現役大学院生が立ち上げた、思考力を育むプログラミングスクール!小西プログラミングオンライン塾様にインタビューさせていただきました。

小学生から高校生までを対象に、オンラインでプログラミング教育を提供する小西プログラミングオンライン塾。現役大学院生が運営しているスクールの特徴や想いに迫ります。

スクールの概要と特徴的な指導方針

ー貴スクールの概要と、どのような指導を行っているのか教えていただけますでしょうか?

小西様:メインは小学生から高校生の生徒様です。現在、3つのコースを展開しています。1つ目はScratchを使用した簡単なゲーム制作、2 つ目はUnity を使ったより本格的なゲーム開発、そして3つ目はWebページ制作のコースです。

ー貴スクールならではの特徴やアピールポイントについて、ぜひ教えてください!

小西様:大きく2つのポイントがあります。1つ目は完全オンライン制という点です。Zoomを活用した授業のためご自宅から移動する必要が無く、「通う」という点のストレスがほとんどありません。

2つ目は、完全オリジナルのテキスト教材です。プログラミング学習の特徴として、1つの問題に対して答えが一通りとは限らないケースが多々あります。そのため、テキストには単なる解説だけでなく、「どのようにしたら上手くいくか」を生徒自身に考えさせる問題形式を取り入れ、思考力の向上を重視しています。テキストはオンラインで公開しているため、授業時間外でも自宅から24時間いつでも学習が可能です。

現役大学院生がプログラミングスクールを立ち上げた理由とは

ー小西様は現役の大学院生でいらっしゃるのですね。スクール立ち上げの経緯について、ぜひお聞かせください!

小西様:近年、小学校でのプログラミング教育の必修化や、大学入試での情報系科目の重要性が高まっており、子どもたちが IT や情報に触れる機会が増えています。学校の先生方も懸命に指導されていますが、情報系に特化した専門家による教育機会はまだ限られているという現状があります。そこで、情報系の専門知識を活かして、より専門的な視点からプログラミング教育を提供したいと考え、このスクールを立ち上げました。

また、スクール以外の私自身の取り組みとして、未経験の社員の方にプログラミングを教えてほしいという企業様からの依頼を受け、web ページ制作コースをメインに社会人の方へ授業を行っています。この経験も、スクールのカリキュラム作成に大いに役立っていると感じます。

きめ細やかな学習プログラムの設計

ーカリキュラムの設計について詳しく教えていただけますでしょうか?

小西様:私自身、現役の大学院生として最先端のプログラミング知識の習得に日々努めており、将来的にはスクールの運営と平行してエンジニアとしてのキャリア形成にもさらに力を入れていく予定です。この専門性を活かし、単なるプログラミングの技術指導だけでなく、実務で求められる考え方や最新のトレンドも意識したカリキュラム作りを心がけています。

具体的には、年齢や習熟度に応じて、段階的に学べるよう設計しています。小学校低学年向けには主にScratchを使用し、視覚的にプログラミングの基礎を学べるようにしています。4年生以上になると、希望に応じてUnityを使用したより本格的なゲーム開発や、HTMLなどを使用したWebページ制作にも挑戦できます。

ただし、これは目安であり、2年生でも十分な理解力があれば上位のコースに進むことも可能です。英語の理解度なども考慮しながら、個々の生徒の能力に合わせて柔軟にカリキュラムを調整しています。エンジニアとしての実践的な視点と、教育者としての柔軟な姿勢を両立させることで、より効果的な学習環境の提供を目指しています。

低学年でも集中力を途切れさせないための細かな工夫

ー小学生の指導において、特に工夫されている点はありますか?

小西様:主に2つのポイントを意識しています。1つ目は授業時間の設定です。一般的なプログラミンングスクールでは90分~100分の授業を行うところも多いですが、低学年にとっては負担が大きい場合もあります。そこで、当スクールでは小学校の 45~50 分授業を参考に、1 回 60 分という適度な長さに設定しています。さらに、集中力が切れていると感じたら休憩を適宜取り、集中力の維持を図っています。

2つ目は、少人数制(1~3 人)を活かした柔軟な進行です。生徒が興味のあるゲームの話題などで少し脱線しても、すぐには本題に戻さず、5~10分程度その会話を楽しんでから自然に授業に戻るようにしています。これにより、生徒のモチベーションを保ちながら学習を進められています。また、これは低学年に限った話ではありませんが、少人数の授業なので、困ったことや質問があれば聞きやすい環境を作っています。

今後の展望とスクールからのメッセージ

ースクールの今後の展開についてぜひお聞かせください。

小西様:オンラインの利便性は大切にしながらも、地域の公民館などを活用したオフラインの体験授業の実施も検討しています。オフラインの体験授業は、認知度を上げていくためにも重要な機会であると考えているので、積極的に実施していきたいです。

ー最後に、プログラミング教育に興味をお持ちの方へメッセージをお願いします!

小西様:当スクールで学ぶプログラミングは、将来エンジニアになるためだけのものではありません。問題解決力や論理的思考力を育むツールとして、どのような進路を選択しても必ず活きてくる力を養うことができます。ぜひプログラミングを通じて、お子様の可能性を広げていきましょう。