“知っている”から”話せる”へ ー 大阪難波わぼいそ韓国語教室

「知っている韓国語」を「話せる韓国語」に変える。その理念のもと、大阪・難波で韓国語教育に取り組む大阪難波わぼいそ韓国語教室。

完全個室での1対1レッスンと少人数制グループレッスンを展開し、全ての授業を韓国語で進行するなど、独自の教育メソッドを確立しています。

創業から4年着実に生徒数を伸ばしている同教室の斉藤氏に、教室設立の経緯や指導方針、そして今後のビジョンについて伺いました。

教室の特徴とサービス内容

ー教室の特徴やサービス内容について教えてください。

斉藤氏:「大阪難波わぼいそ韓国語教室」は大阪を拠点に韓国語教育を展開しています。特筆すべきは一般的な語学教室とは異なり、1時間に1つのレッスンのみを実施する完全個室制を採用している点です。

またその日学んだ内容を確実に定着させるため、毎日LINEで課題を提出していただいていることも特徴です。

例えば、過去形を学習した場合、実際に自分の経験を過去形で表現する課題を出し、音声で録音して送っていただきます。それに対して、私が添削やアドバイスを返信する形で、24時間体制でサポートしています。このように、実践的なアウトプットを重視した指導を行っています。

ー他の教室との違いや特徴的な強みを教えてください。

斉藤氏:当教室では全ての授業を韓国語で進行しているのが大きな特徴です。またただ教えるだけの一方通行の授業ではなく、生徒さんが8割話す参加型の授業を心がけています。

私自身が日本人講師であることも強みです。韓国人ネイティブ講師では気付きにくい、日本人特有の躓きポイントを理解した上で指導できます。

加えて韓国のプサンでNPO団体の理事も務めており、定期的に文化交流イベントも開催しています。

教室設立の経緯と理念

ー教室を始められたきっかけを教えてください。

斉藤氏:これまでいくつかの韓国語教育機関で講師を務めて感じた課題は「講師の質が確約されてない」「決まったカリキュラム通りにしか教えられない」「生徒に合わせてレッスンをカスタマイズできない講師がいる」などに加え、必ずしも教育の質が担保されていないという点です。

近年はYouTubeなどで無料の韓国語学習コンテンツが増えていますが、「話す」「聞く」という実践的なスキルは、対面でなければ効果的に習得できません。そこで、完全韓国語での授業進行や、生徒が8割話す参加型の授業スタイルなど、独自の教育メソッドを確立するために当教室を立ち上げました。

指導方針と特徴的な取り組み

ー指導において特に意識されていることはありますか?

斉藤氏:最も重視しているのは、「文章を最後まで言い切る」ことです。他の教室から転校してくる生徒さんの中には、文法は上級レベルでも、実際の会話では単語だけで済ませてしまう方が多くいます。

例えば、「韓国料理で何が好きですか?」という質問に「サムギョプサル」と単語だけで答えるのではなく、「私はサムギョプサルが好きです」と文章として完結させることを徹底しています。

コース構成と料金体系

ー具体的なコース内容と料金について教えてください。

斉藤氏:主に3つのコースを提供しています。最も人気があるのが文法と会話を組み合わせた基本コースで、月4回で19,400円です。7月からは上級者向けのフリートーキングコースも開始し、「三行日記」という教材を使用して50分間韓国語でディスカッションを行います。

グループレッスンは2〜4名の少人数制で、年齢層やレベルが近い方々でグループを構成しています。遠方からの生徒さんには、対面とオンラインを組み合わせた柔軟な受講方法も提供しています。

今後のビジョン

ー今後の取り組みや将来的なビジョンについて教えて下さい

斉藤氏:将来的には、韓国語カフェの開設を構想しています。1階をカフェスペース、2階を教室として、独学で学習している方々でも気軽に立ち寄って、必要な文法だけを学べるような場所を作りたいと考えています。

当日の空き状況に応じて単発レッスンを受けられるなど、従来の語学教室の枠にとらわれない、フレキシブルな学習環境を提供することが目標です。

入学を検討される方へのメッセージ

ー入会検討者へのメッセージをお願いします。

斉藤氏:スピーキング中心で韓国語を学びたい方、独学では解決できない疑問をその場で解消したい方、そして資格を持った講師から確実に学びたい方にお勧めです。

特に、静かな環境で自分のペースを大切にしながら学習したい方には、当教室の完全個室制が適していると思います。また単に文法を覚えるだけでなく、楽しみながら実践的な会話力を身につけられる環境を用意しています。

まずは体験レッスンで、実際の雰囲気を感じていただければと思います。あなたの韓国語学習の第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?