ヴァイオリンは敷居の高い楽器ではない- I.M.S.イノウエミュージックスクールの音楽教育への想い

創業50年以上の歴史を持つI.M.S.イノウエミュージックスクールは、3歳から70代まで幅広い年齢層の生徒に対し、マンツーマンレッスンを提供しています。

趣味から音楽学校受験まで、一人ひとりの目標に合わせた指導を行う同スクールの特徴や理念について、ヴァイオリン講師の井上笙平さんにお話を伺いました。

教室の概要

ー どのような方を対象にレッスンを提供されているのでしょうか?

井上さん:3歳から70代まで、年齢を問わず幅広い層の生徒さんを受け入れています。

趣味で音楽を楽しみたい方から、音楽高校受験を目指す方まで、様々なニーズに対応しています。

主な指導楽器は、ピアノ、エレクトーン、ヴァイオリン、ドラム、ギター、ベースとなっており、レッスンはマンツーマン形式で、一人ひとりのレベルに合わせた指導を行っています。

設立の経緯

ー 教室を始められたきっかけについて教えていただけますでしょうか?

井上さん:父が大学生の頃、近所の子供達に教えて欲しいと言われ教え始めたのがイノウエミュージックスクールの始まりです。

父の影響もあり幼少期からたくさんの音楽に触れて育ち、音楽大学を卒業後、たくさんの人にもっと気軽に音楽に触れてもらいたいと思い父の教室で教え始めました。

毎年開催している発表会も、今年で53回目を迎えます。

特徴とアピールポイント

ー 教室の特徴やアピールポイントについて教えていただけますでしょうか?

井上さん:当スクールの大きな特徴は、充実した無料体験レッスンです。

他の教室では1回のみの無料体験が一般的ですが、当スクールでは週1回30分のレッスンを4回、つまり1ヶ月分を無料で提供しています。これは、教室の雰囲気やレッスン内容をしっかりと体験していただくためです。

また年1回の発表会の開催や、市主催のコンサートへの参加など、演奏の機会も積極的に設けています。

特にヴァイオリンでは約40人規模のアンサンブルを披露することもあります。

人前での演奏の機会があることによって自信がつき技術アップに繋がります。

さらに、クラシック曲だけでなく、ポップス曲のアレンジにも対応していて、シンセサイザーを使用して編曲を行い、マイクやPAシステムを活用することで、バンドサウンドのような演奏も可能です。

生徒指導で大切にしていること

ー 生徒さんへのレッスンで特に意識されていることはありますでしょうか?

井上さん:最も大切にしているのは、一人ひとりの成長ペースに合わせた指導です。

マンツーマンレッスンだからこそ、個々の進度に応じたきめ細かい指導が可能です

また、基礎練習を重視しています。

特定の曲を弾けるようになることも大切ですが、基礎をしっかりと身につけることで、より多くの曲に挑戦できるようになります。

そのため、レッスン時間の約半分を基礎練習に充てています。

今後のビジョン

ー 今後の展望についてお聞かせください。

井上さん:ヴァイオリンは演奏人口が非常に少ない楽器です。

私自身、学生時代を通じて同級生にヴァイオリンをやっている人はほとんどいませんでした。

そのため、より多くの方にヴァイオリンの魅力を知っていただき、ヴァイオリン奏者を増やしていきたいと考えています。

ヴァイオリンには「難しそう」「お金がかかりそう」といったイメージがあるかもしれません。しかし、正しいフォームで適切な練習を重ねれば、すぐに美しい音で演奏できるようになります。

また、入門用のヴァイオリンであれば、3万円台から購入可能です。

月謝も7,000円からと、比較的手頃な価格設定にしています。

メッセージ

ー 最後に、入会を検討されている方へメッセージをお願いします。

井上さん:ヴァイオリンは素晴らしい楽器です。

「今から始めても遅いのではないか」と思われる方もいらっしゃいますが、始めたいと思った時が最適なタイミングです。

大切なのは開始時期ではなく、どれだけ継続して練習に取り組めるかです。

ヴァイオリンは決して敷居の高い楽器ではありません。

興味をお持ちの方は、ぜひ1ヶ月の無料体験レッスンで、バイオリンの魅力を体験していただければと思います。