オリジナルメソッドを活用する生徒が主人公の音楽教室 – アーデン音楽館の大部さんにインタビューしました!

茨城県つくば市・つくばみらい市で合計10教室を展開するアーデン音楽館。2006年の開設以来、1歳から70代まで幅広い年齢層の生徒に音楽の楽しさを伝え続けています。

代表の大部さんに、同教室の独自の指導方針や特色あるプログラムについてお話を伺いました。

個人教室からの発展で実現した多世代対応の音楽教育

ー教室の概要と、設立の経緯について教えてください。

大部:アーデン音楽館は茨城県つくば市とつくばみらい市で合計10教室を運営している音楽教室です。主にピアノを指導しており、その他にリトミックや英語の教室も併設しています。

生徒は1歳から70代まで幅広く、メインは小学校低学年の生徒となっています。

以前は私が個人でピアノ教室を運営していましたが、リトミックのクラスを新たに開校することになり、教室を拡大しました。

その際に一緒に指導してくれる講師を募り、教室のニーズが増えていったことにより、2006年にアーデン音楽館としてスタートしました。

「生徒が主人公」を掲げる独自の指導スタンス

ー他の音楽教室にはない特徴や、一番のアピールポイントを教えてください。

大部:一番のアピールポイントは、音楽を奏でる人、つまり生徒さんが主人公であるというスタンスで指導していることです。

「継続・能力・目標・感動」という4つの柱を音楽の楽しさで繋ぐことを掲げており、音楽を楽しむ人の人生の1ページを一緒に過ごすという思いで取り組んでいます。

私が最も重視しているのは、その人のニーズに合わせたレッスン展開をすることです。コンクール出場などを重視するのではなく、本当に子供たちが楽しいと感じることに重点を置いています。

また、感動する場を多く設けており、様々なイベントを開催しています。新しく入会された方を対象にした「ウェルカムコンサートや」、未就学児対象の「プリンス・プリンセスコンサート」では子供たちが楽しめる要素を盛り込んでいます。

小学校2年生以上の発表会ではクラシック演奏を中心とし、年齢に応じた感動を提供できるよう工夫しています。

さらに、ご家庭と教室を繋ぐために「レッスンカルテ」を活用し、毎年1回個人面談を行って進捗状況を共有しています。子供たちのモチベーションアップのために「練習ダイアリー」も各講師が作成しています。

オリジナルメソッドで基礎力を育成

ー生徒に指導する際に、特に意識していることや方針について教えてください。

大部:子供たちには、3歳から始められる当教室のオリジナルメソッド「どれみフレンズ®レッスンを取り入れています。

これは私が作成したもので、まず音楽の楽しさを子供たちにたくさん感じてもらい、さらにピアノが弾けて楽しいという気持ちに繋がることを目指しています。

2歳半から年中頃まではどれみフレンズ®レッスンを使用し、その後は読譜力をつけて自立できるレッスン展開に移行します。楽譜が読めなければ自立できないので、読譜力をしっかりとつけることを重視しています。

小学生から中学生頃になると、自分のオリジナリティを出した音楽表現ができるよう指導しています。

大人の方やシニアの方には、発表会とは別にサロンコンサートを開催しており、大人の方同士が楽しめるような工夫をしています。

柔軟なコース設定で多様なニーズに対応

ー教室で提供しているコースやプランについて教えてください。

大部:未就学児は「初めてのピアノクラス」、4歳以下はどれみフレンズ®レッスンを設けており、どちらも月額8,800円(税込)で年間40回、1回30分のレッスンです。

小学生からは「ピアノクラス」年間40回、1回45分で月額11,000円(税込)となっています。大人の方は月3回で、30分レッスンと45分レッスンから選択できます。

基本的に、子供たちは決まった曜日と時間がに通っていただきます。「パッケージレッスン」という5回セットの1クールレッスンもあり、このコースは担当の先生と相談してレッスンの日程を決められるようになっています。

シニア層のための音楽コミュニティの充実

ー今後より強化していきたい部分や、取り組んでいきたいことについて教えてください。

大部:今後取り組んでいきたいのは、シニアクラスの充実です。シニアの方達が歌うことを楽しめるミニコンサートや、グループレッスンができれば良いなと考えています。

ー最後に、この記事をご覧の方に向けたメッセージをお願いします。

大部:音楽の楽しさを一番に感じてもらえるよう、一人ひとりに合わせたレッスンを展開していきます。20年後に振り返った時に、この教室に通って良かったと思ってもらえる教室を目指して指導していますので、ぜひ一度お気軽にお越しください。