「英語は話せるようになりたいけど、なかなか上達しない…」
このフレーズ、どこか心当たりはありませんか? グローバル化が加速する現代、英語力はビジネスパーソンの必須スキルとなっています。
そんな中、大阪近郊で静かな革命を起こしている企業があります。その名は「I.N.Finity(アイ・エヌ・フィニティ)」。
従来の英語教育の常識を覆し、心理学とコーチングを融合させた独自のアプローチで、ビジネスパーソンの英語の悩みを解決しているのです。
「言葉の機能」「社会的進歩」「伝達力」「心理的バリア」。この4つの柱を軸に、真の意味で「使える英語」を身につけるI.N.Finityの手法とは?西川郁美代表が描く、次世代の英語教育の姿とは?
日本語学習の常識を覆う、新時代のメソッドがここにあります。
I.N.Finityとは?ユニークな社名に込められた想い
ー まずは、御社の名前の由来について教えていただけますか?
西川 郁美代表:I.N.Finityという社名には、実は言葉遊びの要素が含まれています。「インフィニティ」という言葉には「永遠に続く」という意味がありますが、それだけでは他社と区別がつきにくいと考えました。そこで、私の名前である西川郁美( Ikumi Nishikawa)のイニシャルである「I.N」を組み込み、「I.N.Finity」としたんです。これにより、永遠に続く事業という願いと、私自身のアイデンティティを融合させることができました。
ー なるほど!とても洒落た命名ですね。社名一つとっても、言葉(Language)へのこだわりを感じます。
ビジネスパーソンに特化した英語コーチング
ー I.N.Finityのサービス内容について、詳しく教えていただけますか?
西川:私たちのメインターゲットは、ビジネスパーソンです。具体的には、海外出向を控えている方、将来的に海外進出を考えている企業の社員さん、外資系企業で働く方、英語を使って仕事をする個人事業主の方などが中心です。
単に英語の単語や文法を教えるだけでなく、コーチングという手法を用いて、クライアントの現在の英語力を分析し、目標を設定し、それを最短で実現するための方法を提案しています。例えば、スピーキング力を伸ばしたい方、ビジネスメールや論文の執筆スキルを向上させたい方など、それぞれのニーズに合わせたアプローチを行っています。
ー コーチングというアプローチは様々な方法があると思いますが、具体的にはどのような指導を行っているのでしょうか?
西川:コーチングの核となるのは、クライアントの心理的バリアを取り除くことです。日本人が英語を学ぶ際、多くの方が心理的な壁を感じています。この壁を取り除き、自信を持って英語を使えるようサポートすることが重要だと考えています。
また、単なる言語スキルだけでなく、その言語が使用される文化的背景や社会的文脈も重視しています。例えば、ビジネスシーンでの適切な言葉遣いや、異文化理解なども指導に含めています。これにより、実際のビジネスシーンで効果的にコミュニケーションを取れる英語力を身につけていただくことを目指しています。
INフィニティの独自性:4つの柱
ー 他の英会話スクールと比べて、I.N.Finityならではの特徴や強みはどのようなものでしょうか?
西川:私たちの強みは、「言葉の機能」「社会的文脈」「伝達力」「心理的バリア」という4つの要素を総合的に扱うアプローチにあります。
まず「言葉の機能」。これは文法や発音、語彙など、いわゆる従来の英語学習で扱う部分です。もちろん、これは基礎として重要です。
次に「社会的文脈」。これは使用している言葉が状況にふさわしいかどうか、相手との関係性に応じた言葉遣いができているか、異文化への理解があるかといった点です。
3つ目の「伝達力」は、いかに分かりやすく、一貫性を持って、論理的に伝えられるかという点です。特にビジネスシーンでは、会議の司会進行や議論のリードなど、積極的にコミュニケーションを取る必要があります。
最後の「心理的バリア」は、先ほども触れましたが、自己肯定感を高め、自信を持って話せるようにすることです。
これら4つの要素を包括的に扱うことで、真の意味で「使える英語」を身につけていただくことができると考えています。
ー 単なる英語スキルだけでなく、コミュニケーション全体を見据えたアプローチですね。
西川:その通りです。特にビジネスパーソンの方々にとっては、単に英語が話せるだけでは不十分です。相手の文化を理解し、適切な言葉遣いで、自信を持ってコミュニケーションを取れることが重要なんです。
コーチングへの情熱:設立の経緯
ー I.N.Finityを設立されたきっかけや経緯について教えていただけますか?
