自分を変える覚悟を持つ塾―生徒の本質に向き合う「翔励学院」の挑戦ー

翔励学院は、受験や資格取得だけでなく、人生の価値観や考え方まで根本的に変えていく教育を提供しています。本インタビューでは、塾長の岡本様に塾の概要や指導方針、特徴についてお話を伺いました。そして最後には、卒業生の前川さんからの体験談を通じて、「翔励学院」の真の魅力に迫ります。

どういった方を対象にしている塾なのか、またどのような指導を行っている塾なのか、塾の概要についてお伺いできればと思います。

翔励学院は、小論文を専門とした個別指導を行っています。指導は原則私が行い、状況に応じて卒業生が演習の補助にあたっています。生徒の7割が大学受験で小論文を必要とする方々で、残りの3割は資格取得しや社会人、大学院進学を目指す方々、または単に学びたいという理由で通う方々です。創業以来、毎年9割以上の生徒が第一志望先から合格をいただいています。私たちの指導は、ただ小論文の形式や表現を指導しているものではありません。生徒の言葉を適切にアウトプットするためにエビデンス(科学的根拠)や意見に到達するためのプロセス(論理的思考)を重視しています。つまり考え方を整える指導を行います。結果として入試突破はもちろん、彼ら学ぶ中で高校や大学での学びに意欲的になる者や、小論文以外の学力が
向上する者もいます。受験終了御や受験目的以外の方でも「ぜひ通いたい」と言っていただけることも、少なくありません。

岡本様がこの塾を始めた経緯やきっかけについて教えてください。

私はもともと教員をしておりました。ただ、ある方から「(学生時代の成績を見て)能力がないのだから塾でもやってれば?」と言われました。私は学生時代に大手塾でアルバイト講師をしていましたが、毎晩遅くまで残り、生徒指導について仲間たちと議論をしていました。当時の私は、そういった努力をする者たちが馬鹿にされたような気になり、ではその「塾でも」やってみるか、という反骨心ではじめました。当時からそのような、たとえば成績といった表面だけ見る教育者のあり方に疑問をもつようになりました。

他塾にはない特徴や塾としての一番のアピールポイントについて教えてください。

翔励学院の特徴は3点あります。
第一に、生徒ごとに異なる、志望分野の学びができるということです。大学入試で問われる小論文は、大学で学ぶ分野に関する問題がほとんどです。そのためには大学で学ぶ内容をすでに勉強している必要があります。第二に、考え方からアプローチするという点です。従来の小論文指導は表現や形式を整えるものですが、当学院では生徒がなぜそのように書くのか、科学的根拠はあるのか、論理的に正しいのかという点を指導しています。考え方が学術的になっていくからこそ、言葉が変化していくのです。第三に、「覚悟」という言葉を教育理念として掲げています。ここがもっとも大きな特徴です。私どもは、引き受けたからには必ず合格させるという覚悟を定めていますし、生徒たちも自身を根本から変えていくという覚悟を定めて臨んでいます。

生徒の方に指導する際に、特に意識していることや方針についてお聞かせください。

各生徒の背景に着目しています。その生徒がどういう課程で現在の思考に至ったのか、家庭や学校における環境など、何に影響を与えられているのかなど、その生徒を「知る」ことを大切にしています

提供しているコースやプランについて教えてください。

基本的には、小論文や面接、志望理由書の指導を中心に、幅広いニーズに対応しています。総合型選抜や一般選抜といった大学入試はもちろん、大学院入試、編入試験、大学のれpp-トや卒論指導など、多岐にわたります。
生徒一人ひとりの希望や状況に合わせて柔軟に対応することを大切にしており、具体的なプランは個別に相談して決めています。個別指導の利点を最大限に活かし、生徒の成長をサポートしています

今後、さらに強化していきたい点や取り組みについてお聞かせください。

小論文の指導は表現や「てにをは」を整えれば良いという考え方が高校などでも根強く残っています。しかし大学側は、大学の授業についていけるだけの知識や思考力を求めています。このギャップを是正しないと、小論文を使った入試のレベルが上がらず、国内の学力向上にもつながらないと思います。私どもは微力ながら、大学の先生方とも協議し、大学から求められる力を身につける教育を強化していきます。現在、大学から「翔励学院の卒業生は本当に優秀」と評価をいただいており、さらに多くの生徒を正しい価値観で育てていきたいと考えています。また、高校や塾の先生方に、大学が求める教育を正しく伝える取り組みも進めています。生徒の人生に寄り添いながら、日本全体の教育の質を向上させる活動をしていきたいです。

卒業生から見た「翔励学院」の魅力
最後に、翔励学院を卒業した前川さんに、塾での経験や変化について伺いました。

最初は小論文を受験で使うために、近所で小論文指導をしている塾を探して翔励学院に通い始めました。面談のときに厳しく関わっていただき、「ここは本当に厳しいけれど、頑張れば自分を変えられる」と思って入塾を決めました。

翔励学院での学びを通じて、学力だけでなく、難しい課題にも前向きに挑戦する姿勢を身につけることができました。特に、慶應義塾大学内で最も厳しいと評されるゼミ(1学期で1論文を完成させる必要がある)の選抜試験で成果を上げた経験は、その象徴的な例です。

入塾以前は、難しい試験や課題に挑戦しようという気持ちはなく、与えられた課題に対しても嫌々取り組み、楽をして適当に終わらせることが多かったと思います。しかし、翔励学院で学び、努力した分だけ成長を実感できる環境に身を置いたことで、自分自身を大きく変えることができました。挑戦する力、粘り強く課題に取り組む姿勢は、学院で得た大切な財産です

最後に、これから翔励学院への入塾を考えている方にメッセージをいただきました。

本気で自分を変えたいと思っている人に、この塾は最適な場所です。覚悟を持って挑戦する人にとって、必ず人生を変えるきっかけをつかめる塾だと思います。

翔励学院は、ただ学力を上げるだけでなく、生徒自身の考え方や価値観、人生そのものを大きく変える力を持っています。勉強だけではなく、自分自身を見つめ直したいと考えている方にこそ、ぜひおすすめしたい塾です。