六花書道教室:楽しく学びながら成長する書道教室

千葉県木更津市にある六花書道教室では、3歳から中学3年生までの子どもたちを対象に、毛筆と硬筆の両方を指導しています。書道を通じて、美しい字を書く技術だけでなく、集中力や忍耐力を養うことを目指し、楽しく学べる環境を提供しています。

地域に根差した書道教室

この教室は、木更津市で地域の子どもたちに書道を教えています。

書道を学ぶことで、文字の正しい書き方や筆の使い方だけでなく、姿勢や集中力といった学習に必要なスキルも身につけることができます。幼児から中学生までを対象に、一人ひとりのレベルや成長に合わせた指導を行い、級を上げる仕組みを採用しています。

生徒たちは毎月の課題に取り組み、合格すると次の級へ進むことができます。また、学校で開催される書道大会への参加も推奨し、目標を持ちながら学べる環境を整えています。

書道教室を開いたきっかけ

私は幼少期から書道を習っており、書道の楽しさを実感しながら成長してきました。高校時代には書道部に所属し、顧問である辻元大雲先生のご指導のもと技術を磨く日々を送っていました。

その後、保育士として勤務しながらも、書道への情熱は消えることはありませんでした。大人になってから再び辻元大雲先生と出会い、一から書を学び娘達の書写指導を始めたのをきっかけに指導者となる運びとなりました。

教える側になった事で今まで以上に勉強し今後もより深くのことを学ぶ為に日々精進して参ります。

子どもたちが楽しく学べる環境

書道というと、厳しく指導されるイメージを持つ方も多いかもしれません。

しかし、この教室では「楽しく学ぶ」ことを大切にしています。特に、幼児が初めて書道に触れる際には、無理なく楽しく学べる工夫が欠かせません。

例えば、筆順を理解しやすくするために、色分けしたマスを使ったり、級が上がるごとに小さなご褒美を用意したりすることで、子どもたちのモチベーションを高めています。

また、一人ひとりの得意・不得意を把握し、それぞれのペースに合わせた指導を行うことで、無理なく技術を向上させることができます。1クラス6名の少人数制で教えています。

教室内はアットホームな雰囲気で、笑い声が絶えません。書道教室にありがちな厳格な空気はなく、子どもたちがのびのびと取り組める環境を大切にしています。

一人ひとりに寄り添った指導方針

この教室では、お子様の成長に合わせた指導を行うだけでなく、保護者の希望や要望も大切にしています。例えば、左利きのお子様が右手で筆を持つようにしたい場合、無理なく移行できるようにサポートを行います。

また、学校の書道大会や地域のコンテストなどに向けて、個々の目標に合わせた練習方法を提案し、成果を出せるよう支援しています。

筆の持ち方や姿勢についても、それぞれの子どもの特性に合わせた指導を行い、書くことへの苦手意識を持たないよう工夫しています。

特に、書道に対して「苦手意識を持たないこと」は長く続ける上でとても大切な要素です。一人ひとりに合った学び方を提供することで、楽しく技術を習得できる環境を整えています。

書道文化を広めるための取り組み

この教室では、日本の伝統文化である書道を多くの人に知ってもらうことを目指しています。現在、多くの生徒が在籍しているため、新規の受け入れが難しい状況ですが、書道を学びたい子どもたちが少しでも機会を得られるよう、他の教室の情報を提供するなどの支援も行っています。

また、書道をより多くの子どもたちに伝えられるよう努めています。書道を学ぶことで、美しい字が書けるようになるだけでなく、集中力や忍耐力も養われます。

その価値を広く伝え、より多くの子どもたちが書道に親しめる環境を作っていきたいと考えています。

書道を学ぶ楽しさを伝える

書道が上達すると、学校の卒業文集の表紙を任されたり、掲示物の文字を頼まれたりすることもあります。書道は単なる習い事ではなく、実生活の中で活かせるスキルとしても役立ちます。

特に、美しい字が書けることは一生の財産になり、自信にもつながります。

書道を習うことで、普段の生活でも活かせる場面が増えます。学び続けることで、自分の成長を実感できることも大きな魅力です。興味を持った方は、ぜひ書道を始めてみてください。

まとめ

六花書道教室では、書道を通じて子どもたちの成長を支える環境を提供しています。楽しみながら学ぶことができる工夫を取り入れ、個々に合わせた指導を行うことで、子どもたちが自然と上達できるような環境を整えています。

また、日本の伝統文化を次世代に伝えるために積極的に取り組んでいます。今後も、書道の魅力を多くの人に伝える活動を続けていきたいと考えています。