毎年連続で東大合格者を輩出する「赤門アカデミー」が明かす、記述力養成の極意

創設以来毎年連続で東大合格実績を持つ赤門アカデミー

中学生、高校1・2年生などの早期から記述力養成に取り組み、主に地方在住者や中高一貫校生に向けた指導で、難関大合格への道を切り開いています。

地方出身の東大生として自身の経験を活かし、オンライン指導の可能性に挑戦し続ける坪内氏に、独自の教育メソッドと受験指導にかける想いを聞きました。

東大・京大・医学部を目指す学生のための専門オンライン塾

ー御校の正式名称と、どのような方を対象としているのかについて教えてください。

坪内氏:正式名称は「東大・難関大専門オンライン塾 赤門アカデミー」です。

基本的には東大や京大などの旧帝大、東工大、一橋大などの難関国公立大学や、医学部を志望する生徒を対象に指導を行っています。

早期から始める記述力養成と独自の指導方針

ー具体的な指導形態についてお聞かせください。

坪内氏:1対1のオンライン指導を行っており、基本的に1時間のテストの後、1時間の指導を行う形式を取っています。特に力を入れているのが記述添削です。

東大や京大では、ほとんどの問題で自分の考えを文章で説明する必要があります。そのため、高校1年生の段階から数学を主体とした記述力の養成に注力しています。

指導の頻度は、高1・高2生の場合、基本的には週1回ですが、高2生の途中から月6回や8回に増やす形を取っています。

創業の経緯と地方出身者へのサポート

ー赤門アカデミーを立ち上げられた経緯について教えてください。

坪内氏:私が地方出身で東大に入学した経験から、地方における難関大学受験の情報不足を痛感していたことが大きなきっかけです。

特にコロナ以前は、オンラインで東大や京大といったトップ大学に合格するためのノウハウを得ることが難しい状況だったので、地方在住の受験生に向けて、オンラインで難関大学合格のためのノウハウを提供したいと考えました。

また、当塾に入塾される生徒さんの中には、中高一貫校で勉強につまずき、悩みを抱えている方も多くいます。例えば開成や筑波などトップ校で成績が振るわない生徒の中には、全国平均で見ると十分な実力がある生徒も少なくありません。

そういった環境に揉まれて潰れてしまう可能性のある生徒たちをサポートしたいという思いも重なり、2018年に赤門アカデミーを設立しました。

毎年の難関大合格実績を支えるノウハウ

ー他の東大生が教える塾との差別化ポイントを教えてください。

坪内氏:単に受験勉強を教えたり、定着度を確認するだけでなく、生徒さんが受験に挑む上で現在ボトルネックになっている根幹の部分を早期に特定し、それを解消する手助けをするよう心がけています。

東大レベルの難関大は1から自分の考えを言語化する、記述試験がメインとなります。自分の考えを組み立てて言語化することは非常に難しく、その生徒さんがこれまでしてきた学習や経験によって、様々なことが障壁となります。

それは何も勉強面に限ったことではなく、生徒さん自身の性格や対人関係による影響も大きいです。こういったことを順番に克服し、自分の考えを積極的に言語化できるよう指導しています。

ー具体的な指導方法を教えてください。

坪内氏:実際の指導では、1対1の個別指導制を採用しています。実力のある講師陣が直接生徒さんの答案を添削したり、口頭で試問することで、正しいプロセスで考える力を育てています。塾長である私自身も生徒全員の指導に関わり、複数の講師がチームとなり、過去問研究に基づいたノウハウを各生徒に合わせて提供しています。

合格実績が、東大合格率が毎年30%から60%、早慶などは昨年度が80%、一昨年度は全員合格を達成しているのはこういった一人一人の問題点に沿った指導が効果的に働いているのだと思います。

講師陣については、基本的に東大生の元塾生からヘッドハンティングした方や、社会人講師など、教える力のある質の高いメンバーで構成されています。

主体性と自己肯定感を重視した個別指導

ー生徒や保護者の方とのコミュニケーションにおいてどのようなことを意識していますか?

坪内氏:東大や京大といったトップレベルの大学に合格するために最も重要なのは、主体性を持って取り組めるかということと、自己肯定感の高さです。例えば中高一貫校で、親に言われて勉強を始めたものの、ストレスから学習意欲を失ってしまうケースもあります。

そのため私たちは、勉強面に限らず、定期的に親御さんとの面談も行い、生徒一人一人が抱えるボトルネックを解消することに注力しています。

生徒さんと対話を重ねて主体性と自信を取り戻すことで、東大レベルの試験で求められる、白紙の状態から自分の考えを書き出す力が養われていくと考えています。

料金体系とコース設定

ー具体的な料金体系について教えてください。

坪内氏:月4回コース(主に高校1、2年生向け)が49,800円(税抜き)、月6回コースが税抜き64,800円(税抜き)、月8回コースが税抜き78,000円(税抜き)となっています。

高校3年生の受験期には、過去問演習により力を入れていきたいので、必要に応じて指導回数を調整し、生徒さんが万全の体制で受験に挑めるようにしています。

今後のビジョン

ー今後の展開についてお聞かせください。

坪内氏:より多くの人に東大・難関大受験の情報を届けるために、YouTubeを始めとした情報発信に力を入れていきたいと思います。東大や京大をはじめとする日本トップクラスの難関大学の受験は、受験生になってからのラスト1年で頑張れば間に合うというものではありません。

これまで多くの東大・難関大受験生を見てきましたが、時間管理に苦労し、勉強が遅れた結果、残念ながら合格を逃してしまうケースが少なくありません。そのため、いかに早い段階で受験に対する正しい意識を持ってもらえるかが重要だと考えています。

勉強量ももちろん大切ですが、自分自身の人間性と向き合い、主体的に受験と向き合えるかどうかは、時間がある方がより解決しやすい課題です。だからこそ、「早めに受験準備を始めることが成功につながる」というメッセージを多くの人に届けるため、これからもYouTubeなどで積極的に情報発信をしていきます。

受験生へのメッセージ

坪内氏:先ほどもお話ししたように、難関大受験に失敗してしまう人の多くは、勉強の遅れが原因です。もし少しでも「東大や京大、医学部といったトップレベルの大学に進学したい!」という強い思いがあるならば、ぜひ今日この瞬間から、自分がどのような対策をすべきか具体的に考えてみてください。

主体的に受験と向き合う時期が早ければ早いほど、目標達成の可能性は高まります。そのうえで、もし「自分一人では合格までの道筋が描けない」「プロのアドバイスを受けたい」と感じた場合は、ぜひ一度ご相談ください!

私たちは、徹底した過去問研究を基に必要な対策を逆算し、最適な指導を行う体制を整えています。高校1年生で漠然と目標を抱いている人でも、高校3年生で成績が伸び悩んでいる人でも、気軽にお声がけください。