沖縄市にある英語教室churakidsの考える英語の学び方とは?

今回は沖縄市にある英語教室churakids代表のKAZこと、上長様にインタビューさせていただきました!churakids流の英語に対する考え方、上達の仕方について深くお聞きしましたので、ぜひご覧ください!

英語教室の概要

ー教室の概要についてお伺いできますか?

KAZ:当教室の主な対象は英語を学習する子供たちです。未就学児から小学生、中学生、高校生まで幅広い年齢層の生徒が在籍しています。

当教室は基本的に英会話教室ですが、単に英語を習うだけではありません。英語を使ってさまざまなアクティビティやイベント、クラブ活動なども行っています。例えば、英語を使った音楽教室やロボットクラス、プログラミングクラスなどがあります。また、チェスクラブや料理クラブ、毎月1回行っているビーチクリーンアップクラブなどのクラブ活動も実施しています。

当教室がある沖縄には米軍基地があるため、日本人の子供たちだけでなく、基地内に住む外国人の子供たちも多く参加しています。クラブ活動などでは両者が交流する機会があり、教室で習う英語とは異なる生きた英語に触れる機会となっています。

ー活動中は、基本的に英語でコミュニケーションをとるのでしょうか?

KAZ:もちろん英語を流暢に話せる子もいますが、まだ話せない子もたくさんいます。しかし、講師やスタッフには日本語と英語の両方を話せるバイリンガルの方が多くいるので、子供たちをサポートしながら進めています。生徒の中にもバイリンガルの子が何人かいるので、そういった子たちの力も借りながら活動を行っています。

教室設立の経緯とユニークな特徴

ーKAZさんがこの教室を始めた経緯やきっかけについてお聞かせいただけますか?

KAZ:教室を始めたきっかけは、自身の海外留学経験を活かし、子どもたちに早い段階から生きた英語に触れる機会を提供したいと思ったことです。私自身、10代の頃の海外経験で語学習得の重要性を痛感しました。そして、子どもが生まれたことをきっかけに、その経験を活かして、子どもたちにも同じような機会を提供したいと思ったんです。

最初は自分の子供と近所の子供たち数名から始めました。それが口コミで広がっていき、徐々に規模が大きくなっていきました。今では開始から12年ほど経ち、様々なバックグラウンドを持つ講師陣と共に、多彩なプログラムを提供できるようになりました。

ー他の教室にはない特徴をお聞かせいただけますか?

KAZ:先ほどお話しした内容と重なる部分もありますが、当教室の最大の特徴は、単に教室で座学として英語を学ぶだけでなく、実践的に英語を使う機会を多く設けていることです。特に、同年代の外国人の子供たちと一緒に活動する機会を重視しています。

これらの活動は、スポーツや芸術、音楽、アウトドアなど多岐にわたります。日本にいながら外国人と触れ合い、国際感覚や異文化交流の感覚を小さいうちから養ってもらうことを目指しています。

例えば、大きなイベントとしてサマーキャンプやウインターキャンプを毎年開催しています。サマーキャンプは県外からも参加者が集まり、1回のキャンプに40〜50名ほどが参加します。参加者の半数が日本人、半数がアメリカ人というような構成になっています。

外国人の子供たちと一緒に寝泊まりする機会というのは、一般的にはなかなかないと思います。英語キャンプやサマーキャンプを実施している教室は多くありますが、参加者の約半数がネイティブスピーカーの子供たちというのは、あまりないのではないでしょうか。この環境が、子供たちの英語力向上だけでなく、異文化理解にも大きく貢献していると感じています。

また、SNSなどを通じて海外からの問い合わせも増えており、海外からの参加者も積極的に受け入れています。今年も台湾から複数の子供たちが参加してくれました。沖縄という土地柄も、このような国際的な活動を行う上で大きな魅力になっていると感じます。

指導方針と今後の展望

ー受講している方や指導される際に特に意識していることや方針などはありますか?

