「子どもたち一人ひとりに合った指導を」照華書道教室で大切にしている教室づくり

書道を通じて子どもたちの個性を伸ばし、先生と生徒の信頼関係を大切にする照華書道教室。

小中学生を中心に、幼稚園児から高校生まで幅広い年齢層の生徒が通う同教室では、障がいのある子どもたちへのプライベートレッスンも提供しています。

教室の特徴や指導方針について、名方亜希先生にお話を伺いました。

教室概要

ー どういった方を対象にどのようなレッスンをされていますか?

名方先生:主に小中学生を中心に書道教室をしています。

大人の方は紹介制で少し指導させていただいていますが、メインの活動としては、幼稚園から高校生までのお子さんの団体の授業と、障がいを持ったお子さん向けにプライベートレッスンをしています。

設立の経緯・きっかけ

ー ご自身がこの教室を始められたきっかけや背景について教えて頂けますか?

名方先生:私も子どもがいるので、子どもの特性を活かした教室作りを心掛けていました。

障がいを持っているお子さんのプライベートレッスンもそうですが、一人ひとりに合った教室であったり、先生と生徒のコミュニケーションが大切に取れるような教室を運営したいと思って始めました。

特徴とアピールポイント

ー この教室の特徴であったり、アピールポイントだとお考えの点についてお聞かせください。

名方先生:子どもたちと私との関係を非常に大切にしています。

書道教室も他の稽古事でも何でもそうなのですが、別にここじゃなくても、たくさん教室はあると思うんです。

でも、私でないと教えられないことや、ここでないと嫌だと思えるような教室作りを心掛けています。

障がいのあるお子さんももちろんそうですが、やはり先生と子どもとのコミュニケーションや信頼関係がないと伝わらないことがたくさんあるので、そこを大切にしています。

生徒に指導する際に意識していること

ー 生徒さんと接する際に大切にしていることや、意識していることはありますか?

名方先生:他のお稽古事とは違ってお勉強ではないので、当然子どもたちも学校でいろんなことがあったり、おうちで何かあったりした時に、お稽古事に通いたくない気持ちの時もあります。

そういう時は、子どもたちの表情を見て、今日はやりたくなかったら一緒に墨を擦ってみたり、筆にはこんな種類があるんだよと説明したり、そういうことから取っ掛かりを見つけてもらって、最後にお習字の練習ができるように工夫しています。

コースや料金体系について

ー 実際に提供してらっしゃるレッスンのコースについて教えてください。

名方先生:3時半から6時半までの間の好きな時間に来ていただいて、そこから子どもたちはそれぞれ45分から1時間ほど練習するという形です。

幼稚園の子もいれば、高校生の方も一緒に、色々なお子さんが年齢問わずレッスンを受けています。

また、持ち物は一切必要ありません。

教室に筆も紙も全部用意しているので、手ぶらで気軽に通えます。

今後のビジョン・展望

ー 教室として今後強化したいと考えていることや、新たに取り組んでみたいことはありますか?

名方先生:変わらず、いろんな個性に合った指導を勉強しながら実践していきます。

障がいのある子の稽古事は、探していらっしゃるご家庭も沢山いらっしゃいますが、集団だとお互いに気を遣って通いづらいというお声が沢山ありました。

そこから、プライベートレッスンも始めることになりました。

これからも、毎週来られなくても大丈夫というような、柔軟な教室作りを続けていきたいと思っています。

記事を読んでいる方へのメッセージ

ー 最後に、お教室に興味を持たれた方にメッセージをお願いできますでしょうか?

名方先生:今の子はお勉強で忙しく、習い事もたくさん習っているので、お習字・書道は結構後回しになってしまうかもしれません。

でも、当教室は気軽に始められ、一度辞めても、また始めることができます。

道具も教室にあるので、やりたい時にできる教室です。

ぜひ興味があったら一度いらしてください。