英語×テクノロジー×SDGs―神戸から発信、Kobe English Academy(KEA)が挑戦する、これからの子ども教育


「日本の幼児教育」か「インターナショナルスクール」か―。子どもの教育を考える上で、この選択に悩む保護者は少なくありません。Kobe English Academyは、その両方の良さを活かした新しい教育環境を提供しています。

デイリークラスでは英語での生活習慣から探究学習まで、アフタースクールではテクノロジーを活用した実践的な学びまで、幅広いプログラムを展開。

子どもたちは楽しみながら、自然と英語でコミュニケーションを取り、新しい技術や考え方に触れています。次世代に必要とされる多様な力を育む同校の取り組みについて、代表の尾瀬カーネル氏にインタビューしました。

サービス概要

ー まず始めにどういった方を対象にしているサービスかあるいは、どのような活動を行っているのかなど、サービスの概要についてお聞かせ頂けますでしょうか?

尾瀬カーネル氏:0歳から小学生までを対象としたバイリンガルスクールとして運営しており、日本語と英語の両方で生活をする環境を提供しています。

地域的に神戸はインターナショナルスクールを選択される方も多く、卒業後はインターナショナルスクール、私立、公立など、どの進路でも選択することができる点がKEAの特徴です。

設立経緯

ー このスクールを始めた経緯やきっかけについて教えてください。

尾瀬カーネル氏:8年前に開校させていただきましたが、私自身は英語教育では20年以上の経験があり、個人での英語指導から始まり、スクール運営、さらには留学に関する相談対応など、様々な形で英語教育に携わってきました。

設立のきっかけは、教育選択における課題感からでした。一般的に、幼児教育の選択肢として「日本の従来型幼児教育」か「完全英語のインターナショナルスクール」の二択になりがちです。しかし、それぞれに良い部分もあれば、「もう少しこうだったら」という部分もあります。

そこで「両方の良さを活かせる教育環境を作れないか」という思いを持った仲間が集まり、サポートを得ながら当校を開校することになりました。

特徴とアピールポイント

ー 他の教室にはない特徴であったり、教室として一番のアピールポイントについて教えてください。

尾瀬カーネル氏:当校の大きな特徴は、英語力の育成と探求学習を両輪とした独自のカリキュラムです。特に探求学習では、日本語での学びを重視し、言葉で自分の気持ちを豊かに表現することや思考力の育成に力を入れています。

また、「Discovery Central:ディスカバリーセントラル」という名称でアフタースクールを運営しており、ここでは「英語+α」をコンセプトに様々なプログラムを展開しています。

英語でのダンスや造形活動はもちろん、特にSTEAM、テクノロジー分野には力を入れており、理工学的な学びや、3Dプリンター、グラフィック、アニメーション作成、ロボットプログラミングなど、先進的な取り組みを行っています。子どもたちの興味や可能性に合わせて、コミュニティの方々にもご協力いただきながら、常に新しい学びの環境を整備しています。

指導方針

ー 受講している方に指導する際に特に意識していることや方針などがあればお伺いさせてください。

尾瀬カーネル氏:先生方は「引き出す」ということを大切にしており、一人ひとりの考えをしっかりと聞いた上で、なぜそう考えたのかを理解しながら、個々に合わせた対応を心がけています。

また年齢に応じて活動内容や声掛けの方法を変え、話すことが上手になってきたら「子ども哲学」のような対話の時間も設けるなど、創造的な学びの場も提供しています。

コース構成

ー 提供しているコースやプランがあればそれぞれお伺いさせてください。

尾瀬カーネル氏:主なコースとして、デイリークラス、アフタークラス、ジュニアクラス、親子クラス、サタデークラス、そしてテクノロジーに特化したロボティクスクラスなど、様々な選択肢を用意しています。

デイリークラスはデイタイムのコースで、幼稚園のように日本語と英語の両方で生活する環境を提供しています。その後、希望する生徒はアフタースクール「ディスカバリーセントラル」に参加することが可能です。

アフタースクールでは英語を使いながら、ダンスや造形、STEAM、コンピューター学習など、様々な活動を展開しています。

また、平日に通えない方向けのサタデークラスや、小さなお子様と保護者の方が一緒に参加できる親子クラスなど、様々なニーズに対応したコース設計を心がけています。

今後のビジョン

ー 今後こういった点に取り組んでいきたい、あるいはより強化していきたい点があればお伺いさせてください。

尾瀬カーネル氏:Every child is unique.と先生方は言うのですが、特定の道を強制するのではなく、一人ひとりが自分の興味を見つけ、主体的に学んでいけるよう支援していきたいと考えています。

ダンス、プログラミング、アート等、様々な分野に触れる機会を提供し、子どもたちが自分の好きなことを見つけられる環境づくりを続けていきます。

入会検討者へのメッセージ

ー 最後に入会を考えている生徒さん(および保護者の方)にメッセージをお願いいたします。

尾瀬カーネル氏:何かワクワクすることを探している方は、ぜひ当スクールに来てくれたら嬉しいなと思います。幼少期から英語に触れることで、特に発音面で大きな違いが出ます。たとえばABCの歌でも、ネイティブのような自然な発音で歌えるようになります。

私たちが大切にしているのは、子どもたち一人ひとりが「自発的に学びたい」「知りたい」という気持ちを持てるようになることです。

本来、新しいことを知るのは楽しいことですが、テストや宿題など「やらされている」という形になると、嫌になってしまったり挫折したりすることもあります。当スクールでは、子どもたちの興味が自然と広がっていく環境を大切にしています。

お子様の可能性を広げる第一歩として、ぜひ一度見学にお越しください。実際の授業の様子をご覧いただきながら、詳しいカリキュラムやコース選択についてもご相談させていただきます。