古文の共通テスト対策におすすめ参考書ランキング15選を早稲田生が徹底解説!

古文の共通テスト対策におすすめ参考書ランキング15選を早稲田生が徹底解説!

現役早稲田生が紹介する古文の参考書ランキング、古文単語帳、古典文法、古文読解など様々な古文の参考書の中からランキング形式で共通テスト対策におすすめの古文の参考書を早稲田生が紹介していきます。

独学でも今回紹介する古文の参考書をすれば共通テストにて今5割や6割の状況でも9割までの成長は確実に可能です。

共通テスト対策におすすめの古文の参考書ランキング15選

共通テスト対策の勉強におすすめの古文の参考書をランキング形式にて15個紹介します。

二刀流古文単語634

古文おすすめ参考書ランキング15位は「二刀流古文単語634」です。

この二刀流とは「古文単語」と「文章読解」の2つを一冊でえられることを意味します。単語だけでは覚えずらいという人には、文章の中でどのような使われ方をするのかを知ることができるため、オススメの参考書です。

また、634語が入試頻出度順に並べられているので前の方のページを重点的にやるだけでも効果があるでしょう。

「望月光の古文単語333」

古文おすすめ参考書14位は「望月光の古文単語333」です。

代々木ゼミナールの人気講師望月光氏が執筆しており、単語の意味を「覚える」のではなく「理解する」ことができる一冊です。語の成り立ちやコアイメージを解説しています。

望月光の古文単語333には、イラストも多用されているので視覚的なイメージも残りやすいでしょう。別冊で一問一答クイズもついておりしっかりと理解できたかどうかの確認ができます。

「古文解釈の完成 中・上級問題集 」

古文おすすめ参考書13位は「古文解釈の完成 中・上級問題集」です。

上位校の駿台と言われる駿台受験シリーズの参考書であり、非常に難易度の高い問題が多いです。国立上位校や難関私立校を受験する人はやっておきましょう。

共通テストの古文問題で満点を取れる程度のレベルに達したら、この古文の参考書に手を付けるのがおすすめです。

「望月光の古文教室(古典文法編)」

古文おすすめ参考書12位は、「望月光の古文教室(古典文法編)」です。

代々木ゼミナールの人気講師望月光氏が執筆しており、高得点に必要な三要素の文法、単語、背景知識のうち文法を固めることができます。

この参考書のウォーミングアップ編では、そもそもの品詞や活用とは何かという基礎中の基礎を学びます。その後の実践編で、各々の文法を1つずつ覚えていきます。古文を初めて学ぶ人向けに書かれているので非常に丁寧な解説が特徴です。

「速読古文単語」

古文おすすめ参考書11位は「速読古文単語」です。

1つ1つの単語の最も用いられている意味が赤くなっていて赤シートを使えるようになっています。

また、速読古文単語には、1つ1つの単語の成り立ちやイラストが乗っているので、意味を「覚える」のではなく「理解する」ことができます。重要な単語は「重要単語」「最重要単語」「最重要敬語」などにカテゴライズされているので、入試前などの短い時間で重要な語をチェックできます。

「マドンナ古文常識217」

古文おすすめ参考書10位は「マドンナ古文常識217」です。

古文参考書といえばマドンナシリーズですよね。その中で、この参考書は、古文が書かれた時代の「常識」を知ることができます。

古文が書かれた時代は、結婚するまで相手と顔を合わせることはなかった、ということは古文を読む上では常識ですので、知らないと文章を理解することは難しいでしょう。非常にコミカルに書かれているので、古文の参考書というより面白い本という感覚で読むことができます。

「古典単語ゴロゴプレミアム」

古文おすすめ参考書9位は「古典単語ゴロゴロプレミアム」です。

古典単語を覚えられない!という人におすすめの本です。ゴルゴ13でおなじみのデューク東郷が一単語につきその単語と意味が入った一語呂を紹介してくれます。

1つ1つこ古文単語の語呂が面白いので「暗記しなきゃ!」と思わなくても自然に記憶に残っているでしょう。

「富井の古文読解をはじめからていねいに」 

古文おすすめ参考書8位は「富井の古文読解をはじめからていねいに」です。

古文の「読解」方法を丁寧に解説してくれています。「センテンス」「常識」「ジャンル」「実践」という4つのカテゴリーがあります。古文文法、単語を一通り覚えたかな、と感じている人に向いている参考書です。この一冊を解き終わったら共通テストの過去問やMARCHレベルの私大の過去問に移っても良いでしょう。

