしれません。英語学習の新たな地平を切り開く、田中節子氏の熱いメッセージをお届けします。

英語学習の常識を覆す革新的アプローチ

ー本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございます。まずはじめに、どのような方を対象に、どういった指導を行っているのか、概要について教えてください。

田中 節子代表:年齢層は幅広く、25歳以上の方が多いですが、60代の方もいらっしゃいます。30代、40代の方が中心となっています。私のコーチングの強みは、モチベーションを維持させ、ゴールまで走り切ることです。お子様は少なく、大人の方が多いですね。

上級の方、例えばIELTSで高得点を目指す方などもいらっしゃいましたが、基本的には中級者で、私が英語を見られる範囲の方を対象としています。

私は英語の内容を教えるだけでなく、英語学習を正しく続けてゴールに到達できるようサポートすることが仕事だと考えています。単に「これをやってください」で終わるのではなく、学習方法や進捗状況を日々確認し、必要に応じて調整を行います。

英語コーチングサービス設立の経緯

ーこのサービスを立ち上げた経緯やきっかけについて教えていただけますか?

田中:私は典型的な日本人で、学校教育で英語の受験勉強をしてきました。外資系企業に勤めていた時期もありましたが、読み書きはできても会話になると寡黙になってしまう状態でした。海外出張にも行きましたが、ネイティブの英語が飛び交う中で何を言っているのかほとんど理解できませんでした。

その後退職し、20年間主婦をしていましたが、”英語コンプレックス”は常に持っていたんです。

転機は、パートタイムの仕事先で突然、海外の取引先とのコミュニケーションを任されたことでした。商談を行っていた唯一の英語話者の急逝により、英語でのコミュニケーションを担当することになったのです。3か月後にはインドからの来客とのミーティングがあると言われ、死に物狂いで英語を勉強しました。

この機会を最後のチャンスだと捉え、20年間抱えてきたコンプレックスを克服しようと決意しました。3か月間、必死に勉強し、様々な方法を試しました。そして、実際に英語でミーティングをこなした時の感動は忘れられません。50歳を過ぎてからこのような経験ができたことに、新しい世界が開いたと実感しました。

この経験から、「日本人は皆、英語の知識はあるのに、何かが違っているだけだ」と気づきました。正しい道筋さえつければ、3か月から半年である程度のコミュニケーションができるようになるのです。特に、発音の重要性に気づき、正しいコーチングのもとで正しい発音を学べば、短期間で話せるようになるという確信を得ました。

この体験を他の人にも共有したいと思い、周りの人に声をかけてみたところ、多くの人が同じような悩みを抱えていることがわかりました。少しずつ指導を始めると、「なぜもっと早くこういうことを教えてもらえなかったのか」という声が多く聞かれ、これが起業のきっかけとなりました。

他の英会話サービスにない特徴とアピールポイント

ー他の英語コーチングサービスとは異なる特徴や、アピールポイントについて教えてください

田中:最大の特徴は、「発音」を極めて重視していることです。多くの人は英語を話そうとすると、まず文法やボキャブラリーに注目しがちです。しかし、英語と日本語の”音”が根本的に違うことに着目する人は少ないのです。そして、それを正しく教えてくれる人はもっと少ないと感じています。

日本語と英語の音の違いを理解すると、頭の中でいちいち理解した英単語から自分の知っているカタカナ英語、そして日本語へ、という作業が必要なくなります。音をキャッチするようになると、英語の理解が驚くほど早くなります。ネイティブの発音が早くて聞き取れないのではなく、音が分かっていないから聞きとれないだけなんです。

私のコーチングでは、まず1〜2か月間、発音を徹底的に学びます。英語の音を正しく理解するだけで、驚くほど理解力が向上します。

もう一つの特徴は、コーチングそのものです。英語を教えるのが仕事ではなく、正しい学習を続けてゴールに到達してもらうことが私の仕事です。ほぼ毎日、SNSでのやりとりを通じて学習状況を確認し、その人の生活に合わせた学習環境を整えていきます。

さらに、受講者の英語力を正確に評価し、必要なスキルを見極めることも重要です。多くの方は自分に何が足りないのかを正確に把握できていません。そこで、現在の能力を適切に評価し、目標達成のために必要な学習計画を立てて提示します。

発音重視のアプローチの効果

ー発音を重視されているとのことですが、その効果について具体的に教えていただけますか?

