英語リトミックからピアノまで—『つだぬまミュージックスクール』中島薫氏が明かす音楽教育の魅力

「音楽のまち」と呼ばれる千葉県習志野市・津田沼で、0歳の赤ちゃんから80代のシニアまで幅広い世代に音楽の楽しさを伝える『つだぬまミュージックスクール』。音楽教育学科出身で多彩な音楽経験を持つ主宰・中島薫氏は、一般企業での勤務を経て、出産後に子ども向けコンサートに参加したことをきっかけに音楽の道を再び目指し、英語リトミックとピアノを軸とした音楽教室を開校しました。「演奏技術だけでなく、音楽を通じた自己表現力や集中力を育てたい」という中島氏の教育理念と、「褒める」ことを大切にした指導法は、生徒たちの才能を花開かせています。今回のインタビューでは、中島氏の音楽教育への情熱と、音楽が育む子どもたちの無限の可能性についてお話を伺いました。

大学在学中はアカペラサークル早稲田大学SCSでアカペラ三昧の日々を送る
卒業後は声優、アーティストのヴォイストレーニングの傍ら音楽活動を行う
音楽と同時に英語も学び、メーカー企業での秘書や人事として、テーマパークの総務人事として仕事で英語を使った業務にも就く
結婚・出産後、ママピアニストと共に0歳からのコンサートなど演奏活動精力的に行いながらピアノ・リトミック講師としても活動中
教室の他に、都内保育園、埼玉県スポーツクラブで英語リトミックレッスンを、千葉市幼稚園にて歌唱指導を担当
アニメ好き、鹿島アントラーズサポーター

👶 0歳から84歳まで!驚きの年齢層をカバーする『つだぬまミュージックスクール』の多彩な音楽教育

ー中島さま、本日はどうぞよろしくお願いいたします!『つだぬまミュージックスクール』では、どんな方々を対象に、どのような指導を展開されているのでしょうか?

中島 薫主宰(以下敬称略):ピアノと英語リトミックを教えています。リトミックとは音に合わせて体を動かしながら音楽に慣れ親しんでいくものです。そこに英語を組み合わせて、楽しい英語のリズムや英語の歌を通して、英語にも触れながら音楽の力を伸ばしていく教育指導を目指しています。

0歳の首が座ったばかりの赤ちゃんから参加できるのが大きな魅力で、そこから弊教室では幼稚園年長くらいまで続けられます。リトミックは音楽の導入として最適で、音階やリズムを身につけるなど、音楽の基礎を幅広く学べるのが魅力です。

そこから更に、ピアノに進んでいただければと思っています。音楽の入口として、まずは小さいお子さまには英語リトミックへの参加をお勧めしています。現在は、赤ちゃんのベビークラス、1〜2歳の幼稚園入園前クラス、年少クラス、年中クラスという形で分けています。

ピアノは年少さんから教えています。現在の最高齢の生徒さんは84歳の方で、初心者シニアの方もいらしています。0歳から84歳まで、本当に幅広い年齢層の方々に音楽の楽しさをお伝えしています。

🎼 一般企業からの転身!中島薫氏が語る音楽教室設立までの感動ストーリー

ー中島さまの経歴がとても興味深いですね!一般企業からどのようにして音楽教室の主宰に転身されたのか、その情熱的なきっかけと経緯をぜひ詳しく教えてください。

中島:音楽大学を卒業後、声優やアーティストのヴォイストレーナーを経験したあと、一般企業に勤めていたのですが、結婚・出産を経て、子ども向けのコンサートを行う機会がありました。そこから再び音楽の道に戻ったんです。コンサートを続けるうちに、もっと教育という側面に触れたいと思うようになり、リトミックを始めました。初めはサークルのような形で教えていましたが、そこから教室として本格的にやっていこうと決意し、ピアノと英語リトミックの教室を開校しました。

ー中島さまは子供の頃から音楽の道を歩んでこられたのですね。主にどのような音楽に取り組まれてきたのでしょうか?

中島:そうですね。私は教育学科出身で、幅広く音楽を学んできました。メインはピアノと声楽です。大学では最終的に吹奏楽の楽譜を書くことを専攻していましたが、クラシックだけでなく、クラブで歌ったり、ヴォイストレーナーをしたりと、様々な経験をしてきました。

ー英語リトミックを選ばれた理由は何だったのでしょうか?英語との関わりについても教えていただけますか?

中島:実はとても単純な理由なんです。昔から英語が好きで、英文科に行きたいとも思っていました。コンサートを一緒にやっていたママ友が、リトミックを学び直すと聞いて、私も同じ勉強を受けようと思ったんです。リトミックと英語リトミックの2つのコースがあったので、「一緒に勉強するなら別々のことを学ぼう」と思い(笑)、英語好きということもあって英語リトミックを選びました。

🏙️ 「習志野・音楽のまち」の魅力とは?音楽と共に育つ地域文化の秘密

ー習志野は「音楽のまち」と呼ばれているそうですね。どのような背景があるのでしょうか?地域の音楽文化について教えてください。

中島:そうなんです。津田沼駅というJRの少し大きめな駅の目の前に「習志野文化ホール」という大きなホールがあります。小学生からそこでコンサートをする機会があります。パイプオルガンがある本格的なホールで、様々なアーティストも訪れます。音楽に馴染みの深い地域なんです。

また、習志野高校の吹奏楽部が強いことでも知られていますし、小学校にオーケストラ部があるなど、この地域では各小学校でも音楽が盛んです。習志野市の広報活動でも音楽に力を入れていて、吹奏楽などが積極的に取り上げられています。

🎹 他の音楽教室と一線を画す!『つだぬまミュージックスクール』の独自の魅力とは

ー音楽教室やピアノ教室は数多くありますが、『つだぬまミュージックスクール』ならではの魅力や強みはどこだとお考えですか?

