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英検2級の合格率はどれくらいなのか英検2級の合格率を解説します。
英検2級の合格率を世代別に小学生や中学生や高校生においては高校1年生や高校2年生ごとの合格率や社会人の方ごとに紹介します。
また、英検2級の一次試験と二次試験ごとの合格率は何%なのかを英検コーチの講師が2023年度の最新の統計から徹底解説していきます!
【この記事の監修者:英検コーチ塾長竹本明弘】
これまで実際に小学生〜大人の方など様々な方を指導して英検2級の合格者を400人以上輩出してきました。今回は英検2級の合格率および英検2級に合格する人の特徴も合わせて解説します。
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英検2級の合格率
結論から述べると英検2級の合格率は20%〜25%です。
英検2級の1次試験の合格率は約25%であり、大体4人に1人が合格する試験なのに対して、英検2級の2次試験は合格率が約80%となるため、5人中4人が受かるほど比較的高い合格率となっています。
そのため英検2級は1次試験に合格できれば高い確率で英検2級の2次試験にも合格できると考えて良いと思います。
英検2級の1次試験と2次試験の合格率
ここでは英検2級の一次試験そして二次試験の内容とそれぞれの合格率について詳しく解説していこうと思います。
英検2級の合格率と試験内容で注意の必要な箇所にも気を付けながら解説していきます。
英検2級の一次試験の合格率
英検2級の一次試験の合格率は約20~25%です。
英検2級の一次試験は筆記85分、リスニング約25分の構成となっています。
また、英検2級の一次試験の内容は以下の内容になります。
技能 | 形式 / 問題数 | 解答形式 | 問題数 |
---|---|---|---|
リーディング | 短文の語句、空所補充 | 4肢選択 | 17 |
リーディング | 長文の語句、空所補充 | 4肢選択 | 6 |
リーディング | 長文の内容、一致選択 | 4肢選択 | 8 |
ライティング | 英作文 | 記述式 | 1 |
ライティング | 英文要約 | 記述式 | 1 |
リスニング | 会話の内容、一致選択 | 4肢選択 | 15 |
リスニング | 文の内容、一致選択 | 4肢選択 | 15 |
英検2級に合格する上で大事になるのはリーディングであると考えます。
理由はリスニングは一朝一夕で身につくものでなく、時間がかかるからです。それに英検2級もリスニングの合格率、得点率は英語の慣れている人でもかなり難しいです。
英検2級の一次試験の合格率は約20~25%であり、簡単とは言い難い合格率ですがリーディングで8割を取れれば合格率は70%にも上がると言われています。
英検2級の二次試験と合格率
英検2級の二次試験の合格率は80~85%程度です。
英検2級の二次試験の内容は以下のようになっています。
技能 | 形式 / 問題数 | 解答形式 |
スピーキング | 音読 / 1問 | 個人面接 |
パッセージについての質問 / 1問 | 個人面接 | |
イラストについての質問 / 1問 | 個人面接 | |
受験者自身の意見など / 1問 | 個人面接 |
英検2級の二次試験は主にスピーキングがメインになっています。試験の中で英語も質問されるからリスニングも必要なのではないのかと言う人もいますが、それは心配いりません。
なぜなら英検2級の二次試験で質問される内容は決まっており覚えればいい話なのです。
それから英検2級の二次試験の合格率なのですが一次試験を突破した人の85%が合格すると言われてます。ですので英検2級では一次試験がどれだけ重要なのかがわかります。
4カ月で英検2級と英検準一級にダブル合格!英検合格に向けて英語力を急成長できた理由とは?英検2級の合格率は低い?
