宅建資格で叶える働き方改革―40代女性の新しいキャリアを創出する宅建スクール

「宅建の資格があれば一生稼げる」。そう語るのは、宅建ダイナマイト合格スクール代表の大澤氏(以下「おーさわ校長」)です。平成1年(1989年)から宅建講師稼業をなりわいとするおーさわ校長は、3年前に40歳前後の女性を応援するために「大人女子宅建」という宅建受験講座をスタート。独自の教材開発と手厚いサポート体制で、大人女子の資格取得を支援しています。資格取得後の独立支援まで見据えた、新しい形の学び舎の全貌に迫ります。

サービス概要と指導方針

ーどんな方が対象のサービスか、あるいはどんな受験講座を行っているかなど、サービス概要、教室・スクールの説明についてお伺いしてもよろしいですか?

おーさわ校長:宅建ダイナマイト合格スクールはその名のとおり、国家試験である「宅地建物取引士(宅建)」の受験スクールで、「大人女子宅建」という受験講座を展開しています。40歳前後の女性で、たまに「日経ウーマン」を立ち読みしちゃうような、これからの「自分のキャリア(人生)」や「経済的自立(お金)」に関心がある方に来てほしいなと思っています。

当スクールの「大人女子宅建」の特徴は、独自の教材と80時間ほどの音声講義、それに加えてZOOMでのオンラインセミナー(火曜・木曜の夜9時から1時間/月6回)です。まず教材ですが、書店で売っている宅建教材なんかだと特に「分厚い1冊」というイメージですよね。

でも「大人女子宅建」のテキストは、持ち運びやすいように「カラフルなノート型12分冊」に分けています。その教材に完全準拠した「音声講義」はサブスクの聴き放題ですので、自分の都合にあわせて学習できます。あえて動画講義にはしていませんので、人目を気にすることなく通勤時間などの隙間時間やカフェタイムを有効活用することができます。

もちろん質問対応も充実させており、会員サイトで「宅建FAQ」というページを用意しています。みなさんが寄せてくれた質問(掲載OKしてもらったもの)とそれについての回答を「随時更新」しています。いただいた質問は多少はリライトしていますが、まさに「受験生からの質問」ですので、他のみなさんからも好評です。

また、単なる資格取得講座ではなく、「宅建合格後のキャリア形成」もしっかり応援したいと思っておりますので、不動産取引の実践力や実務力を養成するための講座も運営します。宅建に合格したあと、さてどうやって稼ぐか。つまり資格を活かした実践的なスキルの習得まで一貫してサポートしています。

不動産業界との出会いと講師としての道のり

ー設立のきっかけや経緯について教えて下さい。

おーさわ校長:実家は新宿にあるのですが、バブル期に不動産会社が土地を売ってくれと頻繁に訪れてきました。当時はこちらも不動産についての知識もなく、もちろん業界のことも知りませんでしたから、怖い感じもしたし、自分がなにも知らないという情けなさもありました。そこでその不動産会社と対峙するため、というとやや大げさですが(笑)、不動産取引の資格である「宅建」の勉強を始めてみることに。どうせならしっかり合格してやろうと思いまして、昭和62年に宅建試験に合格したのが始まりです。

平成になってから、大手専門学校で宅建受験講座の講師稼業をスタートさせ、10数年勤めましたが、次第に大手ならではの「組織の制約」に違和感を覚えるようになりました。例えば、担当クラスの合格率が高くても、全体のバランスを考慮しなければならないといった「バカバカしさ」があったりしました。

そんなこと言われても、手は抜けませんもんね。
なので、独立を決意し、「宅建ダイナマイト合格スクール」を立ち上げました。当初は、自分で執筆した基本テキストと問題集を「宅建受験本」として大手出版社から出しまして、その出版物に準拠した、いわゆる「一般的な受験講座」を運営していましたが、次第に、経済的自立を考え始めた女性たちが講座に多くいらっしゃるようになりました。

そうこうするうちに、女性の方が学習態度も真摯で理解も早く、合格率も高いことに気づきました。なんだかんだ言ってもこちらも人間ですから、やっぱり合格してもらいたいじゃないですか。「分からないことは分からない」と正直に言ってくれる方が多くて助かりました。

