コーディネーション運動で全身が思い通りに動く力を「からだ機能スポーツ教室」

3歳から12歳の子どもたちを対象に、楽しく運動能力を高めるレッスンを提供する体操教室「からだ機能スポーツ教室」。

鉄棒、マット、跳び箱といった基本種目に加え、独自のコーディネーション能力向上プログラムで、運動が苦手な子も笑顔で取り組める環境づくりに力を入れています。

少人数制と褒める指導で、子どもたち一人ひとりに合わせた成長をサポートする同教室の活動について、副田秀幸さんにお話を伺いました。

子どもたちの運動能力向上をサポートする独自プログラム

ーどういった方を対象にどのような指導をされていらっしゃいますか?

副田さん:対象としている年齢は主に3歳から12歳までのお子さんです。

レッスンの内容は鉄棒、マット、とび箱の体操種目3種類に加えて、コーディネーション運動の項目に沿ったオリジナルのプログラムを作成して、指導を行なっています。

ーそのコーディネーション運動にはどんなメリットがあるのでしょうか?

副田さん:おおよそ3歳から10歳ぐらいお子さんはゴールデンエイジと呼ばれていて、運動神経を高める上ですごく大事な年齢とされています。

コーディネーション運動というのは体を動かすだけじゃなく、考えながら動かしたり、運動神経を鍛えるためのトレーニングです。

子どもの運動離れを解消し、生涯スポーツの基礎を育む

ーこの教室がはじまった経緯についてお伺いできますか?

副田さん:1つはお子さんだけでなく、運動をすること、体を動かすことは生涯を通して大切というところが、根幹にあります。

そんな中、公園が減っていったり、子供の運動離れが問題視されてることから、「運動の楽しさを知ってもらいたい」という点が当教室の理念でもあります。

少人数制と個別指導で子ども一人ひとりに合わせたレッスンを提供

ー他のスクールにはない特徴であったり、スクールとしてのアピールポイントはどういったところだとお考えですか?

副田さん:レッスンでは最大で12人と少人数です。

体操種目の練習に関しては、レベルを高いものを求めるというより、運動が苦手な子でも体育の授業で付いていけるレベルに到達しようということを目標にしています。

指導する時には個別に練習種目を分けてたり、1対1で指導する時間も多いのが特徴で、それぞれのお子さんの能力に沿ったレッスンを一番に考えています。

お子さんが楽しく参加できることを大切にしていますので、厳しい指導をするっていうより、褒めることを大事にしています。

子どものモチベーションを高め、楽しく学べる環境づくり

ーレッスンの中で大切にしていることや工夫していることはありますか?

副田さん:レッスンで一番大切にしていることは、子どもたちのモチベーションをいかに上げられるかです。

先ほどの指導の方法と近い部分があるのですが、お子さんが出来たことに対して褒めること。

お子さんのモチベーションが上がれば、自然と取り組む姿勢が変わってきますし、そこが高まっていけば、より練習も変わってくると実感しています。

企業理念として掲げているのは「とにかく楽しく運動が出来ること」ですので、レッスンの時に少しでも子供の笑顔が増えるようなレッスンが出来るように取り組んでいます。

年齢や発達段階に合わせた4つのコース展開

ー実際に提供しているコースについて教えてください。

副田さん:当教室では今4種類コースを開講しています。

3歳から5歳くらいの年少さんから年中さんくらいのお子様が在籍しているキッズBコース、4歳から年長さん6歳のお子様が在席してキッズAコースがあります。

また、ジュニアBコースには小学1年生から3年生、4年生程度のお子様、ジュニアAコースには小学校4年生から6年生ぐらいの割合が多いクラスになってます。

より1人1人のニーズにあった指導を

ー今後強化されたいとお考えのことや、新たに取り組んでみたいと考えていることはありますか?

副田さん:レッスンに関しては、さらに楽しく取り組んでもらえることを追求していきたいと思っています。

体操種目に関しても、子どもたちがよりレベルアップしていけるような種目を考えている状況です。

技を1つ1つ覚えていくというよりかは、関連性がある種目を用意してあげることで、言葉で伝えるより自然に取り組めるのではないかなと考えています。

運動が苦手な子こそ、楽しく学べる環境で成長を

ー入会を考えていらっしゃる方にメッセージお願い出来ますでしょうか?

副田さん:今通っているお子さんたちも笑顔でレッスンしている状況が作れています。

どんなレッスンをしているのか、ぜひ体験に来ていただけたらと思います。

小学生だけでなく、運動が苦手だと運動をしないという流れになるご家庭も多いと思いますが、苦手だからこそ楽しく取り組める環境があれば、運動も好きになっていくことを実感しています。

小学校の体育についていけない、運動は苦手と思っている方こそ、体験していただけると嬉しいです。