中島:私は音楽を幅広く経験してきたことが最大の強みだと思っています。歌から始まり、様々な楽器も経験し、クラシックだけでなく多様なジャンルの音楽を聴いたり演奏したりしてきました。

ピアノを音楽の入口として位置づけ、そこから様々な方向へ進んでほしいと考えています。ピアノのプロを育てるというより、ピアノを通じて演奏の楽しさや合奏、アンサンブルなどの音楽の魅力を感じてほしいのです。

演奏技術を第一に挙げるのではなく、ピアノを通じて歌を歌ったり、リズム感を身につけたりと、音楽の楽しさを感じられるレッスンを心がけています。ピアノだけでなくリトミックも取り入れながら音楽の基礎を身につけられる教室でありたいと思っています。

👂 中島流・音楽教育の極意!「耳の良さ」から培われる子どもの可能性とは

ー生徒さんたちを指導する際に、特に大切にされている教育方針や指導のポイントはありますか?音楽を通して子どもたちにどんな力を育んでいらっしゃいますか?

中島:音楽において「耳の良さ」はとても大切だと思っています。良い音と悪い音の区別、今のが良いとか悪いとか、そういう音の聞き分けができることは、ピアノを一人で弾く時だけでなく、複数人で演奏する際にも重要です。

正しい音程を聞き取る力を養うことは、話を聞く力や集中力にも繋がります。よく聞くという能力は音楽以外の面でも重要ですし、集中力も培われます。また、音楽の世界には独特の礼儀作法があります。演奏だけでなく、人としての在り方も我が子と同じように指導しています。

ー音楽、特にピアノなどを学ぶことで磨かれる能力について、中島様の洞察をお聞かせください。

中島:自己表現することへの抵抗が少なくなると思います。発表したり、自分の意見を言ったりすることに慣れていきます。社会人になってからのプレゼンなどです。音楽の技術指導は時には厳しいので、そういう意味ではメンタルが鍛えられますし、舞台慣れや度胸もつきます。コンクールや発表会で大勢の前で演奏する経験は、普段の生活では得られない貴重なものです。

また、「褒める」ということをとても大切にしています。何でも褒めるようにしていて、ダメなところはダメと言いますが、良かったところを大げさに褒めるんです。例えば、英語リトミックのグループレッスンでは、今まで名前が言えなかった子が突然名前を言えた時に、周りのお母さんたちも一緒に喜んでくれます。それは先生と生徒だけの関係、親と子だけの関係ではなく、周りの人も一緒に喜ぶことで子どもに大きな自信になるんです。

🌈 赤ちゃんからシニアまで!多彩なコースで広がる音楽の可能性

ー『つだぬまミュージックスクール』で提供されている様々なコースやプランについて、教えていただけますか?

中島:主に「英語リトミックコース」と「ピアノコース」の2つを提供しています。

音楽に詳しくない保護者の方にも分かりやすいよう、何ができるようになるかを明確に伝えるようにしています。例えば、中学・高校のテストの際は、ピアノを習っていると音楽(教科)の勉強をほぼしなくてよいレベルに到達するので、それも一つのアピールポイントにしています。音楽の勉強時間を他の勉強に充てられるのは大きなメリットですし、楽譜が読めないと音楽の授業は本当に難しいものです。

また、「声楽・発声レッスン」も行っています。現在は主に20代からの大人の方が受講されていますが、お子さんでも教えることができます。70代、80代の方も通われていますよ。

🌟 未来への展望!『つだぬまミュージックスクール』が描く音楽教育のビジョン

ー今後、より一層力を入れていきたい取り組みや、『つだぬまミュージックスクール』としての将来のビジョンをお聞かせください。

中島:将来の目標としては、リトミックもピアノも両方できるような場所を持ちたいと思っています。現在、ピアノは自宅で、リトミックは広いスペースが必要なのでレンタルスペースで行っていますが、きちんと一つの場所を借りて教室を開きたいです。

また、発表会を年に1回のペースで継続していくことと、生徒さんのためのイベントを増やしていきたいと考えています。クリスマス会や夏祭りのような、みんなで集まれる機会を作っていければと思います。生徒同士の交流も大切にしていきたいです。

💖 音楽の喜びを共に!中島薫氏から音楽を学びたい方々へのメッセージ

ー最後に、『つだぬまミュージックスクール』への入会を検討されている方々へ、メッセージをお願いします!

中島:とにかく、音楽の楽しさを知ってもらえる教室でありたいと思っています。初めての方も、もっと技術を磨いていきたいという方も、新しい発見ができるような教室であり続けることを目標としています。音楽の楽しさを追求したい方は、ぜひ『つだぬまミュージックスクール』へお越しください。

私たちの教室では、単に演奏技術を教えるだけではなく、音楽を通じて自己表現力や集中力、礼儀作法なども一緒に学んでいくことができます。0歳の赤ちゃんから84歳のシニアの方まで、年齢に関係なく音楽を楽しむことができるのが私たちの強みです。

特に小さなお子さんには、英語リトミックを通して音楽の基礎を楽しく身につけることができます。首が座ったばかりの赤ちゃんでも参加できるので、早い段階から音楽に触れる機会を作ることができます。そこからピアノへと進んでいただくことで、楽譜が読めるようになり、より音楽の世界が広がっていきます。

「習志野・音楽のまち」という環境の中で、私自身の幅広い音楽経験を活かして、皆さんの音楽の旅をサポートしていきたいと思っています。音楽を通じて新しい自分を発見し、豊かな人生を歩んでいくお手伝いができれば幸いです。ぜひ一度、体験レッスンにお越しください。音楽の楽しさを一緒に感じていきましょう!