愛媛県砥部町で、20代の若手講師が運営する習字教室が注目を集めています。子どもたちの悩みにも耳を傾け、毎月のローソンでの作品展示会を実施するなど、習字以外の取り組みも充実。月謝3500円で、振替制度や欠席時の割引制度も整えた柔軟な運営を行っています。開業から3年目を迎える砥部習字教室の福井先生に、教室に込めた想いと指導方針について話を伺いました。

サービス概要
ー砥部習字教室はどのような方を対象に、どのような指導を行っているのでしょうか?
福井さん:当教室では幼稚園児から小学校高学年までの子どもたちを中心に習字の指導を行っています。大人の方も受け入れ可能ですが、現在は本業と並行して土曜日の午前中のみ開講しているため、現在は小学生が中心です。1コマ50分で、4人までの少人数制を採用しています。
設立の経緯・きっかけ
ー習字教室を始められたきっかけを教えていただけますか?
福井さん:2016年に母が亡くなり、その翌年に祖父が脳梗塞で倒れたことがきっかけとなりました。祖父が私の習字の学びを支援してくれていたこと、そして母も生前応援してくれていたことへの恩返しの気持ちがあり、祖父がまだ存命のうちに形にしたいと考えました。
また当時、離婚を経験し3人の子どもを抱えながら、一人で必ず頑張っていくという決意もあり、21歳という若さでしたが2021年に開業を決意しました。
特徴・アピールポイント
ー他の習字教室と比べて、砥部習字教室の強みを教えていただけますか?
福井さん:当教室の特徴は私が若いということもあり、生徒たちにとって近所のお姉さんのような存在として接することができる点です。習字の指導だけでなく、学校での出来事や家族との関係など、様々な相談を気軽にしてくれる場所となっています。
また、生徒たちの作品展示にも力を入れており、毎月ローソンで展示を行っているほか、銀行での展示も実施しています。特に夏と冬には大きな作品を制作します。展示を見た学校の先生やお友達からの励ましの言葉が、生徒たちの習字への意欲向上につながっています。
生徒に指導する際に意識していること
ー指導の際に特に意識されていることはありますか?
福井さん:指導において最も大切にしているのは、バランスの取れたフィードバックです。例えば、改善点を指摘する際は、必ずその後に「でも、ここはすごく上手に書けているよ」というように、良い点も具体的に伝えるようにしています。これにより、生徒が前向きに練習を継続できる環境づくりを心がけています。
また習字の指導として力を入れているのは、ひらがなの指導です。文章を書く際、最も使用頻度が高いのがひらがなですが、文字の形が柔らかく、バランスを取るのが難しい文字でもあります。そのため、丁寧な指導を心がけており、ひらがなをしっかりと習得することで、文章全体の見栄えが良くなることを実感してもらっています。
コース・料金体系
ーコースや料金体系について教えてください
福井さん:月謝は3,500円で、土曜日に月4回から5回程度のレッスンを実施しています。学校行事や家族行事でお休みする場合は、1回につき500円の割引、もしくは平日への振替も選択可能です。
体験レッスンや見学も随時受け付けています。
今後のビジョン・展望
ー今後の展望についてお聞かせください。
福井さん:現在は土曜日のみの開講ですが、子どもたちの成長に合わせて、将来的には平日の夕方や夜間のレッスンも検討しています。
また、現在保育士の勉強もしており、習字の指導だけでなく、子どもたちの心理面についての専門知識も深め、より一層寄り添える指導者を目指しています。
記事を読んでいる方へのメッセージ
ー最後に、習字を習いたいとお考えの方へメッセージをお願いします。
福井さん:私自身、最初は習字が苦手でしたが、先生との関係性があったからこそ続けることができました。まずは生徒さんと良好な関係性を築き、「先生に会いに行こう」と思ってもらえるような教室作りを心がけていますので、興味を持っていただけた方はぜひお気軽にお問い合わせください。