KAZ:大きな方針としては、勉強英語よりも日常で使える英語の習得を重視しています。勉強英語であれば、公文など他の塾でも学べます。私たちは、他では体験できないようなことを提供するよう心がけています。

また、個々の生徒さんのニーズに合わせたアプローチも心がけています。例えば、英語に慣れ親しむことが目的の生徒さんには、楽しみながら自然に英語を吸収できるようなアクティビティを多く取り入れています。一方、進学に向けて英語を強化したい生徒さんには、より体系的な学習方法も組み合わせています。

さらに、他の塾では体験できないようなユニークな学習機会を提供することも意識しています。例えば、英語を母国語とする同年代の子供たちとの交流や、英語を使った様々な体験活動などです。これらを通じて、生きた英語を学び、自然にコミュニケーションを取れる環境を作り出すよう努めています。

ー今後、こういった点をより強化していきたいというところや、取り組んでいきたいことについて、お聞かせいただけますか?

KAZ:以前は、台湾への短期留学など、海外での英語体験プログラムを実施していました。また、海外からの参加者の受け入れも積極的に行っていました。しかし、コロナ禍の影響でこれらのプログラムを一時中断せざるを得ませんでした。

今後は、これらの海外とのプログラムを再開し、さらに充実させていきたいと考えています。今年からようやく海外からの参加者の受け入れを再開することができました。こういった国際交流は子供たちの視野を大きく広げますので、より多くの機会を提供していきたいですね。

また、環境に関わる活動にも力を入れていきたいと思っています。現在も毎月ビーチクリーンを実施していますが、他にも料理教室やファーミングクラブなども行っています。これらの活動を通じて、英語を使いながら環境問題や食育について学ぶ機会を提供しています。

具体的には、自分たちで野菜を育て、その野菜を使ってクッキングクラスを行ったり、余った収穫物を沖縄の動物園に寄付したりしています。このような体験型の環境活動をさらに充実させ、英語学習と組み合わせていきたいと考えています。

入会を考えている方へのメッセージ

ー入会を考えている生徒さんや保護者の方に一言、メッセージをいただきたいです!

KAZ:英語はあくまでもツールであり、手段であって目的ではないということを強調したいです。お子さんの特性をよく見極め、英語に限らず、得意なことを早い段階で見つけてあげて、そこを伸ばしていくことが大切だと思います。そして、英語はその得意分野を更に伸ばすための強力なツールになると考えています。

英語が話せるようになることで、可能性や行動範囲、視野が広がります。しかし、お子さんが乗り気でないのに無理やり勉強させるのではなく、まずはスポーツでも音楽でも何でも構いませんが、お子さんの興味や才能をしっかりと見極めることが大切です。そして、それを伸ばすための武器や選択肢をたくさん与えてあげてください。小さいうちにさまざまな経験をさせることが、将来の可能性を広げることにつながると信じています。

ーでは最後に、上長さんご自身がこのお仕事をされていて一番やりがいを感じるところはどこですか?

KAZ:私自身、すべてのイベントや野外活動に直接関わっているので、子供たちのフィードバックを、直接見ることができます。子供たちの成長や喜ぶ姿を直接目にすることができるのが、最大のやりがいですね。

おわりに

churakidsは、単なる英語学習の場にとどまらず、子供たちに多様な経験と国際交流の機会を提供しています。沖縄という立地を活かし、日本人と外国人の子供たちが共に学び、成長できる環境です!

英語をツールとして捉え、子供たち一人ひとりの個性や才能を伸ばすことに重点を置いているのが特徴です。海外の子供たちとの交流プログラム、自然を大切にする活動、楽しい企画が盛りだくさんでした。

churakidsは、子供たちが自分の可能性を見つけ、世界中の友達と仲良くなれる素敵な場所。きっと多くの人が「こんな教室があったんだ!」とわくわくするはずです。