田中:発音を重視することで、驚くほど早く英語が聞き取れるようになります。例えば、レッスンを1、2回受けただけで、ドラマの英語の単語が少し聞き取れるようになったという方が多くいらっしゃいます。脳が音を理解する瞬間、本当に変化が起こるんです。

英語と日本語は発声から違います。呼吸の仕方も異なります。まずそこから入らないと、正しい音は絶対に出ないんです。多くの方は、「こんなこと教えてもらったことがない」と驚かれます。

英語の歌を歌って覚えるのも非常に効果的です。歌は文章からではなく音から入るので、まず音を頭が認識し、その後で意味を理解するという順序になります。これは自然な言語習得のプロセスに近いんです。

ただし、大人の脳は知らない音を正しく認識するのは難しいので、まず理論を覚え、それを体で実践できるようになってから正しい音にたどり着くというアプローチを取っています。これにより、より効率的に発音を習得できるのです。

指導の際に意識していること

ー受講者を指導する際に特に意識していることや方針があれば、教えてください。

田中:最も意識しているのは、なぜ英語を学んでいるのか、ゴールを達成した自分はどうなっているのかを常に意識してもらうことです。単に英語を学ぶことが目的にならないようにしています。

毎日の学習記録をつけてもらい、それを私に送ってもらいます。その際、なぜこれをやっているのか、ゴールを達成した自分をイメージできたかをチェックしてもらいます。完璧にできない日があっても構いません。大切なのは、基本的に毎日取り組むことです。3か月から半年の間は、英語学習の優先順位を上げてもらいます。

また、何ができるようになったかを言語化してもらうことも重視しています。前回できなかったことで今できていることは何か、なぜそれができるようになったと思うかを表現してもらいます。これにより、学習の成果を実感し、モチベーションを維持することができるのです。

発音のレッスンは週に1回行いますが、その際に1週間の振り返りをします。「前にできなかったことで、今できていることは何か」「なぜそれができるようになったと思うか」を言語化してもらいます。これができると、上達の速度が全然違うんです。

柔軟なコースプラン設定

ー提供しているコースやプランについて詳しく教えてください。

田中:標準的なプランはありますが、基本的には各受講者の状況に合わせてカスタマイズしています。通常は3か月から半年程度の短期集中型で、前半1〜2か月で発音を重点的に学び、並行して個人の目標に向けた学習を進めます。後半は各自の目標に特化した学習を行います。

例えば、海外出張でのプレゼンテーションが決まっている場合など、具体的な目標日がある場合は、そこに向けて学習計画を立てます。私一人で全てを担当しているため、受講者の都合に合わせて柔軟に対応できるのが大きなメリットです。

仕事を持っている方や専業主婦の方など、生活リズムが全く異なる方々がいらっしゃいますので、それぞれの生活パターンに合わせて、必要な英語力を身につけるための最適な学習方法を一から考えています。

レッスンの回数や時間を固定せず、必要に応じて柔軟に対応します。例えば、特定の分野で躓いている場合や、底上げが必要な場合は、予定外でも1時間のレッスンを入れるなど、柔軟に対応しています。

料金設定は、3か月または6か月のパッケージプランが基本です。完全なマンツーマンですが、一般的な英会話スクールのマンツーマンクラスよりもリーズナブルな価格設定になっています。個人で運営しているため、場所代や教材費などのコストを抑えられることが、価格を抑えることができる要因となっています。

お子様の場合は例外で、学習塾と同程度の月謝制で行っています。これは、大人向けのコーチングとは異なり、より一般的な学習塾のスタイルに近い形を求められることが多いためです。

今後の展望と強化したい点

ー今後さらに強化していきたい点や取り組みたいことがあれば教えてください。

田中:これまでの経験から、学習の成果を実感できる仕組みづくりが重要だと感じています。現在も、できるようになったことを言語化してもらうなどの取り組みを行っていますが、さらにそれを強化するシステムを作りたいと考えています。

受講者の方々に、学習過程でワクワクしながら成長を実感してもらえるような仕組みを構築することが、今後の課題です。具体的なアイデアはまだ実行段階には至っていませんが、より効果的な方法を模索しています。

例えば、学習の進捗をビジュアル化したり、小さな達成感を積み重ねられるような仕組みを取り入れたりすることで、モチベーションの維持と向上につながるのではないかと考えています。また、受講者同士が刺激し合えるようなコミュニティ作りも検討中です。

さらに、オンラインツールを活用して、より効率的かつ効果的な学習環境を提供することも考えています。ただし、個別対応の良さを失わないよう、バランスを取りながら進めていく必要があります。

入会を検討している方へのメッセージ

ー最後に、サービスを検討している方へメッセージをお願いします!

田中:まず皆さんに伝えたいのは、「あなたが思っているよりも、あなたは英語ができます」ということです。多くの人が学校の英語の成績にトラウマを抱えていますが、英語は勉強ではなくコミュニケーションなのです。間違いを恐れる必要はありません。

日本人の多くは、すでにコミュニケーション能力の基礎はできているのです。ただ、それを引き出す正しい方法を知らないだけ。この「英語難民」の方々に希望を与えたい、これが私の使命であり、モチベーションなのです。

私自身、50歳を過ぎてから英語でのコミュニケーションができるようになりました。年齢は関係ありません。正しい方法で学べば、短期間で大きな変化を実感できるはずです。

もし私のアプローチに共感いただけた方がいらっしゃれば、ぜひNice to meet you!英語コーチングをご検討ください。一度に対応できる人数には限りがありますが、ご縁があればぜひお手伝いさせていただきたいと思っています。

英語学習の旅は、決して楽ではありませんが、とてもワクワクするものです。新しい世界が開けるのを実感できるはずです。一緒に、あなたの英語の可能性を最大限に引き出していきましょう。