語学教育とコーチングを融合 – the courageが提供するオーダーメイドカリキュラムの真髄とは

中国語学習と英語学習の両面において、既存の語学教育の手法にとらわれず、コーチングを掛け合わせることで新しい学びのカタチを提供する「the courage」。今回、同スクール代表の伊地知様、英語コーチング事業担当の須藤様に、サービスの特徴や理念、今後の展望についてお話を伺いました。完全カスタマイズのカリキュラムと、コミュニケーションのプロによるコーチングで受講生のキャリアに徹底的に寄り添うサービスの本質に迫ります。

徹底したオーダーメイド型サービスを追求

ーthe courageはどのようなサービスなのか、概要を教えていただけますか?

the courage様:対象は海外駐在員、日本国内で英語や中国語を使って仕事をしている人、あるいは今後仕事で使っていきたい人たちです。生徒様には専属の語学学習コーチがつき、対話・カウンセリングを通じて目標と現状を明確にします。そのうえで、そのギャップを埋めるために必要なトレーニングについて、具体的な方法をお伝えするだけでなく、それを日々継続していくためのサポートを行っています。

ー対象となる生徒様の年齢層や、コーチ陣の体制について教えていただけますか?

the courage様:現状は20代~40代の方が多いですね。大学生の対応も可能です。コーチ陣は、語学学習とコーチングの両面においてプロフェッショナルのスキルを兼ね備えたメンバーで構成されています。基本的には生徒様に対して1名のコーチがマンツーマンで指導しますが、LINEグループを作成し、必要に応じてネイティブコーチや日本人コーチがチームでサポートする体制を取っています。

「本当のオーダーメイドとは何か」を徹底的に追求したサービス

ーこのサービスを立ち上げた経緯やきっかけについて教えてください。

the courage様:the courageの経営陣はもともと大手語学コーチングスクールでコーチやマネジメントの経験がありますが、規模の大きいスクールになればなるほど、どうしても生徒様お一人おひとりに対して真の意味で個別の対応をすることが難しく、ある程度型にはめていく、良くてもセミオーダーという対応で終わってしまうという課題感を抱えていました。

ただ、実際にはお一人おひとりの課題とそれに対する対策はそれぞれ異なりますし、仮に課題や対策が同じだったとしても、その課題と向き合える状態かどうかは異なるなど、しっかりと個人と向き合う必要があります。

課題ばかり見てその解決策を提案しても、それはただの正論になってしまい、ご受講生が主体的に取り組めないケースも多います。そこで、真の意味でお一人おひとりに対して最適なカリキュラムと、コーチング、コミュニケーションを提供したいという想いでthe courageを立ち上げるに至りました

コミュニケーションのプロによる、納得感のある学習支援

ー他の類似サービスにはない特徴や一番のアピールポイントについて教えてください。

the courage様:コーチが語学教育のプロというだけでなく、コミュニケーション、コーチングのプロでもあるという点です。資格だけでははかれませんが、国際コーチング連盟の認定コーチだったり、国家資格のキャリアコンサルタントだったりと、それぞれのコーチが語学教育に加えて高いコーチングスキルを兼ね備えています。ただ課題と向き合うのではなく、ご受講生本人としっかり向き合い、個別に最適化されたセッションを提供するということは間違いなく容易に真似できない特徴であると自負しています。

また、英語と中国語両方を高いレベルで学べること、さらにはキャリアコンサルタントが常駐し、キャリア面談から転職のサポートまで行えるというのも類のないサービスであると考えています。

カリキュラムについては、言語教育のコースデザインを学んだコーチが生徒様お一人おひとりに合わせてゼロから作っていきます。全員に当てはめる型などもなく、ゴールや現状の課題に合わせて完全にフルオーダーメイドで作りますし、進む速度や自習についてもご自身の挑戦したい水準に合わせて作るので、ご自身の学習に納得感を持ち続けたい方にはおすすめです。

受講者の心に寄り添う、独自のコーチング方針

ー受講者に指導する際に特に意識していることや方針などがあれば教えてください。

the courage様:正論で論破しないということです。例えば、単語が覚えられないという場合、声に出しているか、頻度は十分に上げられているかなど、確認して、できていないことをできるようにするというのも1つのアプローチですが、頭ではそうすれば良いと分かっていても、心ではそれにブレーキをかけているということも多いです。

