英語コーチングは意味ない？怪しいといわれる理由やメリット・デメリットを解説

英語コーチングは意味ないと言われるデメリットの部分や怪しいと言われる理由について解説します。

また英語コーチングを受講することで英語力が伸びやすい人と伸びづらい人の特徴から英語コーチングのメリットとデメリットを解説していきたいと思います。

英語コーチングとは？怪しくて意味ないと言われる理由は

英語コーチングというサービスを知っていますか？SNSなどで検索すると「怪しい」、「意味がない」などネガティブな言葉も目につきます。

しかし、実は短期間で英語力をつけたい人や実践的な英会話スキルをつけたい人にとっては、非常に有用なサービスです。

では、そもそも英語コーチングとはなんなのか、なぜ怪しいと言われてしまうのかということについてご説明します。

英語コーチングとは

英語コーチングとは、受講者1人に対して専属のコンサルタントがついてその人に合わせた内容で行う英語レッスンです。

英語コーチングの期間は、おおよそ2〜4ヶ月程度で短期集中で行われるため、効率的に英語の語学力を高めたい人に適しています。

レッスンの進捗を管理してもらえることが特徴です。今まで英語力を高めるために英会話教室に通ったり、インターネットで調べて独学で勉強したりしてもなかなか学習が続かなかったという人も最後までカリキュラムを終えることができます。

また、従来の英会話教室との違いは、ティーチングをメインとしているかコーチングをメインとしているかという点です。

従来の英会話教室では、英語そのものを教えてもらうことに重点が置かれていました。

しかし、英語コーチングでは、最初に学習計画を立て、専属コンサルタントが学習状況に合わせて計画を修正していくことに重点をおいています。

怪しくて意味ないと意味ないと言われる理由は？

英語コーチングが意味がない、さらには怪しいと言われる代表的な理由は次の通りです。

英語レッスンとして周知されていないから

英語コーチングは、英会話教室などに比べて比較的新しいサービスなので、特徴やサービス自体のメリットなどの認知度が低いです。

具体的にどんなレッスンなのか、英会話教室と何が違うのか、どんなサポートをしてもらえるのかなどわからないことが多くあります。

そのため、実態が把握できない怪しいサービスだと思われてしまうのです。得体の知れないサービスに不信感を持つのは当然のこと。

しかし、怪しいからといって、何も調べず遠ざけてしまうと損をする可能性があります。英語コーチングの特徴をしっかり理解してうまく活用していけると良いでしょう。

必ず成果があがるとは限らない

英語コーチングに限った話ではありませんが、語学のスキルを数値化することは難しいものです。

例えばTOEICで満点を獲得しても、ネイティブとスムーズに会話できるとは限りません。そのため、人によっては「本当に効果があったのか？」と疑問に感じることがあるでしょう。これが英語コーチング＝意味がない＝怪しいサービスと思われてしまう1つの原因です。

また、英語力の向上には個人差があるため、同じサービスを受けたとしても人によって最終的な成果は変わってくるのです。

英語コーチングはその差を少なくするため、専属でコンサルタントがついているので、1対大勢のレッスンよりは成果が上がりやすいと考えて良いでしょう。

しかし、人には向き不向きがあるため、自分に向いている学習方法を見つけることが大切です。

サービスによっては費用が高い

英語コーチングの受講料金は、2〜3ヶ月で30〜40万円が相場です。

一方で英会話教室は同じ期間で5〜12万円程度であるため、相当高いサービスであり、怪しいと思われてしまいます。

しかし、英語コーチングが高いのには理由があるのです。普通のトレーニングジムとパーソナルジムの料金の違いを考えるとわかりやすいでしょう。

トレーニングジムは、自分で器具を使ってトレーニングをするだけなので、ほとんど人件費がかかりません。一方でパーソナルジムは、個人に合わせてトレーナーがつくため、その分人件費がかかるのです。