今度は高校生を主な対象として英検2級の合格率は低いのかについて解説していこうと思います。
英検2級の全体の合格率は大体25~30%となっており四人に一人は受かるような合格率です。
高校生の多くが英検2級を受けるのでこのような合格率になっています。と言っても、四人中三人がおちるので簡単な試験とは言えないでしょう。
英検2級は合格率は高いとは言えませんが受からないような試験ではないでしょう。
英検2級の合格率を高める勉強法を下に紹介しておくので是非参考にしてください。
英検®️2級の勉強法を徹底解説!1ヶ月で合格できる直前の対策も解説!世代別の英検2級の合格率を解説
世代別に小学生と中学生と高校生と社会人ごとの英検2級の合格率を解説します。
小学生の英検2級の合格率
結論として、小学生の英検2級の合格率は1%以下です。
その理由としては英検2級のレベルは高校卒業レベルの英語力であり、小学生が英検2級に合格する大半は帰国子女として海外での生活が長いケースがほとんどです。
ただし、独学でも英検2級には合格する方も最近では非常に増えてきており、海外経験がなくても語彙力とリスニング力がしっかりとついていれば小学生でも合格は可能な試験です。
中学生の英検2級の合格率
英検2級は優秀な中学生であれば受験には使えないとしても力試しで受ける人もいるので、画面の奥の優秀な中学生に向けて英検2級の合格率について解説していこうと思います!
結果だけ先に見ると、中学生の英検2級の合格率は1~2%程度です。
中学生が受けるには英検2級はかなり難しい試験だと言えるでしょう。
なぜなら英検2級は高校範囲の終了範囲、つまり、大方の英語すべてを網羅しているからです。
英検2級の一つ下の英検準2級の合格率も2%程となっており高校英語がどれだけ難しいかがうかがえますね。
英検2級で合格率1%の中学生は灘や開成、筑駒などの全国トップクラスの高校を受験するかもしくは帰国子女の可能性が非常に高いです。
高校生の英検2級の合格率
高校生の英検2級の合格率は大体25~30%程度です。しかし、今回は学年別に英検2級の合格率を高校1年生、高校2年生に分けて紹介していきたいと思います。
高校1年生の英検2級の合格率
高校1年生の英検2級の合格率は25%程度です。
高校1年生であればまだ英検2級のレベルの英語力を持つ高校1年生はかなり限定されます。一般的には進学校の学年順位50番以内や留学経験があるなど高校1年生の中では英語において模試などで偏差値60以上はないと英検2級への合格は非常に難しいです。
その点で高校1年生の英検2級の合格率は25%程度となっていると考えられます。
高校2年生の英検2級の合格率
高校2年生の英検2級の合格率は30%程度です。
英検2級のレベルは高校卒業程度のレベルですが、進学校であれば高校2年生で習う英語のレベルとなります。
その点で高校2年生であれば英検2級に合格する可能性は非常に高くなるために英検2級の高校2年生の合格率は30~35%程度となっています。
高校生におすすめの英検対策の塾ランキング12選!短期で取れる塾の選び方も解説!社会人の英検2級の合格率
社会人の英検2級の合格率は25%程度です。
その理由としては、社会人として英検2級を受けられる方は基本的には学び直しや英語学習初心者の方が非常に多いです。
そのため、チャレンジのような形で試しに受けてみる社会人の方も多くいる一方で元々TOEIC対策などはしており、英検2級レベルの学力がある方も英検2級を資格取得のために受けるケースもあります。
この2つのケースが相まって社会人の英検2級の合格率は25%程度の合格率となっています。
4カ月で英検2級と英検準一級にダブル合格!英検合格に向けて英語力を急成長できた理由とは?英検2級の合格点
英検2級の合格点は1次試験が1520点、2次試験が460点となっています。
英検2級の合計での合格点は2600点中1980点となっています。
近年英検では英検CSEスコアというものが導入され英検の合否だけでなくどのレベルで合格したのか、後何点ほどでどの分野の点数が足りていなかったのかがより鮮明に見えるようになりました。
英検CSEスコアが導入されたことで以下の表を見てもらうとわかるように英検2級を受験したとしても英検準1級レベルのスコアを取得することができるのです。
英検2級の合格点を取りつつ英検準1級までそれくらい点数が必要なのかも一気に参照できるようになりました。
各級 | 一次試験(R/L/W) | 二次試験・面接(S) | 合計点 |
英検準1級 | 1792点(2250満点) | 512点(750満点) | 2304点(3000点) |
英検2級 | 1520点(1950満点) | 460点(650満点) | 1980点(2600点) |
英検準2級 | 1322点(1800満点) | 406点(600満点) | 1728点(2400点) |
英検2級とTOEICの合格率を比較!
