100日で変わる、あなたの英語力
「英語は使わないともったいない」――これは、英語学習コーチMayukoこと石井麻由子さんの信念です。アナウンサーとしての経験も持つ石井さんは、多くの人が持つ「眠れる英語力」を引き出すユニークなコーチングサービスを展開しています。
3ヶ月で驚きの変化を体験できる個別最適化されたプログラムで、50代の男性を中心に幅広い年齢層から支持を集めている
”石井さんの英語学習コーチ”
「英語に年齢は関係ない」と語る石井さんに、その革新的なアプローチの秘密を聞きました。
個別最適化された英語学習コーチング
ーまず簡単にどういった方を対象にしているコーチングサービスなのか、あるいは、どういった指導を行っているコーチングサービスなのか、概要についてお聞かせ頂けますでしょうか?
石井:私のサービス「英語学習コーチMayuko」は、完全オンラインで行う個別最適化された英語学習コーチングです。主な対象は、英語学習に意欲はあるものの、一人では継続が難しかったり、効果的な学習方法がわからなかったりする方々です。
具体的には、以下のような方々が多くいらっしゃいます:
- 50代の男性を中心とした、ビジネスで急に英語が必要になった方
- 学び直しを志す社会人の方
- 趣味や海外旅行のために英語力を向上させたい方
- 英語の資格試験(TOEIC、英検など)のスコアアップを目指す方
私のアプローチの特徴は、「英語学習の伴走者」として機能することです。単に週1回の指導で終わるのではなく、クライアント様に毎日の学習課題を設定し、その進捗を確認しながら、3ヶ月間(100日間)にわたって集中的にサポートします。
指導内容は、クライアント様の目標や興味に合わせて完全にカスタマイズしますが、例えば以下のような指導を行っています。
- 英語での日記作成(音声または文章)
- 特定のビジネスシーンを想定した会話練習
- TOEICや英検などの試験対策
- クライアント様の興味分野に関連した英語教材の活用
このように、一人ひとりのニーズに合わせた柔軟な指導を行いながら、継続的な学習習慣の形成と実践的な英語力の向上を目指しています。私自身がアナウンサーの経験もあるため、わかりやすく伝える技術も指導に活かしています。
RIZAPの英語版と例えるとわかりやすいかもしれません。短期間で効果を出すために、集中的かつ継続的なサポートを提供し、クライアント様の皆さまの英語学習における変革をサポートしています。
英語学習の可能性を広げるきっかけ
ーなぜ石井さんはサービスを始めようと思ったのでしょうか?このコーチングサービスを始めた経緯やきっかけについてお聞かせ頂けますでしょうか?
石井:私がこのコーチングサービスを始めようと思ったきっかけは、自身の経験と海外での観察から得た気づきにあります。
まず、私自身の経験からお話しします。大学時代にアメリカへの交換留学を経験し、若いころから英語に触れる機会に恵まれました。その後、約10年前に夫の転勤でシンガポールに滞在する機会があったのですが、そこで日本人コミュニティーにおける興味深い現象に気づいたのです。
シンガポールでは、英語の読み書きはできるのに、実際の会話になると一歩が踏み出せず、日本人同士で固まってしまう方々をたくさん見かけました。子どもにより多くの海外経験をさせたいと思ってシンガポールに来たのに、親が英語を話せないがために、結局子どもたちが十分にその環境を活かせていないケースも多々ありました。
これを見て、非常にもったいないと感じたのです。実は、中学レベルの英語文法でも、日常会話の8割程度はカバーできます。つまり、多くの人が既に持っている能力を活かせば、十分にコミュニケーションを楽しめるはずなのです。
ただ、その一歩を踏み出すのに躊躇している。これは単なる知識の問題ではなく、マインドセットや慣れの問題かもしれません。
この気づきが、私のコーチングサービスを始めるきっかけとなりました。多くの人が持っている「お宝」のような英語の知識や能力を、実際のコミュニケーションで活かせるようサポートしたいと思ったのがきっかけであり経緯です。
個別最適化と継続的サポートが生む学習効果
ー他のコーチングサービスにはない特徴であったり、コーチングサービスとして一番のアピールポイントを教えて頂けますでしょうか?