それと同じで英語コーチングは、専属でコンサルタントがついてくれます。

学習管理をしてくれたり、都度アドバイスや学習計画を修正してくれたりなど、手厚いフォローがゆえに高額になってしまうのです。

英語コーチングのメリット・デメリット

では、ここからは英語コーチングのメリット、デメリットをご紹介していきます。

英語コーチングのメリット

英語コーチングのメリットには次のようなものがあります。

生徒に合わせたカリキュラム・指導計画を組んでもらえる

英語コーチングのメリット、1つ目は生徒に合わせたカリキュラムや指導計画を組んでもらえることです。

英語コーチングでは、専属のコンサルタントがつくため、受講者が英語を学ぶ目的や目標、英語レベルに合わせてカリキュラムを組みます。

さらに、受講者の学習のために確保できる時間や苦手分野も把握した上でカリキュラムを組んでくれるため、効率的に英語力を向上させることができるのです。

忙しくてなかなか勉強に時間を使えないという人でも最低限何をすべきなのかを教えてもらえるので、目標まで最短ルートを走れます。

英語学習の管理をしてもらえる

英語コーチングのメリット、2つ目は英語学習の管理をしてもらえることです。

英語コーチングでは、英語学習の進捗状況や習熟度をコンサルタントが管理してくれます。

例えば、6ヶ月後、海外で働くことが決まっており、それまでに英語力をつけたいという人は学習の期限が決まっています。このような期限がある場合は特に進捗状況の管理が大切になるのです。

また、1人でやるとどうしてもサボってしまうという人にとって、学習管理をしてくれる人がいるということはモチベーションの維持になることがあります。

英語力の向上には、継続が必要なので、都度管理してくれる人がいるということは英語コーチングのメリットと言えるでしょう。

英語コーチングのデメリット

次に英語コーチングのデメリットをご紹介します。

自分で集中して勉強できる人には不向き

英語コーチングのデメリット、1つ目は自分で集中して勉強できる人には不向きな可能性があるということです。

英語コーチングでは、コンサルタントがカリキュラムに合わせて学習内容や進捗をかんりしてくれます。

自分のペースで進めるというよりは「今週はこの内容をここまでやりましょう」といったように指示された上で進めることになるのです。そのため、自分のペースで集中して進めていきたい人にとっては、鬱陶しく感じてしまうこともあるでしょう。

他の授業タイプと比べて費用が高い

英語コーチングのデメリット、2つ目は他の授業タイプと比べると費用が高いことです。

専属のコンサルタントがつく英語コーチングは、どうしても費用が高くなってしまいます。その分サービスの内容は充実しているので、決して悪質な価格設定という訳ではありません。

英語コーチングを受けたいけど、費用がネックという人は、対面型とオンライン型を比較してみたり、キャンペーン中に入会したりと費用を抑える工夫をすると良いでしょう。

英語コーチングの費用相場を紹介！他の授業タイプと比較

ここでは、英語力をあげるための手段として英語コーチング以外のオンライン英会話、個別指導塾の費用相場も合わせてご紹介します。

それぞれ、月謝以外にも入会金や教材費なども発生する場合があるため、そちらも参考にしてみてくださいね。

英語コーチングは、月謝やその他費用の相場が最も高額でした。

ただし、英語コーチングは基本的に12ヶ月契約することは少なく、3〜4ヶ月程度の契約となることがほとんどです。

一方で、月謝が安く、初期費用も抑えられるのはオンライン英会話でした。教材費は各社が独自に作っているものを使うことがほとんどで、教材費がかかることの方が珍しいと言われています。