その場合、セッションではその正論に対して「はい、やってみます」と答えるものの、結局それに取り組むことができないというようなことがあります。なので、ただ正論を伝えるのではなく、その取り組みについてどう感じるのかというご受講生の心ともしっかり向き合うということをとても大切にしています。

受講生の自主性を大切にすることも徹底して行っています。言語習得は、人生やアイデンティティに影響を与えるユニークな領域だと考えています。そのプロセスは本来一人一人違うため、コーチが敷いたカリキュラムだけが唯一の正解ではなく、受講生自身がプロセスを楽しみ、全体に主導権を自覚して進められることが望ましいと考えています。日々の宿題や教材の選び方、目標の設定まで、コーチが一方的に決めるのではなく、最終的な決定権は必ず受講生の側にあることを常に意識しています。

例えば、宿題の量や進むスピードなども、受講生と相談しながら決めていきます。ただし、受講生の「逃げ」を安易に許容するわけではありません。信頼関係を築いた上で、時には「この選択は客観的に見ると逃げに見えるけど、どう感じますか?」といった率直なフィードバックも行います。

個々のニーズに合わせた柔軟なコース設計

ー具体的にどのようなコースやプランを提供されているのでしょうか?

the courage様:the courageでは英語コースで完全にカスタマイズしたプランを提供している他、中国語コースで中国語を学ぶこともできます。基本的には週1回、60〜90分程度のセッションを4ヶ月間受講いただきます。また、中長期で学びたいという方のために、セッション頻度と時間を短縮したフォローアッププランや、チャットのみでサポートを行うフォローアップライトプランも準備しており、年間通じてご利用いただくケースもございます。

さらに、キャリア面談などは随時無料で行っております。法人向けにグループ・マンツーマンのコースもございます。最近は、マーケティング系の会社や接客業の方々からのお問い合わせが多いですね。中には、今後のグローバル展開を見据えて、社員の意識改革の一環としてthe courageサービスを語学研修として導入する企業様もあります。

語学学習を超えた、人生そのもののサポートへ

ー今後の展望についてお聞かせください。どのような点を強化していきたいと考えていますか?

the courage様:コーチの質が命なので、育成・研修は引き続き妥協せずに、より充実させていきます。また、ティーチングについてはコンテンツを今より充実させていく予定です。中国語では文法解説の動画、英語では記事として質問への回答を公開するなどしており、こうしたティーチング部分のコンテンツが充実することで、よりコーチングに集中することができるようになると考えています。

また、the courageでは単に語学のみを教えているというつもりは少しもなく、語学学習を通じて受講生の人生そのものを応援するというスタンスを大切にしています。そのため、キャリア面談から転職サポートまで、語学学習の先までを手厚くサポートしているのです。

これらをふまえ、今後の方向性に関してはいくつか候補がありますが、特に力を入れたいのが、海外駐在員のご家族向けのライフコーチングです。駐在員の方はキャリアを積んでいくという実感がありますが、ご家族の方は自分でかじ取りしている感覚を失ってしまうことがあります。アイデンティティの問題や、就労の制限など、様々な課題に直面することがあります。これらの問題に対して、企業の福利厚生として導入してもらえるようなサービスを展開していきたいと考えています。

ーサービスを検討している方やその保護者の方へメッセージをお願いします。

the courage様:the courageは、納得感を持って語学学習を進めたい方に特におすすめです。ただ課題解決のために言われたことをこなすのではなく、自分が何をしたいのか、そのために何が必要なのかを考えながら進められる環境を提供しています。我々は、コーチ一人一人が語学教育のプロフェッショナルであることを大前提に、プラスアルファとしてコーチングのスキルを組み合わせることで、より効果的な学習をサポートしています。

カウンセリングだけで学習の方向性が見えたという方も多いですし、語学を学ぶうえでコーチやスクールとの相性はとても大切なので、ぜひ一度the courageの無料カウンセリングを活用してみてください。どんなコーチがいるのかなということを確認してみるという意味でもぜひお会いできたら嬉しいなと思っています。

ーありがとうございました。本日は貴重なお話をいただき、本当にありがとうございました。