南行徳にある幼児・児童向けアート教室Colorful Beansは、クレヨンを使った自由な表現活動を通して、子どもたちの創造性を育んでいます。4歳から12歳までを対象に、「叱らない保育」で子どもたちの感性を大切にする少人数制の教室です。元グラフィックデザイナーで、キャリアカウンセラーの経験を持つ講師の宮地さんが、アートを通じて子どもたちの「生きる力」を育てています。今回は同教室の特徴について代表の宮地さんにインタビューしました。
サービス概要
ー colorful beansについて、どのような教室なのかご紹介いただけますでしょうか。
宮地さん：colorful beansは、年中（4-5歳）から小学6年生までを対象とした、子どもたちの創造性を育むアート教室です。一般的な絵画教室のようなデッサン中心のカリキュラムではなく、子どもたちがのびのびと自由に表現できる環境を大切にしています。
基本的な画材としてクレヨンを使用しており、時にはお子様にとって扱いづらい場合もありますが、それも含めて工夫する力や柔軟な思考力を育むための重要な要素となっています。現在は少人数制で、レギュラーで通われているお子様が6-7名ほど。場合によってはアシスタントの協力を得ながら、一人一人に丁寧な指導を行っています。
設立の経緯ときっかけ
ー 教室を立ち上げられた経緯についてお聞かせください。
宮地さん：私はもともとグラフィックデザイナーとして働いていた経験があり、その後キャリアコンサルタントとして大学生の就職相談なども担当していました。その中で、多くの若者が「自分の将来について考えたいけれど考えられない」「今まで言われた通りにやってきたので、何が好きかわからない」という悩みを抱えていることに気づきました。
私自身、幼い頃から絵を描いたり何かを作ったりする中で、「やりたいこと」が自然と見えてきた経験があります。そこで、まだ固定観念に縛られていない子どもたちに、アートを通じて創造性を育み、自分で考え、想像する楽しさを伝えたいと考えました。
また、アートセラピーも学んでいたため、現代社会で増えている子どものストレスケアの観点から、アートが持つ癒しの効果に着目。これらの思いが重なり、カラフルビーンズの設立に至りました。
特徴とアピールポイント
ー colorful beansならではの特徴について教えてください。
宮地さん：当教室の特徴は、単に絵の技術を教えるだけでなく、自分の考えや思いを形にする力を育てることを重視している点です。また、多くの生徒が集中力を養い、最後まで作品を完成させる達成感を味わうことができます。これは情緒の安定にもつながっています。
レッスン時間は、年少のお子様は60分、それ以外は90分を基本としています。制作の過程で集中力が途切れてしまうお子様もいますが、その際は折り紙など別の創作活動に切り替えたり、落書きを通して気分転換を図ったりしています。
指導時の心がけ
ー 生徒さんとのコミュニケーションで意識されていることはありますか？
宮地さん：コミュニケーションを非常に大切にしており、特に叱らないことを意識しています。例えば、集中力が途切れて気が散ってしまった場合でも、無理に制作に戻すのではなく、その時の気持ちに寄り添いながら、自然と作品作りに戻れるタイミングを見計らっています。
必要以上に注意や指導をせず、お子様が安心してのびのびと表現できる環境づくりを心がけています。
コースと料金体系
ー 具体的なコース設定と料金についてお聞かせください。
宮地さん：主に月曜日コースと土曜日コースを設けています。月曜日は毎週通っていただくレギュラーコース、土曜日は単発での参加が可能な自由参加制のコースとなっています。初回体験は1,000円で、入会金は2,000円です。
レッスン時間に応じて60分コースと90分コースの料金設定があります。
今後のビジョン
ー 今後の展開についてお考えをお聞かせください。
宮地さん：今後は、より質の高い画材や大きなサイズの紙を使用するなど、表現の可能性を広げていきたいと考えています。また、絵画以外にも工作など、さまざまな創作活動を取り入れることで、子どもたちの創造性をより豊かに育んでいきたいと思っています。
メッセージ
ー 最後に、教室を検討されている方へメッセージをお願いします。
宮地さん：お絵かきは、直接的な就職や学業には結びつかないかもしれません。しかし、感性を育み、人生を豊かにする上で非常に大切な活動だと考えています。当教室が、お子様が自分の道を切り開くきっかけとなり、将来的により良い人生を送るための土台作りになればと願っています。
一人一人の個性を大切にし、のびのびと創作活動を楽しめる環境をご用意していますので、お子様の可能性を広げる第一歩として、ぜひ一度体験レッスンにお越しください。心よりお待ちしております。
