アーティストや絵画愛好家の間で注目を集めている『絵画教室アトリエゆんゆん』。この教室の特徴は、講師が生徒の自宅に出向き、マンツーマンで指導を行う「家庭教師型」の絵画教室であることです。4歳から高齢者まで幅広い年齢層を対象に、水彩画、油絵、デジタルアートなど、生徒一人一人の希望に合わせた指導を提供しています。
「絵を描く楽しさを知ってほしい」という思いを軸に、スパルタ式ではなく「褒めて伸ばす」指導を実践。その結果、技術的な課題で悩んでいた生徒が再び絵を楽しめるようになるなど、着実な成果を上げています。
そんな『アトリエゆんゆん』の代表を務めるのが、3歳から絵を描き続け、高校ではデザイン科に進学した辻野幸枝氏。40代になってから「絵を楽しむ心を、すべての人に」という夢に向かって一歩を踏み出し、この教室を立ち上げました。今回は辻野氏に、教室の特徴や指導方針、今後の展望について詳しくお話を伺いました。
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幼児から高齢者まで!年齢の壁を超えた絵画教室の挑戦
ー辻野さま、本日はどうぞよろしくお願いいたします!まずは『アトリエゆんゆん』はどんな絵画教室ですか?
辻野幸枝 代表(以下敬称略):『アトリエゆんゆん』は、講師が生徒さんのご自宅に伺う「家庭教師型」の絵画教室です。4歳から70歳を超える高齢者までの幅広い年齢層を対象に、基本的に1対1のマンツーマンで指導を行っています。4歳以下のお子様でも、トイレが自立している、もしくは保護者同伴である場合は受け入れ可能です。
現在は小学生の生徒さんが中心で、中学生も在籍しています。指導内容は、水彩画、アクリル画、油絵、デジタルアート、アニメ調イラストなど、生徒さんのご要望に応じて幅広く対応。それぞれの分野を得意とする講師とマッチングを行い、最適な指導を提供しています。
小学生の場合、保護者の方のさまざまな期待から入会されるケースが多いですね。成績を気にされる方、習い事として始めたい方、お子様自身が上手くなりたいと思われている方など、動機は本当に様々です。
“3歳の絵心”を武器に40代で夢を実現!起業までの軌跡
ー辻野様がこの絵画教室を始められた経緯について教えていただけますか?
辻野:実は私、3歳の頃から絵を描くことが大好きで、その想いは今も変わりません。高校ではデザイン科に進学し、美大への進学も考えていましたが、金銭的な事情で断念せざるを得ませんでした。しかし、絵への情熱は決して消えることはありませんでした。
そして40代になって、「絵で食べていきたい」という長年の夢に向けて、大きな一歩を踏み出すことを決意したんです。現在、私自身もオンラインで絵画を学んでいるのですが、その恩師は400人以上の生徒さんを抱える凄腕の先生なんです。私の想いを先生に相談したところ、「絵画教室をオンラインやオフラインで開くのがいいよ」とアドバイスをいただきました。その言葉が、教室開設への大きな後押しとなりました。
私自身、40代になってから夢を追いかけ始めましたが、その過程で、「やりたいことを諦めない」ことの大切さを実感しました。だからこそ、生徒さんの「描きたい」という気持ちを何よりも大切にしたいんです。
また、私も現役の学習者として日々技術を磨いています。先生からは「まだ粗いところがある」と指摘を受けることもありますが、そういった経験が、初心者の生徒さんの気持ちに寄り添える指導につながっていると感じています。
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自宅で学ぶ贅沢!話題の”家庭教師型”絵画レッスンの真髄
ー家庭教師型の絵画教室というユニークなスタイルを選ばれた理由は?また、他の絵画教室との大きな違いについてもお聞かせください。
辻野:マンツーマンの家庭教師という形態は、『アトリエゆんゆん』の最大の特徴の一つです。美術の家庭教師自体は他にもありますが、弊教室のように家庭教師を中心に据えている教室は非常に珍しいと思います。
この形式を選んだのは、生徒さん一人一人に最適な指導を提供したいという思いからです。例えば、技術的な課題で悩んでいる生徒さんには、まずその生徒さんの良い点を見つけて伝え、自信をつけていただいた上で、技術的なアドバイスを行うようにしています。グループレッスンでは難しい、このような細やかな対応が可能になるんです。
双子のお子様の場合は一人の講師が同時に指導することもありますが、基本的には1対1の指導を徹底しています。小さなお子様の場合は、安心して学んでいただけるよう、保護者の方に同席いただくこともあります。
ー実際に、家庭教師型の指導を受けた生徒さんからはどのような反応がありますか?
