発達障害があっても大丈夫!楽しく学んで成長できる、子どもの可能性を引き出す個別支援塾『ゆうがく』-杉山さんにインタビューしました!

「勉強が苦手」「集中力が続かない」「学校になじめない」—発達障害や学習障害のある子どもたちが直面する悩みは尽きません。

そんな特別なニーズを持つ子どもたちに寄り添い、一人ひとりの可能性を最大限に引き出す個別支援塾が注目を集めています。

大阪府堺市にある「ゆうがく」は、従来の塾の概念を覆す新しいアプローチで、子どもたちの学ぶ意欲と自信を育んでいます。楽しみながら成長できる環境づくりに奮闘する「ゆうがく」の杉山さんに、その独自の教育メソッドと熱い想いを伺いました。

発達障害・学習障害に特化した個別支援塾「ゆうがく」の特徴

ー個別支援塾ゆうがくについて、どのようなサービスを提供されているのか教えてください。

杉山:個別支援塾ゆうがくは、発達障害や学習障害といった特性をお持ちのお子様を対象とした塾です。小学生から中学生までが主な対象ですが、状況によっては高校生も受け入れています。加えて診断がないお子様も通っていただけます。

授業は基本的には5教科がメインで、特に算数、国語、英語の指導が多いです。特性によって学習が難しかったり、勉強に対して苦手意識がある子どもたちをサポートしています。単なる塾ではなく、子どもの特性を理解し、適度に休憩を挟んだり、アクティビティを取り入れたりしながら、一緒に二人三脚で進めていくスタイルです。

ー授業の形態や教材についても詳しく教えていただけますか?

杉山:授業は基本的に対面で行っており、1回50分の1対1の個別指導です。

教材については、一般的な塾のテキストだけでなく、子どもの興味関係に合わせて、カードや写真、好きなアニメを題材にしたオリジナル問題など、様々な工夫を凝らしています。子どもが前向きに取り組めるよう、手作りの教材も多く用意しています。

個別支援塾「ゆうがく」設立の経緯と理念

ー個別支援塾ゆうがくを立ち上げた経緯について教えてください。

杉山:ゆうがくの母体である株式会社マーブルは、放課後等デイサービスを運営しています。そこで療育を行う中で、保護者や生徒から学習支援のニーズがあることがわかりました。特性のある子どもたち専門の塾がないかという声に応えて、新しくサービスを始めたのが個別支援塾ゆうがくの始まりです。

ー杉山さんご自身がこの仕事に携わるようになったきっかけを教えていただけますか?

杉山:私自身、教育に携わりたいという思いから以前はグループ会社の学習塾で働いていたのですが、当時から子どもと関わることが好きで、「分かった」と思ってもらえる喜びややりがいを感じていました。

また、私の身内が知的障害を持っているため、特性のある子どもたちに元々興味関心がありました。もっと多くの子どもたちと関わりたいと思い、マーブル社に移ったことがこの仕事に携わるようになったきっかけです。

放課後等デイサービスの経験と塾での経験を生かし、特性のある子どもたちも楽しく通える塾を目指しています。

生徒との関わり方と指導の特徴

ー生徒さんと実際に関わる中で、特に意識されていることはありますか?

杉山:まず、その子が何を苦手としているのか、何がタブーなのかを慎重に見極めます。保護者の方と相談しながら、触れてはいけない話題や言葉遣いなどを講師間で共有し、子どもが嫌がることは極力避けるよう心がけています。

また大人と子供という上下関係ではなく、同じ目線に立って接することも心がけています。ただし、療育と教育のバランスを取ることが非常に難しい課題です。

子どもの気持ちを落ち着かせることと学習を進めることのバランスを常に考えながら指導しています。

個別支援塾「ゆうがく」の柔軟なコース設定

ーゆうがくではどのようなコース設定をされているのでしょうか?

杉山:ゆうがくでは、お子様の学年や目標に合わせて、主に小学生コース、中学受験コース、中学校1、2年生コース、中学校3年生(受験生)コースの4つを設けています。ただし、これらは固定的なものではありません。

お子様の状況や目標に応じて柔軟に対応しており、例えば学年は中学生でも、特定の科目については小学生レベルから学び直すこともあります。各コースでは、発達障害や学習障害の特性を十分に考慮し、個々に合わせた指導方法を採用していることが特徴です。

今後の展望と家庭教師サービスの強化

ー今後、さらに取り組んでいきたいことや、ビジョンについて教えてください。

杉山:最近始めたばかりの取り組みですが、家庭訪問による指導、いわゆる家庭教師スタイルのサービスを強化していきたいと考えています。

塾という場所に行くこと自体が難しかったり、外出を避けたいお子様もいらっしゃいますが、そういった方々にも対応できるよう、家庭訪問のサービスを充実させていく予定です。

オンライン指導も可能ですが、私たちは対面での指導にこだわりを持っています。特性のあるお子様の場合、画面越しでは見えない小さな動きや反応、ストレスのサインなどを観察することが重要だと考えているためです。また、実際に教材に触れる感触を通じて学ぶことも大切にしています。

個別支援塾「ゆうがく」への入会を検討している方へのメッセージ

ー最後に、個別支援塾ゆうがくへの入会を検討している方へメッセージをお願いします。

杉山:ゆうがくは、普通の塾と比べると比較的楽しく学べる塾だと自負しています。すべてのアクティビティや学習には意味があり、大真面目に取り組んでいます。特に、どうしたら勉強を継続できるかという点に重きを置いています。

特性があって学習に困っている、どうしたらいいか分からないと悩んでいるご家庭が多いと思います。そういった方々を助けたいという気持ちが強いです。

入会をご検討の方は、まずはホームページからお問い合わせください。カウンセリングを行い、お子様の状況や保護者の方のご希望をお聞きした上で、体験授業を受けていただきます。その後、ご希望であれば入塾という流れになります。ぜひ一度、ゆうがくの雰囲気を体験してみてください。