“学ぶ力”を育てる!学問ノススメが実現する新しい個別指導の形

学問ノススメ

個別指導塾「学問ノススメ」は、高校生と浪人生を対象に、オンラインと対面の両方で“ガチの個別指導”を提供しています。地方の教育格差を埋めたいという熱い想いから設立され、心理学を活用した潜在能力の測定や、生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイドの学習計画いついて、代表の大井さんにお話を伺いました。

塾の概要:高校生と浪人生を支える個別指導

ーまず、塾の概要について教えてください。

個別指導塾 学問ノススメ代表 大井さん(以下敬称略):学問ノススメは福岡を拠点にしている塾で、対象は高校生と浪人生がメインです。オンラインと対面の両方を対応しています。例えば「普通は教室だけど、クラブで遅くなる日はオンラインで」という感じで、柔軟に対応しています。基本的には大学受験に特化していて、生徒それぞれに合ったプランを個別に作成するのが特徴です。

実際、地方の生徒たちにとっては「自分に合った塾を探す」ということ自体がハードルだったりするのですが、オンライン指導を取り入れることで、場所に縛られず学べる環境を作れたのは良かったなと思います。

塾設立のきっかけと理念

ー塾を始められたきっかけについて教えていただけますか?

大井さん:学問ノススメを始める前は、金融機関や事業会社で人事の仕事を長いことやっていました。その中で「人を育てる」ことに興味を持ち、50歳を過ぎてからなのですが、大学院で教育学や心理学を学び直しました。それが一つのきっかけになっています。

あとは、地方の教育格差というのをすごく感じていました。首都圏や関西圏は大学受験に関する情報が豊富で、サポート体制も整っている。一方で地方はそうじゃない。「これって不公平だな」と思って、それを埋めるために、あえて地方から始めてみようと思いました。

ただ、格差を埋めると言っても「みんな東大に行け」という話ではないのです。生徒には一人ひとりの良さや特性がある。それを活かしながら、一人ひとりに合った最高の選択肢を作りたいという気持ちです。

他の塾にはない「ガチの個別指導」

ー学問ノススメさんならではの特徴や強みについて教えてください。

大井さん:生徒から「ここ、ほんとガチの個別指導ですね」と言われたことがあって、それが学問ノススメの指導の本質を一言で表しているかなと思います。

学問ノススメではまず、生徒の「潜在能力」を測るところから始めます。心理学の知見を活かしたテストを受けてもらって、その生徒が持つ本来の知力を把握します。それに加えて、過去の学力テストや模試の結果を分析して、そこから「この生徒はこういう方法が合っている」という計画を作ります。

さらに、その計画を毎週PDCAサイクルで回していきます。生徒には毎週宿題を出し、その内容を事前に提出されたノートとテストで、講師と校舎長が事前にチェックした上で指導案(どこでつまずいてるのか、どこを深掘りするべきか)を考えます。これを毎週、毎月継続していくので、生徒にとってはかなり密度の濃い指導になっていると思います。

指導理念:大学受験は通過点

ー指導の中で特に意識していることはありますか?

大井さん:大学受験は、あくまで人生の通過点です。もちろん結果も大事なのですが、それ以上に「どうやって学ぶか」とか「学ぶ楽しさを知る」ことのほうが重要だと思っています。

福沢諭吉の「学問のすすめ」は、明治維新の頃、日本が欧米列強に追いつくためには、一人ひとりが学び続けることこそが、人を幸せにして、ひいては国力につながると言っています。その思いにならい、塾名としました。

学問ノススメでは「受験に受かるための勉強」ではなくて、「学ぶ力」や「学び続ける姿勢」を育てる指導を目指しています。

提供するコースと学びのスタイル

ー提供されているコースやプランについて教えてください。

大井さん:完全オーダーメイドです。生徒一人ひとりに合った計画を作ります。生徒一人ひとりに合った学習計画を作ります。入塾時の知力・学力と志望校に必要な学力の差分を元に、年間の学習計画を創り、これを毎週の計画に分解します。例えば、試験直前期には、学校の共通テスト前授業と本人の科目毎の学力を元に、学校での学習内容と塾での指導を効果的に組み合わせる「あなただけの直前期学習」を計画、PDCAを実行します。

計画においては、塾での受講科目数に関わらず、志望校に必要な全科目の計画を立てるのも特徴です。生徒が受験で必要な全体感を見失わないように、どの教科もバランスよく進めていくことを目的にしています。全科目の計画を立てることで、生徒からも、安心して、あとは勉強に集中できるとの声をもらっています。

今後の展望:講師の質とオンライン指導の強化

ー今後、強化していきたい点はありますか?

大井さん:まずは講師の質ですね。やはり、教育の質は「講師の質」と「教材の質」の掛け算だと思っています。教材については、良いものが市場にたくさん出ています。それを選ぶ目さえあれば、問題ありません。

ですが、講師の質は別です。採用の段階でしっかりスクリーニングするのはもちろんですが、採用後も毎週の指導をチェックして、必要に応じて改善を重ねていきます。「教える力」というのは簡単には育たないので、時間をかけて育てていきたいです。

それから、オンライン指導の可能性をもっと広げていきたいと思っています。高校生の学習は、オンラインでも十分に効果が出せることをもっと知ってもらいたいです。

メッセージ:学び続ける力を育てるために

ー最後に、生徒や保護者の方へのメッセージをお願いします。

大井さん:大学受験はゴールではなく通過点です。この過程を通じて、学ぶことの楽しさや学び続ける大切さを知ってもらえたら嬉しいです。それができるよう、私たちは全力でサポートします。