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英検2級の対策に文法はいらない?のかいるのか?は受験生からよく聞かれる質問の1つです。
英検2級の合格を目指している受験生や高校生に向けて英検2級の文法対策はどこまで必要なのかを英検2級の合格に超重要な文法事項やおすすめの文法の参考書を紹介しながら英検講師が徹底解説していきます!
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英検2級のレベルと試験内容
英検準2級を合格した人たちそして今から英検2級を受けようとしている人たちへ向けて英検2級がどれくらいのレベルなのかを解説していこうと思います!
英検2級の試験内容は?
英検2級の試験内容は以下のようになっています。
測定技能 | 形式 | 課題詳細 | 問題数 | 問題文の種類 |
---|---|---|---|---|
リーディング | 短文の語句空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う。 | 20 | 語彙問題・文法問題 |
長文の語句空所補充 | パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 | 6 | 説明文 | |
長文の内容一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 | 12 | 説明文及びEメール | |
ライティング | 英作文 | 指定されたトピックについての英作文を書く | 1 | |
リスニング | 会話の内容一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える | 15 | 会話文 |
文の内容一致選択 | 短い文章のパッセージの内容に関する質問に答える | 15 | 物語文・説明文 |
英検は2級に限らずリーディングの文法問題が四択なのが特徴的です。
英検2級のリーディングは文法問題が大半を占めるので、文法力そしてそれを読み解く単語力が備わってないとかなり厳しいものになってきます。
逆に文法がしっかり備わっていればリスニングで多少点数を落としてしまっても合格はできるのです。英検2級のリスニングが苦手な人も諦めずに文法、単語をしっかり定着させていきましょう!
英検2級の合格点は?
英検2級の合格点は大体六割だと言われてます。
合格得点率はあくまでも目安と言われているのでそんなに気にしなくていいです。
先程も述べたようにこれはあくまでも目安になるだけなので例外もたくさんあります。
実際に私の周りやこれまで教えてきた生徒の中には
で合格した人もいます。
見てわかる通り英検2級のリスニングが大の苦手で文法を1ヶ月間でものすごい時間勉強していました。そして、その結果見事英検2級に合格することができました。
ですので、英検2級に合格するためにはしっかり文法ができていればリーディングの特に大門1の語彙問題とライティングで点数を稼いで合格できるのです。
→実際の合格までのエピソードはこちら
英検2級の合格に必要な勉強時間は?
英検2級の問題集の中に英検2級七日完成と言う参考書がありますが、あれを見てたった一週間で合格できるのは英検準二級をハイスコアで合格した人や受験勉強の段階である程度の文法の基礎が完成されている人に限ると思います。
今から英検2級に挑もうと考えている人は約1ヶ月から2ヶ月間は最低でもかかると思います。大体英検2級の合格までに必要な勉強時間は100時間程度です。
なぜなら英検2級の文法は範囲がかなり広く、完全に習得するにかなり多くの時間を要しますし、それさらに生かすライティングで点数を取るとなると一カ月は必要になるとも思います。
以下は英検2級のレベルになりますが、英検2級のレベルは高校卒業程度のレベルであるため、大体英検2級の合格は高校3年間で習うものを一気に学習するものだと認識してほしいです。
英検2級のレベル | 高校卒業程度 | 医療やテクノロジーなど社会性のある英文読解も出題されます。 海外留学、国内での入試優遇・単位認定など、コミュニケーション力が高く評価されます。 ビジネスシーンでも採用試験の履歴書などで英語力をアピールできます。ライティングが加わります。 | 筆記リスニング面接 |
また英検2級は過去問研究がとても効果的ですのでそこで文法の頻出事項や文法問題の出題形式になれることが大事になります。
英検®2級の合格に必要な勉強時間の目安はどれくらい?残り期間ごとの勉強法を解説!英検2級に文法がいらないと言われる理由
英検2級に対して「文法は必要ない」「文法じゃなくて単語で大丈夫」と言う人がいます、そのように言われる理由を二つあげてみます。
英検2級までで文法は終わる
英検2級は高校卒業程度の試験として設けられているので英検2級を最後に文法は一通り終えます。英検2級に文法が必要ないと言っている人はおそらく高3で一通り文法を終えた人なのでしょう。
高校一年生や高校二年生で文法をないがしろにしていれば、英検だけでなく受験英語にも落ちてしまいます。
英検2級には仮定法や関係代名詞といった受験英語でもかなり難しい文法がメインになるので英検2級に文法の知識は不可欠であり、いらないということはないでしょう。
英検準二級が完璧なら必要ない
前述したように英検2級に文法が必要ないという人は英検準二級に受かった人たちがいうことなのです。英検2級には英検準二級の文法も多く含まれています。ライティングだけを言えば、英検準二級レベルの文法で合格点を取ることは可能です。
しかし英検2級のリスニングはとても難易度が高く、点数が取りにくいのでリーディングでもしっかり点数を取ることが大事です。ですので英検準二級の文法をしっかり習得したうえで英検2級の文法も学んで英検2級の合格を掴みましょう。
英検2級の文法を最速で攻略する勉強法
英検2級の文法を最速で攻略するために重要なことを二点まとめました。これを意識して勉強すれば英検2級の文法の勉強の効率はぐっと上がると思います。
文法は基礎の基礎が超重要!