辻野:ホームページに掲載している生徒さんのインタビューでも触れていますが、「マンツーマンの家庭教師形式が自分に合っていた」というお声を多くいただいています。実際、現在入会されている生徒さんの大半が、この形式に魅力を感じてくださった方々です。
また、ご自宅で学べるということは、生徒さんにとって大きな利点となっています。リラックスした環境で、自分のペースで学べることが、上達への近道にもなっているように感じます。教室での集団レッスンでは得られない、アットホームな雰囲気の中で、生徒さん一人一人の個性や才能を伸ばしていけることは、私たちにとっても大きな喜びです。
これからも、この家庭教師型の特徴を活かしながら、生徒さんの「描きたい」という思いに寄り添った指導を続けていきたいと考えています。絵を学ぶ過程で生まれる不安や悩みにも、しっかりと向き合い、サポートしていける体制を整えています。
初心者でも安心!トレース技法からデジタルまで多彩な指導法
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ー「絵が苦手」「絵心がない」という方でも楽しく学べる秘訣は?具体的な指導方法について、実例を交えてお聞かせください。
辻野:生徒さんの目標や興味に応じて、指導方法を変えています。例えば、似顔絵を描きたい方には人物のクロッキーやデッサンから始めていただきます。一方、風景画や生物画を描きたい方には、カーボン紙を使用したトレース技法を取り入れることもあります。
トレース技法を使うことで、形を取ることに苦手意識がある方でも、色の配色や作り方に集中できます。私自身も高校時代はデッサンを徹底的に学びましたが、現在はトレース技法を多用しています。
ーデジタルアートと従来の画材を使用する方法では、必要な技術に違いはありますか?
辻野:これは本当に個人差が大きいところですね。例えば、私の場合は従来の画材、いわゆるアナログの方が得意です。絵の具を薄く何回も重ねていく「グレーズ」という技法を好んで使用するのですが、これをデジタルで再現しようとすると複雑な設定が必要となります。
ただし、現在のデジタルアートは非常に進化していて、基本的にアナログで可能なことはほぼ全て再現できます。デジタルが得意な講師陣は、そういった設定もスムーズにこなすことができます。弊教室では、デジタルとアナログ、両方の指導ができる講師が在籍していますので、生徒さんの希望に応じて最適な講師とのマッチングを行っています。
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“褒めて伸ばす”が合言葉!生徒の心をつかむ指導術
ー「褒めて伸ばす」という指導方針を掲げていらっしゃいますが、具体的にどのような指導を心がけていらっしゃいますか?
辻野:弊教室では、スパルタ的な指導は一切行わないことを徹底しています。なぜなら、技術的なことを厳しく指導しすぎると、絵を描くことが嫌いになってしまう可能性があるからです。実際、以前は別の教室で技術指導が厳しすぎて、絵を描くことが怖くなってしまった生徒さんもいらっしゃいました。
そこで私たちは、まず生徒さんの描いた絵の良いところを見つけ、そこを具体的に褒めることから始めます。「この部分の色使いが素敵ですね」「この形の取り方が上手いです」など、具体的に良い点を指摘することで、生徒さんに自信をつけていただくんです。その上で、改善点があれば優しくアドバイスをしていく。この順序を守ることが非常に重要だと考えています。
ー実際に、そのような指導で生徒さんの変化は見られましたか?
辻野:はい、とても大きな変化が見られます。例えば、先ほどお話しした技術指導で悩んでいた生徒さんも、弊教室の方針に沿って指導したところ、徐々に表情が明るくなり、再び絵を描くことを楽しめるようになりました。保護者の方からも「子供の元気が戻ってきました」というお声をいただき、この指導方針の効果を実感しています。
また、褒められることで自信がつき、より積極的に新しい技術に挑戦する生徒さんも増えてきました。「先生が褒めてくれたから、次はこんなことにも挑戦してみたい」という声をよく聞きます。
ー絵画を学ぶことで、技術面以外にどのような成長が見られますか?