石井:私のコーチングサービスの最大の特徴は、徹底的な個別最適化と継続的なサポートにあります。大手の英語コーチングサービスも増えてきていますが、私のサービスならではの強みがいくつかあります。
1. 柔軟性と小回りの良さ
個人で運営しているからこそ実現できる柔軟性が大きな強みです。クライアント様のニーズに合わせて、教材や学習内容を完全にカスタマイズできます。
例えば、特定のプレゼンテーションのための英語が必要な場合、そのプレゼンに特化した指導が可能です。
既存の教材に縛られず、クライアント様の興味や目的に合わせた内容を提供しています。
2. 毎日の成果物提出による継続的な学習サポート
基本的に1週間から10日に1回、計10回で3ヶ月のコースを設定していますが、それだけではありません。クライアント様には毎日何らかの成果物を提出していただいています。
例えば、1分程度の英語音声日記や、日本語文章の英訳、TOEICの音源書き起こしなどをやっていただくことで、学習の継続性を保ち、着実な進歩を実感できることにつながっています。
3. クライアント様の興味に合わせた教材選択
クライアント様の興味や仕事に関連した教材を積極的に活用します。
例えば、福祉器具を扱う会社に勤めている方には、海外の福祉器具に関する英語のYouTube動画を教材として使用するなど、関心のある分野と英語学習を結びつけます。
これにより、学習のモチベーションを高め、実用的な英語力の向上を図れると考えています。
4. シンプルで伝わる英語表現の指導
私自身のアナウンサーとしての経験を活かし、いかに簡単で分かりやすく伝えるかを常に意識した指導を行っています。
具体的には難しい日本語をそのまま英語にしようとするのではなく、まず簡単な日本語に言い換えてから英語にするという指導法です。これにより、より自然で伝わりやすい英語表現を習得できます。
5. モチベーション維持のための細やかなフォロー
3ヶ月間の集中的な学習期間中、クライアント様のモチベーション維持に特に注力しています。学習が滞りがちになった時には、英語を学ぶ理由を再確認したり、将来の自分の姿を想像してもらったりして、モチベーションを呼び覚ます工夫をしています。
6. 長期的な成長のサポート
3ヶ月の基本コース終了後も、クライアント様の希望に応じてミニコースなどの形で継続的なサポートを提供しています。中には2年以上継続されている方もいらっしゃいます。
これらの特徴により、クライアント様は自分のペースで、しかし確実に英語力を向上させることができます。私のコーチングサービスは、単なる英語指導ではなく、クライアントの英語学習における変革をサポートする「パーソナルトレーナー」のような役割を果たしているのです。
クライアント様の視点に立つ:個別最適化の核心
ークライアント様に指導する際に、特に意識していることや、方針などがあれば教えて頂けますでしょうか。
石井:私が最も大切にしているのは、常にクライアント様の視点に立つことです。これは単に相手の立場を理解するというだけでなく、まるでクライアント様の頭の中に入り込むような感覚で、その方の思考や感情を深く理解しようとする姿勢です。
例えば、クライアント様の方が見ている視点から後ろに回り込むようなイメージで、その方の脳内を想像します。どんな言葉が響くのか、どんな例えが分かりやすいのか、どんな教材が興味を引くのか、常に考え続けています。
この姿勢は、教材選びや例文作成にも大きく影響します。例えば、単語集の例文をそのまま使うのではなく、クライアント様の日常生活や家族を題材にした例文を作成することが一つの例です。
「彼は毎日6時に起きます」という一般的な例文ではなく、「あなたのお子さんは毎朝7時に起きて学校に行きます」というように、クライアント様の実生活に即した例文を使うことで、英語がぐっと身近に感じられるようになります。
このようにクライアント様の視点に立つことで、英語学習が押し付けられたものではなく、自分の人生や興味と密接に結びついた楽しい活動となります。
結果として、モチベーションの維持や学習効果の向上につながり、クライアント様が自信を持って英語を使えるようになっていくのです。
柔軟性と個別最適化を重視したコース設計
