86年の歴史 – 高島珠算学校が大切にする『そろばんをやっていて良かった』と思える指導

創業86年の歴史を持つ高島珠算学校。

3代目となる髙島優子さんは、幼児から大人まで幅広い年齢層にそろばん指導を行っています。

充実した講師陣による手厚い指導と、早期教育への注力が特徴的な同校の取り組みについて、お話を伺いました。

教室概要

ー どういった方を対象にどのような指導をされていますか?

髙島さん:幼児から大人までを対象とした教室で、そろばんと暗算が主軸ですが、それ以外にも学校の算数ドリルや、パソコンを使用したフラッシュ暗算など、頭脳の能力開発にも力を入れています。

設立の経緯とそろばんとの出会い

ー 教室を始められたきっかけについて教えていただけますか?

髙島さん:私は3代目になります。

祖父、父、そして私という流れで、父の体調不良をきっかけに、思っていたより早く跡を継ぐことになりました。

元々教室を手伝っていましたが、本格的に継いでからは約10年になります。

私自身は物心ついた時からそろばんに親しんできました。

特徴とアピールポイント

ー この教室の特徴やアピールポイントについて教えてください。

髙島さん:大きな特徴は2つあります。

1つ目は、幼児からの受け入れが可能という点です。

一般的に10年前は小学1年生からのスタートが主流でしたが、当校では年中(4歳)くらいから指導しています。

2つ目は講師の充実度です。

常時7名程度の講師を配置しており、特に初心者や年少の生徒には1対1での指導が可能な体制を整えています。

生徒指導で大切にしていること

ー 生徒さんへの指導で特に意識されていることについて教えてください。

髙島さん:「大人になってそろばんをやっていて良かったな」と思ってもらえる指導を心がけています。

得意な子にとっては楽しい習い事かもしれませんが、苦手な子にとっては苦痛になりかねません。

検定試験に合格するたびに難度が上がっていくため、常に自分との戦いになります。

私たちは、全員が3級以上、できれば1級まで取得することを目指しています。

上手な一部の生徒だけでなく、全員が将来「やっていて良かった」と思えるような教室作りを心がけています。

今後のビジョンと展望

ー 今後の強化したい点や新たな取り組みについて教えてください。

髙島さん:早期教育の更なる充実を目指しています。

幼児期からの学習により学習期間が長くなることで、3桁のみとり暗算や、4桁×3桁の少数を含むかけ暗算など、より高度な暗算力の習得を全ての生徒の目標としています。

また、1時間から1時間10分の授業の中で、パソコンを使用した数のトレーニングや算数ドリル、暗算など、様々な学習を短時間で組み合わせることで、生徒の集中力を持続させる工夫も行っています。

入会をお考えの方へのメッセージ

ー 最後に、入会を考えている方へメッセージをお願いします。

髙島さん:当校は親子3代で通ってくださる方や、卒業生が講師として戻ってきてくださるなど、地域に深く根ざした教室です。

授業見学も受け付けておりますので、実際の授業の雰囲気や指導内容をご覧いただければと思います。

安心してお任せいただける環境を整えておりますので、ぜひお気軽にお越しください。