新個別指導塾アシスト愛媛は、独自の科目定額制を導入し、生徒の「学びたい」という意欲に応える塾運営を行っています。
塾長の大政さん自身の経験から生まれた、学習意欲の高い生徒ほどお得になる料金体系や、個別最適化された指導方針など、従来の学習塾とは一線を画す取り組みが特徴です。
教育格差の解消を目指し、質の高い教育を手の届く価格で提供する、新しい形の学習塾の取り組みについてお話を伺いました。
独学経験から生まれた”学びやすい”塾づくり
ー塾の概要について教えてください。
大政:新個別指導塾アシスト愛媛は、小学1年生から高校3年生までを対象とし、特に中学生の指導に力を入れている学習塾です。
中学・高校・大学すべての受験に対応し、各学校の定期テスト対策も独自のカリキュラムで行っています。全科目に対応しており、苦手科目や伸ばしたい科目を選択して学習することも可能です。
ー塾を始めた経緯やきっかけについて教えてください。
大政:私自身は塾に通った経験がなく、家庭の事情もあり独学で勉強してきました。周りの友人たちは塾に通っていたため、独学でついていくのは大変でしたが、その過程で身についたことも多くありました。
また、学校や家庭で人に教える機会が多く、教えることの楽しさを感じていました。大学時代には家庭教師として経験を積み、それが教育事業に携わるきっかけとなりました。
教育の現場では「体験格差」という言葉が一般的になってきています。子どもの頃から十分な教育サポートを受けられる子どもと、そうでない子どもの間には大きな差が生まれてしまいます。
その背景には経済的な壁が存在することが多く、この課題を解決したいという思いから、比較的安価な料金で、質の高い教育を提供することを重要な経営方針としています。
科目定額制で学習意欲に応える料金体系
ー他の塾との違いや特徴についてお聞かせください。
大政:最大の特徴は科目定額制です。多くの塾が1コマいくらという料金体系を取っている中、当塾では科目数で料金を設定し、必要な時に必要なだけ学習できる体制を整えています。
従来の1コマ制では、学習意欲の高い生徒ほど料金負担が大きくなってしまいます。これでは本末転倒だろうと思い、むしろ頑張る生徒ほどお得になる仕組みを目指しました。一般的な料金水準と比較して、大変お得な料金設定となっています。
また、英検対策など追加の学習支援も追加料金なしで対応しています。維持費等の追加費用も最小限に抑え、できるだけ分かりやすい料金体系を心がけています。
一人ひとりに最適化された指導方針
ー指導する際に意識していることや方針などがあればお聞かせください。
大政:個別最適化を重視しています。学校ごとに進度や難易度、問題の特徴が異なりますので、それに合わせた対応を実施しています。
基礎から固めたい生徒には丁寧に基本から教え、成績上位を目指す生徒には応用問題や発展的な内容も取り入れるといった、個々の能力や目標に応じた指導を行っています。
高校生の指導については、部活動や生徒会活動との両立が課題となっています。以前に比べて部活動の活動日数は制限される傾向にありますが、それでも朝練や休日の練習試合など、学習時間の確保が難しい状況があります。
この課題に対しては、AIを活用した新しい学習支援システムを準備中です。限られた時間の中で最大限の効果を上げられるよう、効率的な学習方法の確立を目指しています。
対面指導とデジタル教材の効果的な活用
ー今後より強化していきたいことがあればお聞かせください。
大政:現在、特に注力しているのが高校生向けの学習支援の強化です。高校生は部活動や学校行事など、様々な活動との両立が求められる中で、効率的な学習時間の確保が課題となっています。
実際の学習データに基づいて、成績がより向上しやすいよう、学習内容を更新し続けています。
また、当塾では基本は紙での学習を重視しつつ、映像やデジタル教材を補助的に活用しています。近年、デジタル教材より紙の教材の方が高い学習効果を得られるという意見を耳にしますが、重要なのは使い方です。
文章だけでは説明しきれない概念や解き方の手順などを映像教材で補完し、ICTを活用して生徒の理解度に合わせた問題を効率的に作成・提供しています。こうした対面指導とデジタル教材を組み合わせた指導で、より効果的な学習環境を実現していきたいと考えています。
未来を見据えた学習支援の展開
ー最後に、入会を考えているお子さんや保護者様に向けたメッセージをお願いいたします。
大政:まずは体験授業で相性を確認していただきたいと思います。先生との相性、教材との相性など、実際に体験してみることで「これなら頑張れそう」という感覚をつかんでいただけると思います。
当塾では、個別最適化されたカリキュラムを通じて、確実に成績を伸ばせる道筋を提示させていただきますので、ぜひ一度体験していただければと思います。