「遊び」を科学する – スポーツ指導の新しいアプローチで子どもの可能性を広げるSports Interface

「遊び」と「運動」の新しい可能性を追求するSports Interface。一般的な体操教室やスポーツ教室とは一線を画す、その独自の指導法に注目が集まっています。子どもたちの無限の可能性を引き出す秘訣について、代表の下崎氏にお話を伺いました。

サービス概要

―Sports Interfaceさんはどのような方を対象に、どのような指導を行っているのか、サービス概要について簡単に教えていただけますか?

下崎さん:私どものスクールは大きく分けて2つあります。体育の内容とスポーツの実装を行うような「ASOBIスクール」と、色々なスポーツを経験する「セレクトスクール」の2つです。対象は満3歳から小学6年生までの子どもたちです。

ASOBIスクールでは、子どもたちの身体能力の基礎を育む体育活動とスポーツの基礎を学びます。一方、セレクトスクールでは様々なスポーツを経験し、子どもたち自身が好きなスポーツや自分に合ったスポーツを見つけられる機会を提供しています。

また、スポーツインターフェース代表の下崎が代表理事を務める「一般社団法人FLOW SCHOOLのFLOW体育教室」も運営しており、支援の必要な子どもたちにも楽しく運動できる環境を提供しています。

設立の経緯・きっかけ

―どんな経緯やきっかけがあって、このスクールを立ち上げられようと思ったのでしょうか?

下崎さん:元々関東の方で会社員として運動指導員を行っていました。保育園や学童、児童館を運営している会社で体育の指導をしていたのですが、会社が大きくなるに従って様々な制限が生まれたり、決められたプログラムに沿って進めなければならなくなりました。

私は子どもたち一人ひとりの様子や発達段階に合わせた指導を大切にしたいという想いがあり、独立して創業することで、私が本当にやりたいような内容やカリキュラムを使って進められると考えたのがきっかけです。

「遊びから始まるスポーツの出会い」というコンセプトを掲げ、子どもたちが楽しみながら自然と運動能力を高められる環境づくりを目指して2013年にスタートしました。

特徴やアピールポイント

―それぞれのスクールの特徴やアピールポイントについて教えていただけますか?

下崎さん:一番の特徴はプログラム内容です。遊びの要素を高めた「ASOBIプログラム」というところが特徴です。子どもたちの自由な遊びと区別し、教育的な意図を含んだ遊びを影響することからアルファベットで「ASOBI」を使用しています。多くの体操教室や運動教室は技術に特化し、技術を高めることに重点を置いていますが、私たちは子どもたちが遊んでいる状態で自然と上手になっていくことをポイントとしています。

また従来の運動指導では「できる・できない」という結果に焦点を当てがちですが、私たちは「どうやったらできるようになるか」というプロセスを大切にしており、子どもたち自身が考え、試行錯誤する中で身体能力を高めていけるよう工夫しています。

セレクトスクールでは、中学校の部活動の上位に位置する8種目のスポーツ(野球、サッカー、バレーボール、バドミントン、テニス、卓球、バスケットボールなど)を経験可能です。大人のルールをそのまま適用するのではなく、子どもたちの技術レベルや発達段階に合わせてルールを柔軟に変更していくことで、初心者でも楽しめるスポーツプログラムを提供しています。

また、新しいスポーツも積極的に取り入れており、様々なスポーツを経験することで、将来の部活動選びの際の選択肢を広げることができます。教室によっては専用のテニスコートや体育館、屋外スペースなどを活用し、各スポーツの特性に合わせた環境で指導を行っています。

生徒に指導する際に意識していること

―下崎様が実際に生徒さんに指導する際に意識していることはありますか?

下崎さん:「遊び」という言葉の捉え方として、私は「夢中になる」ということを重視しています。そのため彼らがどう考えているのか、どんなことをしたいのかを大事にして関わるよう心がけています。

具体的には、一方的な指示ではなく、子どもたち自身の意見や発想を尊重し、それを活動に取り入れるようにしており、「どうやったら楽しくなるか」「どうすればみんなが参加できるか」といった問いかけを通して、子どもたちの主体性を引き出すよう努めています。

理論的には、心理学における「内発的動機づけ」の考え方を重視している点が特筆すべきポイントです。これは外的な報酬(メダルがもらえるから、誰かに勝ちたいから)ではなく、活動自体を楽しむという動機に基づいています。「自己決定」と「有能感」を重視し、子どもたち自身が決める、選ぶことで、運動自体に夢中になれるよう導いています。

コースや料金体系について

―コース内容や料金体系についてお聞かせください。

下崎さん:セレクトスクールでは、1年間を通して8種目のスポーツを体験し、1つの種目に約1ヶ月(4〜5回の授業)をかけて、様々なスポーツの基礎を学びます。具体的には野球、サッカー、バレーボール、バドミントン、テニス、卓球、バスケットボールなどの一般的なスポーツに加え、ニュースポーツも取り入れています。

料金は、セレクトスクールが月額8,800円、ASOBIスクールは月額13,200円です。ASOBIスクールでは少人数制で丁寧な指導を行うため、セレクトスクールと比べて料金設定が若干高くなっています。入会金や年会費等については直接お問い合わせいただければ詳細をご案内いたします。

今後のビジョン・展望

―Sports Interfaceとして、今後の展望やビジョンについて教えてください。

下崎さん:私が目指しているのは「どんな子どもも活発になる運動ASOBI指導」です。この理念を突き詰めていくために、理論と実践の両面から研究を続けています。子どもたち一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、生涯にわたって運動やスポーツを楽しめる基盤づくりをサポートしていきたいと考えています。

スクール活動だけでなく、保育園や幼稚園、児童クラブなどへの定期指導、保育士や幼稚園の先生、福祉施設の支援員を対象とした講習会やセミナーも積極的に行っています。また、保育者養成専門学校での非常勤講師も務めており、次世代の指導者育成にも力を入れています。

2023年には研究と実践の成果をまとめた「どんな子どもも活発になる運動ASOBI指導」という書籍も出版しました。この書籍を通じて、私たちの理念や指導方法を広く共有し、子どもたちの健やかな成長を支える方々のお役に立ちたいと考えています。

記事を読んでいる方に向けたメッセージ

―Sports Interfaceの活動に興味を持った方々へのメッセージをお願いします。

下崎さん:遊びの可能性は無限大だと私は強く感じています。遊びの力は、ただ子どもたちが満足するだけではなく、子どもたちの可能性を広げるという大きな意義があります。運動指導においては、体の成長だけでなく、心の部分も育むことが遊びの価値です。

私たちSports Interfaceでは、「できる・できない」で子どもたちを評価するのではなく、「夢中になる」「楽しむ」ことを大切にしています。技術の習得はもちろん大切ですが、それ以上に運動やスポーツを好きになり、自ら進んで体を動かしたくなるような体験を提供したいと考えています。

スクールへの入会をご検討の方は、ぜひ一度体験教室にお越しください。お子様の様子を見ながら、私たちの理念や指導方法についてもご説明させていただきます。

また、保育施設や教育機関など子どもと関わる団体の方で、講師派遣やセミナー、イベントでの指導をお考えの方は、お気軽にご相談ください。子どもたちの様子や施設の状況に合わせたプログラムをご提案させていただきます。