西川:私自身、以前は企業内で英語教育を担当していました。その際、年間1200人もの従業員の方々に英語を教える機会がありました。そこで気づいたのは、多くの方々の悩みが単純な英語スキルの問題だけではないということでした。
例えば、「仕事が忙しすぎて勉強する時間がない」「家庭で勉強する環境が整っていない」「会社から言われて仕方なく勉強している」といった声をたくさん聞きました。これらの悩みを聞くうちに、単に英語を教えるだけでは根本的な解決にはならないと感じたんです。
そこで、コーチングの手法を取り入れることで、これらの根本的な課題に対応できるのではないかと考えました。実は、私はもともと心理カウンセラーの資格を持っていたんです。当初は自分のストレス解消のために取得したものでしたが、この経験が英語教育に活かせると気づいたんです。
ー なるほど!心理カウンセラーの経験が、独自の英語コーチングというアプローチにつながったんですね。
西川:そうなんです。コーチングとカウンセリングは、実は共通点が多いんです。両方とも、相手の内面に寄り添い、潜在的な課題を引き出し、解決に導くという点で似ています。この経験を活かして、単なる英語教育ではなく、学習者の心理的な側面にもアプローチする独自のメソッドを開発しました。
I.N.Finityのコーチング哲学
ー 受講者に指導する際に、特に意識していることはありますか?
西川:最も重視しているのは、受講者の話をしっかりと聞くことです。これは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、実は非常に重要なんです。
多くの人は、特に初対面の先生やコーチの前では緊張してしまいます。しかし、話すうちに自分の考えが整理されていくものなんです。ですので、たとえ支離滅裂な話であっても、受講者が満足するまでじっくりと聞くようにしています。
また、聞くだけでなく、自分の意見を押し付けないことも重要です。人間の性として、相手の悩みを聞くと「こうしたら良いのに」と思ってしまいがちですが、コーチとしてはそれを言わないようにしています。これは自分との戦いでもあります。
ー まさにコーチングの真髄ですね。相手の話を聞き、自ら答えを見つけられるようサポートするという。
西川:その通りです。もちろん、アドバイスを求められたら適切に応えますが、基本的には受講者自身が答えを見つけられるよう導くことを心がけています。これにより、受講者の自信と主体性が育つんです。
I.N.Finityの今後の展望
ー 今後、どのような点を強化していきたいとお考えですか?
西川:現在、個人向けのコーチングが中心ですが、将来的にはB2B(企業向け)のサービスも強化していきたいと考えています。
具体的には、企業に入り込んで、その会社特有の英語ニーズを分析し、カスタマイズされた研修プログラムを作成するというものです。例えば、外資系企業で2〜3ヶ月ほど社員として働き、どのような英語が使われているか、どのような指導が必要かを徹底的に調査します。そしてその結果を基に、その企業専用のマニュアルを作成し、継続的な研修プログラムを提供するというものです。
ー それは画期的ですね!企業ごとに異なるニーズに応えられる、オーダーメイドの英語研修プログラムということですか?
西川:そうです。特に専門性の高い業界では、一般的な英語だけでは不十分なケースが多いんです。例えば、自動車業界では車の専門用語が必要ですし、IT業界では技術用語が重要になります。
また、単に用語を教えるだけでなく、その企業特有の文化や慣習に合わせたコミュニケーション方法も指導します。例えば、昭和世代の方々は「背中を見て学べ」という教育を受けてきた方が多いですが、今の若い世代はもっと明確な指標や段階的な学習方法を好む傾向があります。そういった世代間のギャップも考慮しながら、その企業に最適な研修プログラムを作成するんです。
ー なるほど。企業文化や世代間の違いまで考慮した、非常に細やかなアプローチですね。
西川:はい。特に大規模な企業では、1000人、2000人という規模の従業員がいることも珍しくありません。そういった場合、一人一人に完全にオーダーメイドの指導をするのは現実的ではありません。しかし、ある程度標準化されたマニュアルがあれば、効率的かつ効果的な研修が可能になるんです。
もちろん、完全に画一的なものではなく、例えば習熟度別のフェーズを設定し、「あなたはこのフェーズから始めましょう」というように、ある程度の個別化も可能です。このようなアプローチを取ることで、企業全体の英語力底上げと、個々の従業員のニーズの両方に対応できると考えています。
I.N.Finityからのメッセージ
ー 最後に、I.N.Finityへの入会を検討している方へメッセージをお願いします!
西川:英語が苦手な方、学生時代に挫折した経験がある方、英語に対して苦手意識を持っている方、どんな方でも大歓迎です。ぜひ一度、無料カウンセリングを受けてみてください。
なぜなら、子供の頃や学生時代の脳と、大人になってからの脳は大きく違うんです。特に論理的思考や建設的な思考は、大人になってから発達するものです。つまり、子供の頃に英語で挫折した経験があっても、今なら全く違う形で英語を習得できる可能性が高いんです。
I.N.Finityでは、この「大人の脳」の特性を活かした学習方法を提案します。論理的に、そして効率的に英語を習得できるよう、一人一人に合わせたアプローチを行います。
英語は単なるスキルではありません。それは世界とつながるツールであり、新しい可能性を開く鍵なんです。I.N.Finityと一緒に、あなたの英語の可能性を最大限に引き出してみませんか?お待ちしています!
ー 西川様、貴重なお話をありがとうございました!I.N.Finityの独自のアプローチと情熱が、多くの人の英語学習の悩みを解決する鍵となりそうですね。今後の更なる発展が楽しみです!