また、週に何回レッスンを行うかでも費用が変わるので、予算と時間に合わせて柔軟に選ぶことが可能です。

お金をかけても短期間で集中して英語力をあげたい人は、英語コーチング、時間がかかっても自分のペースで続けていきたいという人はオンライン英会話を選ぶと良いでしょう。

英語コーチングのおすすめの選び方

決して安くない買い物になる、英語コーチング。英語コーチングを提供している会社はたくさんあるため、入会してから、「思ってたのと違う」なんてことは避けたいですよね。

では、どのようにして英語コーチングを選んでいけば良いでしょうか。次のようなポイントに注目してみてください。

口コミで選ぶ

英語コーチングを選ぶ時のおすすめの方法は、口コミで選ぶことです。

公式ホームページには基本的にメリットや良い特徴について言及されていますが、注意すべき点や懸念点についての記載はありません。

口コミを確認することで実際に利用している人、過去に利用したことがある人の声を知ることができます。

公式ホームページには記載できないような思わぬ落とし穴に気づくことができる可能性があるのです。

入会を検討するときは良い点だけでなく、悪い点もしっかり調査しましょう。

TOEIC・英検などの資格合格の実績に注目する

英語コーチングを選ぶ時は、TOEICや英検などの合格実績も見ると良いです。

これらの合格実績は、対外的かつ定量的に受講者の英語力を証明しているため、実績が多いほど英語力が向上できていると言えます。

特にTOEICの点数アップや英検の上位級取得を目標に英語コーチングをする人は、この実績を見ることで英語コーチングの指導方法や内容が目的に適しているのかどうかを判断する材料になるのです。

また、メディアの掲載や企業の研修に導入されている英語コーチングもあるため、そのような実績も合わせて確認するとより安心です。

事前に講師の指導方法を確認する

英語コーチングを選ぶ時は事前に講師の指導方法を確認しておくことも大切です。

英語コーチングで学習成果を出せるかどうかは講師の質や相性によって大きく左右されることがあります。

個人でやっている英語コーチング以外は所属している会社ごとに指導方針や理念が決まっていることがほとんどです。

そのため、まずは企業の指導方針や理念を確認しましょう。例えば、厳しい環境でやっていきたい人は「1日3時間の自己学習がマスト」のようなストイックな方針を掲げているような英語コーチングがおすすめです。

おすすめの英語コーチング5選！おすすめポイントも紹介

ここからは、英語コーチングの中でもおすすめな5つのサービスをご紹介します。

合わせておすすめポイントやメリット、デメリットもご紹介するので、英語コーチングを探す時の参考にしてみてくださいね。

1位：TORAIZ（トライズ）

TORAIZは、圧倒的な学習量をベースとした英語コーチングサービスです。

1日3時間、1年間で1,000時間の学習をして英語力アップを目指します。

一見スパルタのように感じるかもしれませんが、コンサルタントが一人一人に合った学習内容の設計やメンタルサポートまでをしてくれるので、挫折せずに続けることが可能です。

2位：ENGLISH COMPANY（イングリッシュカンパニー）

ENGLISH COMPANYは、とにかく効率的に英語力をあげたい人におすすめのサービスです。

現状の課題を的確に把握するだけでなく、細かく分解していくことでピンポイントな学習を行い、課題に狙い撃ち。苦手を最短ルートで克服することを目指します。

仕事もプライベートの時間も削れない！という人は、効率的に学習することで全てを諦めずに英語力をあげることができるでしょう。

3位：スパルタ英会話

スパルタ英会話は、3ヶ月で英語を話せるようになるための英会話スクールと英語コーチングのハイブリットサービスです。

基本的にはマンツーマンレッスンとオンライン英会話レッスンを週に2回受けることができます。

しかし、その他に1コマ50分のグループレッスンが通い放題だったり、映像教材が見放題だったりと受けられるサービスが豊富なことが特徴です。

↓基本情報

4位：マネーイングリッシュ

マネーイングリッシュは、オンライン完結型の英語コーチングサービスです。

第二言語習得論という学問をもとに独自のメソッドを持っており、少ない時間で効率的な学習をすることに重きをおいています。

また、講師はバイリンガルの日本人です。話す、読むだけではなく、聞く、書くも含めた4技能をバランスよく身につけることができます。

5位：プレゼンス

プレゼンスは、グループでのコーチングを取り入れたサービスです。

グループで進捗やナレッジを共有しながら進めるので、仲間と切磋琢磨しながら学習を進めていくことができます。

また、グループコーチングなので、続けやすい価格帯であることも嬉しいポイント。

マンツーマンレッスンにこだわりがないなら、1度検討してみる価値があるでしょう。

まとめ

英語コーチングの特徴や怪しいと言われている理由、メリット、デメリットまでご紹介してきました。

英語コーチングは費用がかかってしまいますが、その分手厚いサポートを受けることが可能です。自分1人で勉強を進めるのが苦手な人や短期集中で英語力を身につけたい人は1度英語コーチングを検討してみてはいかがでしょうか。

参考：【厳選】上級者向け英語コーチングサービス5選