14年の実績を持つマンガスクール中野 ー 4〜6名の少人数制×オンライン対応で、通学もリモートも選べる柔軟な漫画教室

中野駅から徒歩10分。ここにある『マンガスクール中野』では、小学3年生から大人まで、年齢を問わず漫画とイラストを学ぶことができます。少人数制とチケット制を組み合わせた独自のシステムで、生徒一人ひとりのペースに合わせた指導を行っています。今回は同教室の取り組みや特徴について代表の清水さんにインタビューしました。

サービス概要

ー御校についてのサービス概要を教えていただけますでしょうか?

清水さん:マンガスクール中野では、漫画とイラストの指導を行っています。小学3年生から上は年齢制限なく、幅広い年代の方が対象です。生徒の方々は手描きやデジタルでの制作技術を学んでいます。

立地は中野駅から中野通りを北へ10分ほど歩いた場所にあり、通学とオンラインの両方で授業を提供。対面授業は4名から6名の少人数制で、オンラインの生徒さんも同じクラスで学ぶことができる環境を整えています。

設立の経緯とこれまでの歩み

ーマンガスクール中野の経緯について教えていただけますでしょうか?

清水さん:私は元々、デザイン系の専門学校で事務長として学校経営に携わっていましたが、約30年前の1996年に、当時まだ珍しかったマンガコースを立ち上げました。その後、2000年4月にプロを目指す方のためのマンガ専門の学校を設立し、今年で25周年を迎えます。

現在のマンガスクール中野は、2011年10月1日に開校しました。それまでの経験から、漫画教育の裾野をより広げたいという思いがあり、子どもの頃から学べる環境を作ることで、全体的な技術レベルの向上を目指しています。

特徴とアピールポイント

ー御校の特徴的な部分を教えていただけますでしょうか?

清水さん:最大の特徴は、少人数制とチケット制を組み合わせた柔軟な学習システムです。特に月謝制の小学生の場合、月の初めに予定回数分をお支払いいただき、欠席の際は翌月への振替が可能です。これにより、生徒さんの権利を最大限保証しています。

また、カリキュラムは一斉授業ではなく個別指導形式のため、いつでも入学が可能です。さらに、インバウンドの方々も多く受け入れており、英語でのマンガキャラの描き方指導も行っています。日本人の生徒さんは土日が中心で、平日は海外からのお客さんが多いという特徴があります。

生徒さんの興味に合わせて、漫画、イラスト、絵本、似顔絵など、様々なジャンルに対応しています。マンガ編集者講座なども設けており、漫画・イラストの世界で自分の得意分野を活かしたい方々を幅広く受け入れています。

指導方針

ー生徒さんを指導する際に特に意識されていることはありますか?

清水さん:個別指導を重視しており、10~15名ほどの講師陣が、それぞれの専門性を活かした指導を行っています。先生方には、ただ教室で見守るだけでなく、一人ひとりに声をかけ、手が止まっている生徒さんには積極的に関わるよう依頼しています。

また、講師陣それぞれが異なる個性やタッチを持っているため、生徒さんは自分の目指すスタイルに合わせて先生を選ぶことができます。

コースと料金体系

ーコースや料金体系について教えていただけますでしょうか?

清水さん:料金は年齢によって設定が異なります。小学生は75分で2,500円、中学生は110分で3,300円、高校生以上は2時間で4,000円となっています。小中学生は月謝制、大人の方は4回分を前払いするチケット制を採用しています。

入会金は小中学生が2,750円、高校生以上が5,500円です。コースや講座の違いによる料金の変動はありません。

今後のビジョンと展望

ー今後の展開についてのお考えを教えていただけますでしょうか?

清水さん:今後は、オンライン講座をより本格的に展開し、地方の方々にも学んでいただける環境を整えていきたいと考えています。また、地方で活動されている漫画家やイラストレーターの方々に「マンガスクール中野」の名前を使っていただき、各地で教室を開いていただくことも検討しています。

これは、漫画・イラスト教育の裾野を広げるとともに、フリーランスで活動されている作家の方々の新たな活動機会を創出することにもつながると考えています。

また、年間3,500名ほどのインバウンドの方々を受け入れている経験から、世界中で日本の漫画を学びたいというニーズが高まっていることを実感しています。今後は、日本の漫画文化や教育を世界に広めていくことにも力を入れていきたいと考えています。

メッセージ

ー最後に、記事を読んでいる方々へメッセージをお願いいたします。

清水さん:絵を描くこと、漫画やイラストが上手になりたいと思っている方は、まずその思いを実際の行動に移してみることが大切だと思います。当校に限らず、様々な機会を活用して、ぜひご自身にチャレンジしていただきたいと思います。