英検2級を取るよりほかの試験を受けたほうが合格率は高くなるのではないかということを言う人がいるともいます。そこで英検と並行して有名な英語の試験と英検2級の合格率を比較してみました!
英検2級のレベルをTOEICと比較
英検2級とTOEICの合格率を比較する前にまずは英検2級はTOEICでいうと何点ぐらいなのかを見ていきます!
最新のCEFR基準によるとTOEICの四技能試験と比べて大体500~600点レベルです。(引用:文部科学省)
英検2級も点数によって大きく基準が変わり英検2級で高得点であれば準一級ほどの実力も認められます。
引用)TOEIC公式サイトよりTOEICL&Rレベル別評価の一覧表
英検2級とTOEICの合格率を比較!
英検2級は合格率、TOEICでは得点率を比較していきます。
まず前提として英検2級を受ける受験者層は高校生が大半を占めます。それに比べてTOEICは大学生を含むが学生と社会人が半々となっています。
ですので当然難易度も変わってくるのですが、英検2級は範囲が指定されているのでそれに合った対策が可能です、なので合格率もそれなりに高いです。
しかしTOEICは範囲が曖昧でしかも難易度の高い試験かつ合格率と言う概念が存在しないので、TOEICで英検2級レベルを得点するとなると高校生では10%といったところだと思います。
英検準一級のレベルと難易度を徹底解説!TOEICとの比較も紹介英検2級の合格率とTOEFLを比較!
こちらも英検2級を受ける人なら一度は聞いたことがあるであろうTOEFLの得点率と英検2級の合格率を比較していこうと思います!
英検2級はTOEFLでいうどのくらい?
TOEFLは先程述べたTOEICよりもより日常会話に寄り添った試験になります。
TOEFLもTOEICと同じく合格率と言うのではなく得点率で試験は評価されるのでしっかり得点を重ねていくことが大事になります。TOEFLは正直TOEICよりもネイティブなので難易度は高いです。
英検2級はTOEFLはで言うと42~71点ぐらいになります。留学経験があったりネイティブの人は英検二級の合格率よりTOEFLの得点率の方が高くなると思います。
英検2級とTOEFLの合格率を比較!
英検2級とTOEFLは正直レベルが違うので比較するまでもないですが、高校生や中学生ではなく社会人で英検2級かTOEFLを受けようと迷っている人は最初に英検を受けるといいと思います!
他の試験の合格率や得点率に関係なく英語とはどんなものなのかを意識しながら英検2級を受けると他の試験でも合格率や得点率が上がっていくと思います!
英検2級を受験した方がいいのはこんな人
英検2級を受験した方が良いのはどんな人か紹介します。
英検を利用する入試方式を採用している大学に出願する高校生
近年の入試改革によって外部検定である英検を入試に利用する大学の数が増加しました。
ここ5年で2倍以上の大学が英検を活用するようになり、その数は一般入試への利用が366大学、推薦入試が234大学となっています。
英検2級があれば、共通テストが満点換算になったり、英語試験が免除されることがあるので、自分の志望校の受験に英検が活用できる人はぜひ受けることをおすすめします。
高校生は受験において複数の大学を受験すると思うので、受験したい候補の大学に英検を利用する大学があるようでしたらはやめに英検2級もしくは準一級を取得すると良いでしょう。
また受験勉強と並行しながら取る予定なのであれば勉強法を意識しながら効率的な独学での学習がとても大切です。
英検scbtは大学受験に使えない?使える?使えない期限は?英検講師が徹底解説! 【2024年】MARCHで英検利用できる大学学部と倍率を解説!英検2級は留学を目指している大学生にも
もしも、大学生で留学にいきたいという希望があるようであれば、英検2級を取得はおすすめです。留学や留学の奨学金の基準として英検を利用している大学や機関も多くあるためです。
ただ、TOEFLやIELTSのスコアが条件となっている大学や機関もあるため事前に確認が必要です。
英検2級からは就職活動や転職活動でも有効
これから就職活動を控えている学生や、転職を考えている社会人も英検2級の取得は効果的です。
英検2級は、社会人の一般的な英語の条件として広く適用されているため、就職・転職の幅を広げることができるでしょう。
英検2級に合格する人の特徴
これから英検2級の一次試験で合格率の高い人の特徴を何点が挙げて解説して言おうと思います!このポイントに当てはまる人は英検2級の勉強には最適です。
勉強計画を立てて英検2級の一次試験の勉強ができる人
英検2級の受験者層は高校生が多いと思います。高校生は定期テスト,部活などが重なり英検2級の勉強が疎かになりがちです。
英検2級の合格率の高い人は英検2級の受験が決まった段階で最初に勉強計画をしっかり立てます。そうすることで予定に合わせることができ効率よく勉強を進めることができます!