こういった経験から、3年前に「大人女子宅建」という宅建受験講座を本格的にスタートさせました。宅建という資格が「自分を変える」きっかけになればうれしい。そんな女性たちの経済的自立と宅建合格後のキャリア形成の可能性を支援したいという思いで運営しています。

ユニークな教材設計と学習システム

ー宅建ダイナマイト合格スクールの「大人女子宅建」の特徴について教えて下さい。

おーさわ校長:「大人女子宅建」の最大の特徴は、「自分の都合を優先できること」です。宅建の受験勉強もご多分に漏れず「勉強時間」が必要で、その「時間」を確保したとしても、分厚くて持ち運びにくい教材を目の前にすると、開くのもおっくうになります。そのおっくうさをなんとか軽減したく、一般的な市販教材では700ページを超える分厚い1冊の構成になっていますが、「12分冊」に分けることで、持ち運びやすく、かつ、カラフルなページ構成とするなど、勉強するみなさんのモチベーションアップにもつながるような工夫をしています。

教材は「シンプル」を旨としています。宅建試験は法律の試験なので、試験に出題されるのは法律(条文)での表現です。そのため教材には試験で出る条文をそのまま掲載しています。法律的な言い回しですので、もちろん慣れてないと読みにくいんですけど、完全準拠の音声講義を聴きながら勉強してみてください。

カラフルな教材はノート型(ワークブックスタイル)になっていますので余白もたっぷり。音声講義で理解できたことをササッとメモ欄に書いちゃってください。自分の字だと記憶に残りますし、試験当日にちゃんと思い出せます。音声講義もお察しのとおり明るく楽しく笑いありのラジオ番組風ですので、愉快なラジオ講座だという感じで勉強してみてください。

いわゆる「敷居は低い」です。低いどころか、めっちゃ低い(笑)。音声講義を聞きながら、重要なポイントを自分でノート型教材に書き込んでいく。目で見て、耳で聞いて、手を動かして覚えるという、じつは受験勉強最強の「アウトプット型」を採用しています。テキストとノートが別々になることによる学習効率の低下もないですしね。

さらに、オンライン学習システムも充実させています。音声講義は15-20分程度の短い単位で区切られており、サブスク型の聴きたい放題としていますが、それとは別に火曜・木曜の夜9時から10時、月6回のZoomを使ったオンラインセミナーも開催しています。ビデオ(映像)はオフでお願いしています。

つまり「顔出し」なしです。各回のカリキュラム(テーマ)に基づいて私がみなさんに「どう思いますか」というような感じで話を振りますので、それに答えるときだけマイクをオンにて。もちろん「耳だけ参加」もOKです。気軽に参加できる雰囲気です。でもこのゆるいつながりが「第三の居場所」として、受験勉強を続ける上での「支え」にもなります。もちろんアーカイブもあります。

質問対応も万全で、さっきも言いましたけど、会員専用ページでの「宅建FAQ」も活用ください。

「合格保証」もしていますので、次年度も受験するというみなさんには法改正などにつきましては音声講義の更新やPDFでの補足資料提供を随時行っています。

一人でがんばるのが受験勉強だけど、でも一人じゃないよ。

それが大人女子宅建の最大の特徴です。

料金体系と充実のサポート体制

ー料金体系やコースについて教えて下さい。

おーさわ校長:料金は、全てのサービスを含めて16万5000円の一括コースで提供しています。このコースには、12分冊の独自教材、音声講義の聞き放題サービス、月6回のオンラインセミナー、質問し放題のサポートが全て含まれています。また、合格保証制度を設けており、合格するまでサポートを継続します。

さきほどもご案内しましたが、オンラインセミナーは火曜日と木曜日の夜9時から1時間、Zoomで開催しています。受講生のみなさん、大人の女性ですから仕事や家事で忙しいとは思いますが、でもなるべく参加するように呼びかけています。週2回の開催を原則としていますが、月末の繁忙期を避けて「月6回」です。さっきもいいましたけど、参加に当たっては映像はオフにし、質問や回答のときのみマイクをオンにする形式を採用しています。アーカイブもあります。

