4歳から18歳まで。年齢の異なる子どもたちが共に学び、表現し、成長する場所【こども演劇プロジェクトN.G.A.】
こども演劇プロジェクトN.G.A.は演劇教育を通じて、これからの時代に必要不可欠な創造性やコミュニケーション力を育んでいます。
15年以上にわたり子どもたちの感性を磨き続けてきた同プロジェクトを率いる久米さんに、演劇教育の可能性について話を聞きました。
子どもの感性と人間力を育む演劇教育
ーこども演劇プロジェクトN.G.A.様のサービス概要について教えてください。
久米:こども演劇プロジェクトN.G.A.は、4歳から18歳までの子どもたちを対象に、演劇教育を通じてコミュニケーション力や非認知能力の向上を目指しているアートスクールです。
基本的なレッスンは月2回から参加可能で、春休み・夏休み・冬休みには発表会や映像制作イベントを開催。現在100名以上の生徒が在籍しています。
ーこども演劇プロジェクトN.G.A.を立ち上げた経緯について教えてください。
久米:私自身が大学時代に演劇活動を通じて、人間力やコミュニケーション力が身に付いた経験があります。
子どもたちにも、演劇を楽しみながら、現代社会を生きる上で必要なスキルセットを身に付けて欲しいと思い、最初は公共施設などで少人数の子どもたちに向けて演劇ワークショップを行なっていました。
活動を続けるうちに、継続的な習い事としての需要が高まり、約15年前に会社を設立しました。
演劇教育がもたらす子どもたちの変化
ー実際に演劇を通して、お子様たちはどのように変化していきますか?
久米:人前に慣れ、堂々と表現したり、自身の考えを主張するといった積極性が高まるという変化は、早い段階で見られるケースが多いです
また、セルフコントロール力が向上し、感情表現も豊かになっていきます。日本では感情を抑制する傾向がありますが、演劇を通じて感情を適切に解放できるようになり、子どもたちは生き生きとしてきます。
独自の指導方針とレッスン内容
ー生徒さんを指導する際に意識されているポイントを教えてください。
久米:一人ひとりの個性を重視し、「落ちこぼれ」という概念を持ちません。それぞれの得意分野を伸ばすことに注力すると同時に感性を育てることを重視しており、リラックスした環境の中で創造性を伸ばしていきます。
レッスンは台本を使わない演劇教育が基本です。例えば、動物になりきって演じたり、季節をテーマにした表現活動を行ったり。台本作成やダンス、歌唱など様々なクラスを用意しています。
指導は私だけでなく、プロのダンサーや歌手、脚本家、さらには卒業生のインストラクターなど、多彩な講師陣で行っています。
コース構成と参加プラン
ーどんなコースやプランがありますか?簡単に特徴を教えてください。
久米:最もベーシックなプランは、演劇教育の基本を学べるクラスで、月2回のレッスンがあります。
個人の興味に応じて、本格的な映像演技、ダンスや歌唱など、さまざまな専門クラスを組み合わせて受けることができます。
レッスンは1コマ1時間半で、複数のクラスを組み合わせて受講することも可能です。また、春休みや夏休みには舞台公演や映像撮影などの特別イベントも開催しています。興味のある方は、各クラス1回まで無料体験レッスンを受けることが可能です。
演劇教育の可能性と今後の展望
ー今後、さらに取り組んでいきたいことはありますか?
久米:演劇は「生きる練習」と海外では言われており、創造性や協調性など、これからの時代に必要とされる非認知能力を育むことができます。現在は大人向けの演劇レッスンも展開していますが、より多くの方に演劇教育の価値を知っていただきたいと考えています。
特に、オンラインで場所に縛られず、全国の方々に演劇教育の機会を提供できればと考えています。セリフの読み合わせなど、オンラインでも十分に心を通わせることができる活動があります。
入会を検討している方へのメッセージ
ーこども演劇プロジェクトN.G.A.への入会を検討されている方へメッセージをお願いします。
久米:まずは見学や体験レッスンにお越しください。実際の雰囲気を感じていただくことが一番大切だと考えています。
これからのAI時代には、詰め込み教育だけでなく、考える力やコミュニケーション力が重要になります。
そうした力を育みたいとお考えの方々に、ぜひ一度こども演劇プロジェクトN.G.A.の門戸を叩いていただければと思います。