楽しくピアノを弾くだけで基礎がつき、リズム感がアップする、ピアノ・キーボードスクール「リズム」の特別なレッスン

子どもから大人、初心者から専門家まで、幅広い層に向けて独自のレッスンを行っているピアノ・キーボードスクール「リズム」。

好きな曲を楽しみながら弾くだけで、しっかりとした基礎が身につき、リズム感もアップしていくレッスンを行っています。生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムを組むなかで、オリジナル教材や楽譜も作成して、「生徒が音楽を楽しみながら、どんどん上達していく」ことを目指しています。

対面レッスンだけではく、オンラインレッスンにも対応した柔軟なスタイルで、楽しみながら確かな演奏力を育てる活動について、松坂先生にお話を伺いました。

❝しっかりした基礎を身につける❞、❝リズム感をアップさせる❞、この2つを重視した独自のレッスン

ー御教室ではどういった方を対象に、どのようなレッスンをされていますか?

松坂さん:3歳くらいのお子さんからシニアのまで、初心者から専門家まで、幅広く受け入れています。

当スクールの大きな特徴として、ピアノ・キーボードのレッスンはもちろんですが、それに加え、音感・リズム感トレーニングを並行して行っています。

絶対音感や音感・リズム感だけの専門コースもあるのですが、通常のピアノレッスンの中にもそのトレーニングを組み込んでいます。またピアノ奏法として脱力を使った奏法を指導しています。

ピアノのレッスンだけを希望される方でも、レッスンを受けていくうちに非常にリズム感が良くなる方がほとんどです。

上記が大きな特徴なのですが、もう一つ、もっとも大切なこととして、「音楽を楽しむ」ことを最優先しています。

お子さんの場合、せっかくピアノを習い始めても、教則本が面白くなくてなかなか上達せず、辞めてしまうケースも多いんです。

これはもったいないので、当スクールでは、必ずレッスンのなかで好きな曲を1曲弾くようにしています。

「好きな曲を弾きたい=表現したい」という気持ちを大切にしたいと思っています。

時々、弾きたい曲が生徒さんにとって難しすぎることもありますが、その時は生徒さんのレベルに合わせた楽譜を作成してレッスンに使っています。

基本的には教則本と好きな曲を両方レッスンで使用しますが、場合によっては、教則本もその生徒さんに合わせたてオリジナルなものを作ることがあります。

オリジナル教則本の方が上達する生徒さんもいらっしゃるんです。

教室設立の経緯と10年の歩み

ーご自身がこの教室を始められた経緯やきっかけについてお伺いできますか?

松坂さん:音楽大学でピアノを専攻し、卒業後は演奏活動と指導を行っていました。

私の場合、自身のベースとなっている音楽がクラシックとロック、という少々変わった経歴がありますので、演奏活動もクラシック~ロックまで、幅広く行っていました。

ピアノ・キーボードの指導は音大在学中から自宅で行っていましたが、10年ほど前に教室名を「リズム」として、これまでレッスンの中で取り入れていた音感・リズム感トレーニングのコースも設置し、新たな気持ちでスタートしました。

楽しみながら上達していく独自メソッド

ー教室にとって一番のアピールポイントとお考えのところはどういったところでしょうか?

松坂さん:繰り返しになりますが、ピアノのレッスンのなかに音感・リズム感レッスンを取り入れている点、そしてピアノ奏法として脱力を使った奏法を指導している点、そしてピアノを楽しく上達していくために、好きな曲を必ず1曲はレッスンで弾くようにしている点です。

あと加えるとすると、ジャンルの幅が広いということです。

本格的にクラシックを勉強したい方から、ポップスやロック系のピアノを弾きたい方、お子さんだと幼稚園や小学校で習っている曲やYoutubeで気に入った曲を弾きたい、ということもあります。

私自身、ディズニーが大好きなので、ディズニーの曲をレッスンで取り上げることも多くあります。

ー音感・リズム感のレッスンは、何歳くらいから取り組むことが可能でしょうか?