辻野:心が豊かになっていくのを感じます。絵を描くためには、対象をよく観察する必要がありますよね。そうした習慣が身につくことで、日常生活の中でも「これは絵になるな」「あの光の当たり方が美しいな」といった気づきが増えていきます。
散歩をしているときでも、風景や植物、人々の表情など、様々なものを「絵の素材」として見る目が育っていきます。そういった観察眼が育つことで、物事を多角的に見る力も自然と身についていくんです。
また、一つの作品を完成させる過程で、集中力や忍耐力も養われます。特に子供の生徒さんの場合、保護者の方から「以前より物事に集中して取り組めるようになった」「最後まで諦めずに頑張るようになった」といったお声もいただいています。
このように、絵画を学ぶことは、単に絵が上手くなるだけでなく、豊かな感性や集中力、忍耐力など、人間としての総合的な成長にもつながっていくと実感しています。私たちは、そうした成長の過程に寄り添えることを、とても嬉しく思っています。
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月額4500円から始められる!充実のマンツーマンアートレッスン
ー充実のカリキュラムを驚きの月額4500円から提供されているとお聞きしました。各コースの特徴や、おすすめのプランについて詳しく教えていただけますか?
辻野:月額プランとして、月2回1時間のレッスンで9,000円、月1回1時間のレッスンで4,500円をご用意しています。また、定期的なレッスンが難しい方向けに、1回ごとのスポットレッスンも実施しています。
さらに、オンラインでのメールレッスンも提供しています。これは、生徒さんが描いた作品の画像をメールで送っていただき、講師が添削や評価、改善点のアドバイスを行うというものです。生徒さんは自分のペースで作品を制作し、分からないことがあれば何度でも質問することができます。
ー夏休みや冬休みの宿題、コンクールへの対応もされているそうですね?
辻野:はい、夏休みや冬休みの宿題のお手伝いも行っています。また、絵画コンクールへの応募作品の指導も行っております。その作品は現在、教室の生徒作品として掲載されています。
百貨店での展示会開催も視野に!野心的な未来予想図
ー今後の『アトリエゆんゆん』の展望について、具体的な目標や挑戦したいことをお聞かせください。
辻野:将来的には、百貨店などの大きな展示会場でグループ展を開催したいと考えています。また、現在は愛知県を中心に展開していますが、より多くの生徒さんに絵画の楽しさを知っていただくため、教室の規模も徐々に拡大していきたいと思っています。
講師陣は充実しており、多くの方々にご応募いただいているのですが、現在は名古屋エリアの生徒さんが中心となっています。今後は、生徒さんの範囲も広げていければと考えています。
また、生徒さん同士の交流の場としてオフ会も企画しています。家庭教師という形式上、生徒さん同士の交流機会が少ないので、そういった機会も作っていきたいと考えています。
「絵を楽しむ心を、すべての人に」辻野代表からのメッセージ
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ー最後に、『アトリエゆんゆん』に興味をお持ちの方へメッセージをお願いします!
辻野:「絵の好きな子どもたちが堂々と画家を夢にと目指せる未来に日本を変えたい」。これは、『アトリエゆんゆん』が追求しているビジョンです。
弊教室の最大の魅力は、生徒さんのご自宅で、マンツーマンのレッスンが受けられることです。リラックスした環境で、自分のペースで学べる。それが、多くの生徒さんから支持をいただいている理由だと思います。
絵に少しでも興味をお持ちの方は、まずは体験レッスンからスタートしていただければと思います。オンラインでも対応可能ですし、初心者の方も大歓迎です。「絵を楽しむ心」を育てながら、一緒に成長していける環境をご用意してお待ちしています。
人は誰しも、心の中に創造性を秘めています。その創造性を引き出し、形にする手助けができることが、私たち講師陣の最大の喜びです。ぜひ『アトリエゆんゆん』で、あなただけの「絵を描く楽しさ」を見つけてみませんか?無料の体験レッスンで、まずは絵画の世界を覗いてみてください。きっと新しい発見があるはずです。