英検2級の合格率が高い人は学校の英語の勉強も英検2級の勉強に役立てていたりするのでそれも効率的に勉強を進める一つの勉強法だと思います。
英検®2級の合格に必要な勉強時間の目安はどれくらい?残り期間ごとの勉強法を解説!英検2級の基本的な文法をしっかり身に付けている人
英検2級の一次試験の合格率が高い人はリーディングの次にライティングが重要であることを理解しています。英検2級でリーディングと同じくらいライティングは重要になってきます。
ライティングはしっかり基礎にはめて書けば点数を稼げるところです。基礎的な文法がしっかり使えれば最低でも100字程度の英作文を書くことが可能なので英検2級の合格率を高めるにはライティングの対策も欠かせないと言えるでしょう。
英検2級に文法はいらない?合格するために必要な文法はどこまでか解説!英検2級の二次試験の面接で合格する人の特徴
ここでは英検2級の二次試験つまりスピーキングテストの合格する人の特徴を二点述べようと思います。
スピーキングは何に気を付ければいいか分からない人は必見です!
英検2級の面接の空気感に慣れている人
英検2級の二次試験はある程度英語ができる人が集まっているので「自分は受かるのだろうか」と不安になることがあると思います。その不安が試験に出るのです。
英検2級の二次試験の合格率が高い人は本番の練習を何度もやって本番の緊張感に慣れることを需要にしています。英検2級の二次試験は態度と言う評価があり、この評価を満点にすることは英検2級の二次試験の合格率を上げることには欠かせないのです。
態度の点数を満点にすることで英検2級の二次試験の合格率はぐっと上がりますし、他のTOEFLやTOEICを受ける際に絶対に生きていくので是非練習を重ねてみてください。
英検2級の面接の内容をよく知っている人
先ほど述べたように英検2級の二次試験には決まった形があります。英検2級の合格率を上げるには英検2級の二次試験の面接の方を覚えるのが一番有効です。
参考書や問題集にも掲載されているのですが難しいものは少なく簡単に覚えることが可能です。逆に英検2級の面接の練習を怠ってしまうとほぼ間違いなく落ちてしまいます。
そうならないためにも英検2級の面接の方をしっかり繰り返して音読し、本番の空気に慣れることで合格率を上げましょう!
英検2級の面接の裏ワザを徹底解説!実際に使える表現とテクニックも紹介!まとめ
今回は、英検2級の合格率について世代別に解説しました。
英検2級の合格率についてはまとめは以下のようになります。
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英検2級のおすすめの参考書ランキング17選を徹底解説!【2024年】 英検2級に最短で合格する裏ワザや勉強法を徹底解説!新型コロナウイルスやインフルエンザなど感染症の影響により、英検各級の会場やスケジュールや内容などに変更が生じる場合ございます。自分が受ける級の実施日程などは必ず公益財団法人 日本英語検定協会のHPでご確認ください。