北海道・札幌を拠点に活動する澤田まさ子ヴァイオリン教室は、3歳のお子様から大人まで幅広い年齢層の生徒が在籍する個人レッスンの音楽教室です。約40年にわたる指導経験を通じて、単なる技術習得にとどまらない「音楽と共にある豊かな人生」を育む教育を行っています。
家族から始まりどんどん作り上げた音楽の輪
この教室が始まったのは、自身の子どもたちに音楽を教えたいという想いからでした。子どもに本気で向き合おうとしたとき、自分も先生としての顔を持つ必要があると感じました。初めは北海道北広島市で音楽教室を開き、のちに札幌市に転居。
近郊の地域で、ときには出張レッスンをしながら、気が付けば約40年の間音楽教室を続けていました。指導の傍ら、自身も地域の複数の団体で音楽家として参加し、コンサートミストレスとして舞台に上がることもあります。70歳の節目に、音楽仲間と共に主催する自身の古希コンサートも3年連続で開きました。
子どもの生徒には、先生として、1人の人間として、音楽を通じて対等に向き合う指導をしています。娘は現在ヴァイオリニストとして活動しており、生徒からも、世界的なヴァイオリニスト成田達輝を輩出しました。彼が今も変わらず「先生」と訪ねてきてくれることは何よりの喜びです。
大人の生徒には、人生を通して音楽を楽しめるようになってもらいたいと願い、自身の生徒達で構成したフィオーレ弦楽合奏団を設立。団では定期発表会にとどまらず、慰問のボランティア活動を行っています。
人前で弾く喜び、誰かに喜んでもらえる喜び、聴く側も演奏する側も、双方が音楽の喜びの享受する場所を作り上げています。
多様なレッスン形態と合奏団による学びの拡張
教室では、1回50分、月4回・月2回・ワンレッスンといった形式でレッスンを提供しており、初級・中級・上級とレベルに応じて内容も調整しています。
初級:月4回1万。中級:月4回1万2千円。上級:月4回1万5千円。
3歳から始めるお子様もいれば、10年以上継続している生徒も多く、さらには大人になってから音楽に触れたいという方もいらっしゃいます。そのような多様なニーズに応えるため、柔軟なレッスン体制を整えています。
また、ただ個人レッスンを行うだけでなく、教室内に「フィオーレ合奏団」を組織し、定期的な練習や演奏会、外部からの依頼演奏などを通して、仲間と共に音楽を奏でる喜びを体感できるような場づくりも行っています。
合奏は一人の力ではなく、皆で音を合わせることで生まれる一体感と高揚感を学ぶ貴重な機会になっています。練習に参加する生徒たちは年齢も技術もさまざまですが、共通するのは「音楽を楽しみたい」という気持ちです。そこに境界はなく、どの生徒も主役として舞台に立つことができます。
生徒の可能性を信じ、成長を後押しする姿勢
私自身が一貫して心がけているのは、「やりたい」という気持ちを何よりも大切にすることです。生徒の中には、始めたばかりのころは不安そうにしていた子も、少しずつ自信をつけ、舞台に立つまでに成長する姿を何度も見てきました。
「ここまでしかできない」と制限を設けるのではなく、「まだまだ伸びるはず」と可能性を信じることで、生徒は自分自身の殻を破り、成長していくのだと実感しています。
教える立場であっても、私自身が生徒から学ぶことも多くありますし、「一緒に進んでいく仲間」として関わる姿勢を忘れないようにしています。
自分以上に優れた感性を持つ子どもたちに出会うたび、その可能性を潰さないようにしたいと強く思います。ときには悩んだり、うまくいかないこともあるけれど、そのたびに一緒に考え、支え合うことで信頼関係が生まれます。教えるという行為そのものが、私にとっても大きな学びの時間です。
音楽を通して人生そのものを支える教室の取り組み
この教室では、音楽のスキルを磨くだけでなく、人とのつながりや舞台経験を通じて成長できるよう、多くの工夫を行っています。
例えば、おさらい会や発表会、クリスマス会などのイベントは、ただの行事ではなく、生徒たちが自分の努力を表現する貴重な機会です。人前で演奏するという経験は、音楽面だけでなく、自己表現や人間関係の面でも大きな成長につながります。
長く応援しているHBCジュニアとどさんこジュニアオーケストラといった地域のジュニア団体でも、多くの子どもたちの成長に立ち会ってきました。
子どもたちがプロになる姿を見るのはもちろん嬉しいですが、それ以上に、音楽を通して前向きな人生を歩んでいる姿を見ることが、教師としてのやりがいに繋がっています。
音楽を通じて人と向き合う。未来への想いと願い
最も大切にしているのは、「音楽を通じて人と向き合う」という信念です。音楽は、生活の中に自然と入り込んでくるものであり、特別なものでなくとも日常の中に寄り添ってくれる存在です。
生徒達が音楽を享受し、それぞれの子どもたちの成長に寄り添い、可能性を閉ざすことなく導いていくこと。音楽を通して豊かな人生を送ってほしいという想いから、一人ひとりの能力や希望に合ったペースでの指導を心がけています。
世界各地で音楽活動を志す仲間との出会いを通して、私自身も刺激を受けており、今後も人と人が音楽でつながる場所として、教室を育てていきたいと考えています。
澤田まさ子ヴァイオリン教室は、単なる音楽の習い事の場ではなく、人生の節目を彩る場として、多くの生徒やご家庭に愛されてきました。
音楽が人の心に与える力を信じ、これからも、音楽の力で一人でも多くの人が笑顔になれるような教室であり続けたいと願っています。