“書道文化を次世代へ” ― 遊び感覚の学習と個別対応で、子どもたちの可能性を伸ばす「煌雲書道教室」

山口県宇部市で、3歳から大人まで幅広い年齢層に書道を教える煌雲書道教室。かるた遊びや芸術体験を取り入れた楽しい指導法と、一人ひとりに合わせた丁寧な個別指導が特徴です。24歳という若さで教室を立ち上げた井上先生に、教室設立の経緯や指導方針、そして書道文化を次世代に伝えていきたいという思いについてお話を伺いました。

サービス概要

ー煌雲書道教室ではどのような指導を行っているのでしょうか?

井上先生:煌雲書道教室は、幼稚園児から大人の方まで、幅広い年齢層の生徒さんを受け入れている書道教室です。特に小さなお子様に対しては、ひらがなの読み書きや鉛筆の持ち方といった基礎的なところからスタートし、段階的に書道の技術を習得していただいています。

大人の方には、より本格的な書を学んでいただける環境を整えており、段位の取得を目指すことも可能です。レッスンは個別指導形式で、1時間のコマに6-7名程度の生徒さんを受け入れ、それぞれの習熟度や目標に合わせた指導を行っています。

設立の経緯・きっかけ

ー煌雲書道教室を始められたきっかけを教えていただけますでしょうか?

井上先生:当教室は2024年1月に開校し、まだ1年余りの若い教室です。私自身24歳と若輩者ですが、元々30歳頃に書道教室を開きたいという夢を持っていました。新卒で入社した会社を退職することになり、その後の進路を考えた時に、自分の「好きなこと」で勝負してみようと決意しました。

書道は私の得意分野であり、また次世代に書道文化を伝えていきたいという強い思いがありました。そのため、当初の計画より早めることになりましたが、教室を開設する決断。振り返ってみれば、この経験があったからこそ今の生徒さんとの出会いがあり、一つのご縁だったのかもしれません。

特徴とアピールポイント

ー煌雲書道教室の強みやアピールポイントを教えていただけますでしょうか?

井上先生:当教室の最大の特徴は、特に幼い生徒さんに対する楽しく学べる工夫です。書道は英会話などと比べると、子どもにとって必ずしも楽しいものではありません。そこで、かるた遊びを取り入れた平仮名の習得や、定期的な芸術体験活動を実施しています。

例えば、お正月には2025年のカレンダー作りを行い、蛇年にちなんで「蛇」という文字を書く練習をしたり、夏にはうちわ作りを楽しんだりしています。また、集中力の続く時間は生徒さんによって様々です。40分で限界を迎える幼稚園児の生徒さんもいますが、その場合は無理に1時間続けることはせず、その子に合わせてレッスンを調整しています。

さらに、鉛筆の持ち方が気になる生徒さんにはグリップを使用したり、筆圧が弱い場合は濃い鉛筆を使用したりと、一人ひとりに合わせた細やかな対応を心がけています。

コースと料金体系

ー通塾を検討されている方向けに、費用面について教えていただけますでしょうか?

井上先生:入会金が2,000円、月謝は中学生までが3,000円、高校生以上・大人の方は4000となっています。

レッスンは恩田ふれあいセンターにて、水曜日か木曜日のどちらかをお選びいただき、最大で月4回の受講となります。

道具については基本的に教室で販売している物をご購入いただいていますが、ご兄弟の使用していた道具がある場合など、状態を確認させていただいた上で使用可能な場合もあります。

今後のビジョン・展望

ー今後の展望についてお聞かせください。

井上先生:私の最大の目標は、書道を次世代に伝えていくことです。私自身がおじいちゃんになった時にも、書道文化がしっかりと継承されている状態であってほしいと考えています。そのために、自身の教室の運営だけでなく、住宅展示場やショッピングモールでのワークショップ開催など、より多くの方に書道に触れていただける機会を作っていきたいと考えています。

保護者の方へのメッセージ

ー最後に、通塾を検討されている方へメッセージをお願いいたします。

井上先生:よく保護者の方から「まだひらがなが読めないのですが大丈夫でしょうか」「人見知りで習い事が初めてなのですが」といったご心配の声をいただきますが、当教室では、ひらがなの読み方から丁寧に指導させていただいております。かるた遊びなども取り入れながら、楽しく文字を覚えていけるよう工夫しています。

私自身、子どもが大好きで、そういった気持ちは子どもたちにも伝わるものです。実際に、人見知りのお子様でも徐々に打ち解けていってくださることが多いです。

まずは一度、体験授業にお越しいただき、教室の雰囲気や相性を確かめていただければと思います。どんなご心配事でも、お気軽にご相談ください。