英語を楽しむことから始まる学び – 個人コーチング式英語教育の魅力

平田さんは、社会人向けの英語個人コーチングを提供しています。

英語を楽しむことを重視し、一人ひとりに合わせたカリキュラムで指導を行っています。このインタビューでは、平田さんのサービスの特徴や、英語学習に対する思いについて深く掘り下げています。

社会人のための個別カリキュラム

ー平田さん、まずはあなたのサービスについて教えてください!どんな方を対象に、どんな指導を行っているんですか?

平田:私の英語個人コーチングは、主に社会人の大人向けのサービスです。

資格取得やビジネス英語というよりも、趣味や自己実現のための英語学習をサポートしています。

特徴的なのは、決まった教材やカリキュラムを使うのではなく、お一人お一人とじっくり話し合いながら、その方の目標、生活状況、現在の英語レベルに合わせて、最適なカリキュラムを作成していることです。

ー素晴らしいですね!対象年齢はどのくらいなんでしょうか?

平田:20代半ばから70代まで、幅広い年齢層の方々にご利用いただいています。

みなさん、ビジネスというよりは自己実現や趣味のために英語を学びたいという方がほとんどです。もちろん、昇格のためなど、ビジネス目的の方でも、自分から英語を話したいという意欲がある方であれば大歓迎です。

英語嫌いから英語教師へ – 起業のきっかけ

ー面白いですね!多くの社会人向け英語教育がビジネス目的なのに対して、より深い部分を重視されているんですね。このサービスを始めたきっかけは何だったんでしょうか?

平田:実は私自身、元々英語が大の苦手で、子供の頃は英語が大嫌いだったんです。

ですが、ある機会に海外に行くことになり、英語を学び始めました。そこで、英語が話せるようになることの楽しさ、新しい出会いや視野の広がりを実感したんです。

英語を通じて、自分が今まで小さな世界に生きていたことに気づき、日本の良いところも悪いところも見えてきました。

この経験を多くの人に味わってほしいと思ったんです。それに、英語は私が思っていたよりもずっと習得しやすいスキルだと感じました。この気づきを一人でも多くの方に伝えたいという思いで、このサービスを始めました。

ーすごい!きっかけについてもう少し詳しく聞かせてください。海外に行くことになったのはなぜですか?

平田:実は、私の父が個人で英会話教室と留学のあっせんをしていたんです。

小さい頃から英語に触れる環境にはいたのですが、それが逆にコンプレックスになっていました。父は英語を話せるのに、自分は話せない。そんな思いが英語嫌いの原因だったんです。

ところが、全く違う仕事をしていた私に、父から突然、事業を継いでほしいと言われたんです。

その時、自分が英語を話せないことを痛感しました。父のアドバイスもあって、自分で留学費用を貯めて勉強し、初めて海外に行くことになったんです。

ー強制的な環境変化があったんですね!でも、その時期はちょうど良かったんでしょうか?

平田:そうですね。丁度そのタイミングで、英語や海外への憧れを感じ始めていたんです。

学生時代は本当に英語が嫌いでしたが、働き始めて色々な人と出会う中で、外国人の方とも接する機会があり、自分も話せたらいいなと思い始めていました。また、仕事で日本全国を回っていたので、日本は一通り見たけど、海外はどんなところだろう?という興味も芽生えていました。

そんな時期だったので、このきっかけは本当に良かったと思います。

英語を楽しむことが最大の特徴

ーすばらしい経験ですね!では、現在のサービスの中で、最大の特徴はどこだと思いますか?

平田:私のサービスの最大の特徴は、「英語を大好きになってもらう」「楽しんでもらう」というところです。

これは常に私の軸として意識しているポイントです。

実際、学生時代から英語が大嫌いで、でも仕事で英語を話さなければならない状況にある方がいらっしゃいました。

その方が、私とのコーチングを始めて「何十年ぶりに英語を楽しいと思えた」と言ってくださった時は本当に嬉しかったですね。こういった変化を生み出せることが、私にとっての喜びです。

元々英語が好きな方には、さらに大好きになってもらえるよう心がけています。

ー楽しむことを大切にされているんですね。教える時に一番意識していることは、やはり楽しんでもらうことでしょうか?

平田:はい、その通りです。ただし、楽しさは人それぞれ違うと思うんです。

私が楽しいと思うことが、相手にとって楽しいとは限りません。だから、その人にとって何が楽しいのかを、一緒にお話ししながら探っていくようにしています。

柔軟な学習プランと長期的な視点

ーなるほど、一人ひとりに合わせたアプローチなんですね。具体的なコースやプランについては決まっているんでしょうか?

平田:実は、最初は期間を決めたコースでやっていたんです。

でも、英語学習には本当に終わりがないんですよね。日本語だって、私たちはまだ知らない言葉がたくさんあるのと同じように、英語も学びは続きます。

そこで今は月額制にしています。コーチングでは珍しいかもしれませんが、「がっつりやりたい」というコースと、「生活に自然に取り入れたい」というライトなコースの2つを用意しています。

期間の縛りはなく、短ければ1ヶ月からでも始められます。1ヶ月やってみて合わないと思ったら、すぐに辞められる体制も整えています。

逆に、ライトなコースでも何ヶ月も続けたいという方が多いんです。私はそれがすごく良いことだと思っています。好きなだけ続けられる形にしているんです。

ー柔軟なプランですね!ちなみに、完全な初心者が日常会話くらい話せるようになるには、最低でもどのくらいの期間が必要でしょうか?

平田:日常会話といっても範囲が広いですよね。例えば、自分の身の回りのことを話せるようになるなら、その人の勉強時間にもよりますが、3ヶ月くらいあれば十分だと思います。

ただ、映画などのリスニングができるようになるのは、もっと時間がかかります。これは最も難しい部分の一つなので、あらかじめお伝えしています。

でも、自分の趣味や日常のことを話すくらいなら、基礎がある程度ある方なら1ヶ月で十分話せるようになりますし、本当に全くのゼロからでも、3ヶ月あれば一通り話せるようになるというのが実感です。

今後の展望 – コミュニティの形成へ

ー素晴らしいですね!最後に、今後のサービスについてお聞きしたいです。より強化していきたいことや、新しく取り組みたいことはありますか?

平田:はい、今は私と生徒さんの一対一の関係が中心なんですが、今後はコミュニティとまでは言わないまでも、一緒に学習できるような場を作れたらいいなと考えています。

現在はすべてオンラインで行っていますが、オフラインの場も重要になってくると思います。生徒さん同士が刺激し合える環境を作ることで、さらに楽しく効果的な学習ができるのではないかと期待しています。

英語学習を考えている方へのメッセージ

ー平田さん、最後に英語学習を考えている方へメッセージをお願いします!

平田:英語を話せるようになると、とにかく楽しいんです!そして、やりたいという気持ちさえあれば、絶対に上達できます。これだけは皆さんに伝えたいですね。

私のところに来られる生徒さんも、最初は「英語なんて…」という気持ちだったと思います。でも、続ければ続けるほど自信がついていきます。そして、話せるようになった時、「そういえば自分って話せなかったんだ」とびっくりするくらい、英語を話すことが当たり前になるんです。

アメリカ人だって、イギリス人だって、子供だって皆話せるんです。英語は絶対に習得できる言語なんです。ぜひ、楽しみながら挑戦してみてください!

ーありがとうございます!平田さんの英語を楽しむという姿勢が、とても印象的でした。このインタビューを読んだ方々も、きっと英語学習に対して新しい視点を得られたのではないでしょうか。素晴らしいお話をありがとうございました!