英検2級の文法を勉強するうえで基礎はとても大事になります。暗記することはもちろん必要になりますが、暗記だけに頼ってしまうと四択問題のひっかけ問題で間違えてしまいます。
勉強法としては文法をしっかり理解したうえで例文を何度も暗記する勉強法が最適だと思います。音読は英検の勉強法としてはとても重要なもので、理解して音読を繰り返せばそれをそのままライティングに応用できるのです。
音読で毎日ひとずつ覚えていけば一カ月で30個も文法の例文を覚えることができライティングの文字数には十分なのではないでしょうか。
単語で読み解くのは通用しない!
単語だけすれば英検は受かるよ いう人がいますがそれは英検2級には全く通用しません。確かに英検準一級以上は新しい文法問題は少なく単語の能力で合否が決まりますが英検2級はそうはいきません。
例えば仮定法は単語がわかっていれば解けるようになりますか?決まった文法があるので単語がわかっていても文法が不十分だと全く手が出ないと思います。
英検2級は高校生までの文法つまり英語すべての文法が範囲なので単語だけでなく文法がより大事になってきます。
英検2級のリスニングのコツと勉強法を徹底解説!1ヶ月で合格するための対策!他の級との文法の違いは?
これまで英検2級の文法について述べてきましたがここでは英検2級とは他の英検との級の文法の違いを簡単に解説していきます。
英検準一級と英検2級の文法の差
前提として知ってておいてほしいこととして英検準一級と英検2級には大きな壁があります。それは圧倒帝な単語量です。英検準一級は普段絶対に見ないような単語が相当な数あり、文法以前に文が全く読めない場合が多いです。
結果を言うと文法には差がありませんが英検2級には簡単に受かるのに英検準一級には何度も落ちるという人がいるので英検準一級に挑む人は単語をとにかく勉強するとよいと思います。
英検準二級と英検2級の文法の差
先程と違い英検準二級と英検2級は文法の差がかなりあります。
英検2級には英検準二級に含まれないような難しいい文法問題が含まれています。
難しいというのは、言い換えができる文法が多くあったり、文中で意味が変わったりなど一筋縄ではいかないような文法問題があります。英検2級は大学受験の範囲ですので、しっかりした分布の基礎固めが必要になってきます!
英検2級の一次試験に合格しやすい人の特徴
英検2級はライティングで高得点を取るための文法のコツやリーディングを最短で身に付けるためのコツが多くあります。
そこで今まで多くの英検2級の合格者を400人以上輩出してきた英検コーチの私がこんな人が英検二級の合格に向いているという人の特徴について徹底解説していきます!
高校範囲の英語の文法を一通り終えてる人
英検2級の文法は主に高校三年生の範囲から出題されます。ですので受験生であったり優秀な高校二年生などはかなり英検2級の一次試験には通りやすいです。
高校三年生の文法と言えば主に仮定法であったり、関係代名詞などのどれも一筋縄ではいかないような文法ばかりです。
ですのでもししっかりと文法を習得している人はライティングの書き方やレベルにおいて英検準二級のレベルとは違い高度な文法を使って英作文が書けるようになるので、しっかり文法を習得していれば一気に英検2級の合格は近づくと思います。
勉強計画をしっかり立てられる人
英検2級は先ほども述べたように主に受験生か優秀な高校に二年生が受験します。ですので英検の勉強だけに割く時間はまり取れないでしょう。
英検は勉強計画をしっかり立てていれば落ちるということはまずありません。ですので英検2級の受験を決めた日からどれだけ逆算して勉強計画を立てれるかが重要になります。
しっかり勉強計画を立てれば英検2級であれば最短一カ月で合格することも可能です。英検2級に最短で合格したい人はこの記事を参考にしてください!