宅建資格を活かした40代女性のキャリア展望

ー大人の女性が宅建を取った場合どんなところで仕事ができるのでしょうか。

おーさわ校長:不動産業界には「従業者の5人に1人以上は宅地建物取引士でなければならない」という規定があります。そのため採用情報などを見ても宅建をもっている方は優遇されています。いわゆる「宅建資格保持者の求人は常に多い」という状況です。

また、雇用ではなく様々なキャリア展開の可能性も高まります。

たとえば実家の不動産業を引き継ぐとか。あとは、多少経験を積んでからのほうがいいのかもしれませんが、思い切って独立起業するとか。もしかしたら今後主流になっていく働き方なのかもしれませんが、不動産取引のフリーエージェント(組織に属さず自由意思で動いて稼ぐという意味合い)として活躍するとか。

このあたりは宅建試験に合格した後の「実践&実務★不動産取引プロ養成講座」でご案内いたします。

いずれにしましても、不動産仲介は、人間相手のビジネスです。売主さんや買主さん、貸主さんや借主さんに寄り添って話を聞くといったような「丁寧な対応と人間力(コミュニケーション能力)」が必要ですので、「大人の女性」に向いている職種ではないでしょうか。特に高額物件の取引であればなおさらです。お察しのとおり、不動産取引の決定権を持っているのは女性だったりしますので、不動産仲介側も女性の方が安心だろうし、結果、お客さんとの話(ビジネス)もスムーズに進みます。

不動産業界の未来と女性活躍への期待

ー今後の展望について教えて下さい。

おーさわ校長:かようなことと次第で、できれば、ですが、女性の力で不動産業界のイメージを明るくしたいです。現在、宅建士に占める女性の割合は3割程度ですが、これが5割くらいになったらいいなと。それに向けて、微力ながらですが奮闘していく所存です。

宅建に受かった女性が不動産業界で活躍していくために「実践&実務★不動産取引プロ養成講座」をご用意しますので、実践的なスキルを身につけていただけたらと。自分に自信がつけばこっちのもの。「こうなったら“雇われ”ではなく独立して会社を立ち上げるわ」みたいな起業家精神も育めたら素敵ですよね。

これからの不動産業は、単に物件を売買・仲介するだけでなく、よりパーソナルなサービスが求められます。少子化が進む中で、顧客一人一人のニーズにきめ細かく対応し、最適な提案ができる人材が必要とされていくはずです。その意味で、女性ならではの視点や感性は、業界に新しい価値をもたらすと確信しています。

大人女子の皆様へのメッセージ

ー最後に入会を検討している方へのメッセージをお願いします。

おーさわ校長:仕事でスキルアップしたい、自分の能力や可能性を試したい、年収をアップさせたいと考えている方はぜひ、宅建にチャンレンジしてみてください。もちろん世の中は宅建だけがすべてではないですけど、「なにかを変えたい」と思っているのであれば宅建が手っ取り早いです。

当スクールの「大人女子宅建」には、同世代の女性たちがそれぞれ「自分の人生」を考えたり、受験勉強という孤独な時間を通して自分と向き合ったりしています。もちろん合格するにはそれなりの時間のやりくりなどの工夫が必要ですけど、次のステップに進むための準備期間として「大人女子宅建」を活用していただけたらうれしいです。

教材には「コーチング」や「エクササイズ」取り入れたページも用意しています。そんな「大人女子宅建」を通じて、本当に自分が何をしたいのか、どんな未来を描きたいのか、少し立ち止まって見つめ直せたら。

そして晴れて宅建に合格した瞬間、見慣れたいつもの風景が、あなたのために動きはじめます。宅建という武器を手にしたあなたは、新しい時代の主役にふさわしい。

くどいようですが、宅建に合格してからが、ほんとうのあなたの人生なのかもしれません。資格を取得したその先に、みなさん一人一人の新しい可能性が広がっているのです。

みなさんの中には「しばらく勉強なんてしていないけどだいじょうぶかしら」と不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、いまのあなただからこそ、むしろ豊富な人生経験を持つ大人になった自分だからこそ、法律に書いてあること(=世間のこと)も理解しやすいのでは。宅建で学んだ知識は、間違いなく大人女子の血肉になります。

「大人女子宅建」には仲間もいます。宅建という資格を活かせるフィールドは広がっています。あなたもいっしょに、新しい一歩を踏み出してみませんか?