ー提供しているコースやプランがあればそれぞれお伺いできればと思います。
石井:私のコーチングサービスでは、クライアント様の皆様のニーズに合わせて柔軟に対応できるよう、いくつかのコースとプランを用意しています。ただし、これらは固定的なものではなく、各クライアント様の目標や状況に応じてカスタマイズすることが可能です。
主なコースとプランについてご説明いたします。
1. 基本コース(100日間集中プログラム)
このコースが私のサービスの中心となるものです。特徴は以下の通りです:
- 期間:3ヶ月間(100日間)
- セッション頻度:1週間から10日に1回、計10回のオンラインセッション
- 日々の課題:毎日の成果物提出(例:英語音声日記、文章の英訳など)
- 個別最適化:クライアント様の目標や興味に合わせた教材と学習内容
基本コースは、短期間で集中的に英語力を向上させたい方に適しています。毎日の課題提出により、継続的な学習習慣を形成し、着実な進歩を実感できるのが特徴です。
2. ミニコース(軽量版プログラム)
基本コースよりも負荷を軽減したプランです:
- 期間:クライアント様の希望に応じて調整可能
- セッション頻度:基本コースよりも少ない頻度(例:2週間に1回)
- 日々の課題:週に1-2回程度に軽減
- 柔軟性:仕事や生活のペースに合わせて調整可能
ミニコースは、時間的制約が厳しい方や、より緩やかなペースで学習を進めたい方に適しています。基本コース終了後の継続学習としても利用されています。
これらのコースは、クライアント様の具体的な目標に合わせてカスタマイズします。
重要なのは、これらのコースやプランはあくまでも基本的な枠組みであり、各クライアント様の方々の目標、学習スタイル、生活リズムに合わせて柔軟に調整していくということです。
例えば、基本コースを受講しているけれども、仕事が忙しくなった時期には一時的に課題の量を減らしたり、逆に集中して学習したい時期には課題を増やしたりすることも可能です。
より多くの人に英語学習の可能性を:今後のビジョン
ー今後御社のサービスで、こういった点をより強化していきたいあるいは、取り組んでいきたいことがあればお聞かせ願います。
石井:はい、今後の展望についてお話しさせていただきます。
これまで1対1の個別指導を中心に行ってきましたが、今後はより多くの方に私のメソッドを体験していただきたいと考えています。そのために、1対複数人の講座を開発することを検討しています。
具体的には、「手持ちの単語でとりあえず話してみる」「難しい表現は簡単な日本語に言い換えてから英語にする」といった私の指導法を、グループセッションを通じて多くの方に体験していただきたいです。
これにより、「自分は意外に英語が話せるんじゃないか」という自信を持っていただくきっかけになればと思います。
英語学習への第一歩:可能性を信じて
ー最後に入会を考えている方にメッセージをお願いいたします。
石井:英語学習に興味を持たれている皆様へ、心からのメッセージを送らせていただきます。
多くの方が「年齢的にもう遅い」「英語のセンスがない」といった理由で、英語学習に後ろ向きになってしまうことがあります。特に英語に関しては、そういった消極的な姿勢を取りがちだと感じています。
しかし、皆さんが中学や高校で学んだ英語の知識は、実は大きな可能性を秘めているのです。その知識だけでも、意外なほど多くのコミュニケーションを取ることができます。私はこれを「埋蔵金」のようなものだと考えています。
その「埋蔵金」は、使ってこそ価値があります。眠らせたままでは本当にもったいないです。過去の1、2回の辛い経験や失敗で、自分の可能性を閉ざしてしまうのは本当に惜しいことです。
私のコーチングサービスは、皆さんの中に眠る「埋蔵金」を掘り起こし、磨き上げるお手伝いをします。英語は使えば使うほど上達します。一緒に、あなたの持つ可能性を最大限に引き出していきましょう。
英語を学ぶことは、単にスキルを身につけるだけではありません。新しい文化や考え方に触れ、世界との繋がりを広げる素晴らしい機会でもあるのです。あなたの世界が大きく広がる瞬間を、一緒に体験できることを楽しみにしています。