英検®️2級の勉強法を徹底解説!1ヶ月で合格できる直前の対策も解説!英検2級のリーディングで狙われやすい文法事項三選!
英検2級で扱われる超重要な文法事項三選を紹介していきます!
【1】使役動詞
使役動詞の基本はlet、make、have、getの4つです。使役動詞の文法としては、以下の2点に注意してください。
1.getのみ、to不定詞がくる
2.目的語と補語にあたる動詞の能動・受動関係によって、その補語が原形不定詞となるか過去分詞となるかが決まる
3使役動詞を用いた受動態の文の並び替え
【2】仮定法
高校英語で一番難しいと感じる人が多いであろう仮定法の文法です。基本的なものと応用を利かせるもの二つともよく出題されるので要注意です。
- 1.現在の仮定には「過去」、過去の仮定には「過去完了」を用いる
- 2.「現在の仮定」において、be動詞はwereしか使用されない
- 3.Ifの省略や「as if」など、仮定法特有の慣用表現に注意
【3】関係代名詞
関係代名詞については基本の文法は準二級でも出題されます。しかしながら注意すべきものは、英検2級のレベルになって難易度が上がってから出るものです。
特に英検2級のリーディングに頻出な前置詞とセットになった構文に注意しましょう。
なお、先行詞の後ろに前置詞と関係代名詞が並ぶ場合は、「that」を用いることはできません。したがって、「He found a house in that he wanted to live.」は誤りです。
英検2級の超重要単語200選を紹介!おすすめの英単語帳も紹介!英検2級の合格に必要な文法とは?
ここでは英検2級の合格に必要な文法をリーディングとライティングに分けて解説していきます!
英検2級のリーディングに必要な文法は?
英検2級のライティングの合格に必要な文法は大雑把に言うと高校の文法すべてです。
それに加えて文中で適切な用法を選びきる判断力と適切な答えを瞬時に選びきるスピーディーさが重要になってきます。難しい問題は後に回し簡単で確実に取れる問題をとっていくことが英検2級のリーディングで高得点を取るには重要のなります。
英検2級のライティングに必要な文法は?
英検2級のライティングに必要な文法は準2級レベルの文法を瞬時に使えることです。ライティングでは難しい文章を書けても簡単な文章を書いても評価は変わりません。大事なのはミスを減らして減点されないことです。
ライティングは加点方式ではなく減点方式なので変に難しい文法や言い回し、単語を使うのではなく基礎基本の文法を使って書き進めると高得点につながります。
英検2級の難易度を徹底解説!TOEICの難易度との比較も紹介!英検2級の文法を最短で習得できる参考書
ここでは英検2級の文法に特化した参考書を紹介していきます!英検2級の参考書は色々ありますがこれをすれば間違いないという参考書です!
【文法】NEXTSTAGE
受験生なら一度は手にするであろう英語の文法の教科書です!一見すると英検には全く関係ないように見えますが英検2級の文法に関してだけならこれ以上ない参考書です!
英検2級レベルの単語や文法が収録されておりこの一冊を完璧にすれば英検2級でハイスコアもとれるし、受験勉強の自信にもつながります!
【文法】VINTAGE
こちらも受験生の多くが手に取るであろう英語の文法の参考書の一つでしょう。NEXTSTAGEとさほど変わりはないですがちょっとしたコラムから多くに知識を吸収できます!
それに加えて解説も割と詳しめに書かれているので英検2級の文法に関しては私自身はこちらをおすすめしています!英検2級の文法はこの二冊のような網羅系の方がおすすめできます!
【全体】英検2級をひとつひとつわかりやすく
こちらはまだ英検準2級を持っていない高校一年生や高校二年生におすすめの参考書です。
本当に一から英検2級に必要な文法をおしえてくれます。問題集のような参考書が苦手な人やしっかり土台から文法をつくっていきたい人にはこの参考書が合うと思います!
英検2級のおすすめの参考書ランキング17選を徹底解説!【2024年】まとめ
- ①英検二級は高校終了程度の文法ができないと合格できない
- ②英検二級レベルの文法は受験勉強と並行してするべき!
- ③英検二級の参考書は網羅系の文法の参考書を使うべし!