ジョニー・ギターウクレレ教室(東京都北区)
東京都北区を拠点に、オンラインも活用して全国にレッスンを届けている「ジョニー・ギターウクレレ教室」。
プロのギタリストとして長年活動してきた講師が、初心者からプロ志望者まで一人ひとりに合わせた丁寧な指導を行っています。
教室立ち上げの背景には、「自分自身が学ぶ場所に恵まれなかった経験」がありました。音楽を楽しむという本質を、言葉と音で伝え続けている教室の思いに迫ります。
年齢も経験も問わず、誰でも音楽を楽しめる場所を目指して
この教室では、ギターとウクレレのレッスンを中心に、マンツーマン・グループ・オンラインの3つの形で指導を行っています。
受講対象は非常に幅広く、幼児からシニア世代まで、また初心者の方からプロ志望の方まで、どんな方でも歓迎しています。
地域的にも制限はなく、スタジオのある東京都北区での対面レッスンはもちろん、オンラインを通じて全国どこからでもレッスンを受けていただけます。
特に近年は、地方にお住まいで周囲に音楽教室が少ない方や、移動が難しい方にとってオンラインレッスンは大きなメリットとなっており、そういったニーズにもしっかりと応えられるように環境を整えています。
自分が苦労したからこそ、次の人には「教える場所」を届けたい
教室を始めたきっかけは、私自身の経験にあります。私はもともとかなり田舎の地域で育ち、ギターに出会った当初、周囲には教えてくれる人も、習える場所もありませんでした。
本当に独学で、手探りで、何年も演奏を続けていましたが、どうしても限界を感じていたんです。
それでもギターは好きで、どうしても上手くなりたくて。そんな想いを抱えながら過ごしてきたからこそ、「もし自分に教えてくれる人がいたら、もっと早く楽しめただろうな」と、ずっと感じてきました。
だからこそ今は、かつての自分と同じように“学びの場がなくて困っている人たち”に向けて、少しでも手を差し伸べられるような教室を作りたいという想いで活動しています。
教えることを始めたのは千葉の実家からで、最初はカルチャーセンターなどの枠をお借りしながらスタートしました。
プロギタリストとしての視点と、初心者への寄り添い
プロのギタリストとして演奏活動をしてきた経験を活かし、教室では「実践的でわかりやすい指導」を心がけています。
ギターやウクレレの演奏は、スポーツのように誰もが普段から行っている動きとは異なるため、初心者の方にとっては最初のハードルがとても高く感じられるものです。
そのため、この教室では「日常の感覚に近い形」で、身体の使い方や弦の押さえ方などを伝えるようにしています。
たとえば、ドアノブをひねる、ペンを持つといった動作と結びつけることで、楽器の動きをより身近なものとして捉えられるように工夫しています。
また、単に技術を教えるだけでなく、生徒さんが音楽を通じて楽しみ、表現できる場をつくることが指導の大切な要素だと考えています。
「一緒につくる音楽」を大切にした柔軟なレッスン
レッスンは完全に個別対応で、生徒さん一人ひとりのペースや目標に合わせた内容で進めています。ある生徒さんから「自分の演奏をYouTubeにアップしたい」という希望をいただいたことがあり、そのときは撮影や録音、編集までを一緒に行いました。
教室内には録音や簡単な動画撮影ができる機材を備えており、ただ演奏を学ぶだけでなく、自分の音楽を形にしたいという思いにも応えられるようにしています。こうした柔軟さこそが、この教室ならではの強みです。
生徒さんが「こんなことやってみたい」と思ったときに、それを否定せず、一緒に実現できるように伴走していく――そんな関わり方を目指しています。
指導のなかで、講師自身も学ばせてもらえる
これまでたくさんの生徒さんと関わってきましたが、特に印象的だったのは、視覚に障がいをお持ちの方とのレッスンです。目が見えない状態で、指の動きを覚えたり、音の感覚だけで曲を弾いたりするというのは、非常に難易度の高いことです。
しかしその生徒さんは、音の響きや指先の感覚を頼りに、一つひとつ確実に覚えていかれました。その姿勢に私自身が刺激を受け、「音楽とは何か」「教えるとはどういうことか」を改めて深く考えさせられた体験でもありました。
音と音で会話するような、不思議な一体感が生まれたレッスンでもあり、「教える側」としてではなく、「音楽を共に感じる存在」として向き合えた貴重な経験です。
教室をもっと広げ、発表の場も作っていきたい
現在は自宅を改装したスタジオでレッスンを行っており、防音も施しているため、ある程度自由に音を出すことができます。将来的には、より広い空間で、もっと大きな音量でも気兼ねなく演奏できるような環境を整えたいと考えています。
また、コロナ禍以降は、生徒さんの演奏を披露する場としての発表会などがなかなか開催できていませんでした。これからは、そうした「成果を見せる場」「音楽を分かち合う場」も定期的に設けていきたいと思っています。
音楽は、人と人とをつなぐ大きな力があります。その力を信じて、学びだけでなく“共有の場”をつくることにも力を入れていくつもりです。
楽しくなければ続かない。基礎練習にも遊び心を
教室では、自分のギターの師匠が書いた教本をベースにしつつ、それぞれの生徒さんの目標やレベルに合わせてアレンジしたレッスンを行っています。
特に重視しているのは、「基礎練習をどう楽しんでもらうか」という点です。基礎は確かに地味で、辛く感じることもありますが、そこに工夫を加えることで楽しさが生まれます。
たとえば、カラオケに合わせて基礎フレーズを弾いたり、私が伴奏をしてセッション形式で練習したり。音の掛け合いを楽しむことで、「ただの練習」ではなく、「音楽をしている時間」に変わるのです。
一緒に音を楽しみたいという方、ぜひお待ちしています
この教室は、ただ技術を学ぶ場ではなく、一人ひとりが自分らしく音楽を楽しむための場所です。どんな方でも、どんなレベルからでも大丈夫です。
「音楽に興味がある」「ギターをやってみたい」「誰かと一緒に楽しみたい」そんな想いがある方は、ぜひ気軽に体験レッスンにお越しください。
音楽を通じて、新しい自分に出会えるかもしれません。ご興味のある方は、いつでもお待ちしております。