松坂さん:よく希望される方が多い絶対音感の習得については、3歳くらいからが一番良いと言われています。

ただ3歳より前から始められた方もいらっしゃいますし、小学校4年生くらいから始めて絶対音感を身につけられる方もいらっしゃいます。

ただ、個人差はありますが、始めるのは年齢が小さい方が身につくのも早いですね。

リズム感アップに関しても早い方が良いのですが、これは大人の方でも十分に取り組めます。

例えばダンサーさんなど、すでにリズム感が良い方でも、よりブラッシュアップされたいという方もいらっしゃいます。

プロも実践する基礎を大切にしたレッスン

ーレッスンされる際に大切にされていらっしゃることや意識していることは何ですか?

松坂さん:リズム感を重視したり、好きな曲を題材にするというのはもちろんですが、とにかく基本を大切にしています。

まず、ピアノを弾く前のストレッチからはじまり、ピアノを弾く姿勢を整えること、これらはとても重要なポイントです。

そしてピアノの弾き方として、先ほど脱力を使った奏法とお話しましたが、これは上半身~腕~手首~指の全体を力を抜きながらスムーズに連動させて弾く奏法です。

一般的に脱力奏法と言いますが、この奏法を身につけることで、テクニックが向上し、良い音色を響かせることができるようになります。

とてもプロフェッショナルな奏法なのですが、小さいお子さんや、趣味で演奏される大人の方にとっても、とてもメリットがある奏法なんです。これをレッスンの中で無理のないように取り入れています。

多様なコース展開と今後の展望

ー実際に提供されていらっしゃるコースは、音感・リズム感の基礎となる部分も学べるピアノ・キーボードと、絶対音感や音感・リズム感に特化したコースの2つですか?

松坂さん:現時点ではそうですが、それ以外にも専門的に学ばれる方のためのコースがあります。

まだ正式なコース名として出していませんが、先ほどお話した「脱力奏法コース」も設立予定です。

脱力奏法にも様々な解釈がありますがジャック・ルヴィエ先生(ピアニスト、ベルリン芸術大学客員教授、モーツァルテウム音楽大学教授)から教わった奏法をもとに自身で研究して確立させた奏法です。

また、私自身がロックやポップス系の活動をしていますので、「ストリートピアノコース」やディズニーの曲を弾きたいという方向けのコースも立ち上げつつあります。

ー今後強化されたいとお考えの点や、新たに取り組んでみたいことについてお聞かせください。

松坂さん:一つ考えているのが、クラシック演奏家のためのポップス系リズム習得コースです。

これまでの活動のなかで、ポップス系のリズムに苦労されているクラシック演奏家の方を多く見てきました。

もちろん、ポップスやロックも上手に弾けるのですが、どこか「ノリ」が出ない、というところで苦労される方がいらっしゃいます。

そういった方のために、クラシック以外の音楽のビート感を身につけるためのコースを考えています。

柔軟なレッスンスタイルで初心者から上級者まで対応

ー最後に入会を考えていらっしゃる方にメッセージをお願いできますでしょうか?

松坂さん:コロナ禍では当教室もオンラインレッスンのみで対応していましたが、現在はオンラインとリアル(対面)の両方で行っています。

生徒さんの状況に合わせて、今日は教室で対面、来週はオンラインというように、その時々で柔軟に対応しています。

またレッスン日時も曜日固定ではなく生徒さんの都合に合わせて調整しています(月謝制・ワンレッスン制の両方があるためレッスン日時については柔軟な対応が可能)。

クラシックでも、現在ヒットしている曲でも、何でも構いません。

もしピアノで弾いてみたい曲がありましたら、ぜひ一度、体験レッスンをお試しください。

ピアノ初心者の方もいれば、ある程度までは弾けるけど、もう一段階上達したい、という方もいらっしゃると思います。

それぞれのご希望に応じて対応していますので、まずは気軽に体験レッスンを受けていただければと思います(4月中は通常2000円の体験レッスン30分を1000円で受講可能)。