「おいしい古文」

古文おすすめ参考書7位は、「おいしい古文」です。

この本は大学入試に頻出する古典文学をコンパクトに紹介してくれています。詳細まで覚えていなくてもあらすじや登場人物、時代背景を知っているだけで入試問題の内容がさほどわからなくても一部の問題を解ける場合すらあります。

古文の参考書の中では非常に読みやすい一冊です。古文に慣れてきた頃に読解と並行しながら進めるのが良いでしょう。

「古文文法問題演習―基本テーマ30」

古文おすすめ参考書6位は「古文文法問題演習ー基本テーマ30」です。

テキストのわかりやすさで有名な河合塾出版の文法書です。助動詞編、助詞編、用語敬語その他編、文法の基礎編、解答解説編の5パートから成り立ちます。練習問題に加えて実際の入試問題も載せられているので、どの程度の難易度の問題に対策が必要かがわかるでしょう。

この参考書に掲載されている古文の丁寧な解説と見比べることで自分の考え方自体があっているのかを確認することもできます。

「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル 」

古文おすすめ参考書5位は「ステップアップノート30古典文法基礎ドリル 」です。大学入試に必要な文法が網羅されています。難易度もそれほど高くないので、古文が苦手な人や初めて勉強する人におすすめの参考書です。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリルは基礎中の基礎となるので、全問正解できるレベルまで持っていきましょう。

「ステップアップノート30古典文法トレーニング」  

古文おすすめ参考書4位は「ステップアップノート30古典文法トレーニング」です。

初歩的な文法の説明よりも問題演習に重点置かれれいます。

初心者向けの参考書を何周かして、「多分理解できたかな?」と思ったタイミングで挑みましょう!この参考書が完璧にできているようだったら読解問題集をやってみましょう。

「マドンナ古文単語230 」

古文おすすめ参考書3位は「マドンナ古文単語230」です。一ページで一単語を学ぶことができます。語源や解説、イラストが載っているので意味の「暗記」ではなくその単語を「理解」することができます。

他の古文単語集に比べ収録語数が少ないので、重要な単語を効率よくまなうことができます。現在古文が苦手な人や共通テストでしか古文を使わない人はこの単語帳を完璧にすれば足りるでしょう。

「古文上達 読解と演習45」

古文おすすめ参考書2位は「古文上達 読解と演習45」です。「読解」の問題集で基本問題から応用問題まで45題の問題が収録されれいます。この問題集の特徴は文法事項について、「まとめ」を「集中講義」で詳しく解説している点です。

「まとめ」を読んでわからなかった場合はさらに細かい解説である「集中講義」を読むことでしっかりと理解できます。また、丁寧な解説も特徴であり、復習の際に非常に役立つでしょう。

「古文上達 読解と演習56 」

古文おすすめ参考書1位は「古文上達 読解と演習56」です。

「古文上達 読解と演習56」は「読解」についての参考書です。

問題レベルは非常にハイレベルな問題が多ので、初級レベルの読解参考書を一冊完了したら手をつけるのが良いでしょう。

過去問題集の解説はそこまで詳しくなく、丁寧な解説がついているのは参考書だけです。

丁寧な解説をしっかりと読み込み全ての単語、文法、時代背景を理解しましょう。

古文のおすすめの参考書(文法編)

単語の次に取り掛からなければいけないのが、古典文法です。当然のことながら現代の文法とは全く異なるので、違う言語として腹をくくって暗記しましょう。

始めは量も多く抵抗があるかもしれませんが、これさえ覚えればあとあと、演習の際に楽になるので頑張っていきましょう。

そんな頑張るあなたの支えになる参考書を以下では紹介していきます。

富井の古典文法をはじめからていねいに

「富井の古典文法をはじめからていねいに」は古文に苦手意識のある人、古文の勉強法がわからない人がはじめに手をつけるべき参考書です。

古文ができるようになるには?品詞はどのように見極めればいいのか?といった基本的な項目から、古文の勉強の核の部分に至るまで古文知識をを網羅しているので、演習に入っても辞書的に使うこともできる便利な参考書です。

富井の古典文法をはじめからていねいにをAmazonでみる

古文解釈 はじめの一歩 -文法から解釈へ-

「古文解釈 はじめの一歩」は古文解釈に必要な着眼点を丁寧に解説しています。内容は重めになっているので、いきなりのこの参考書での学習はおすすめしません。

上記の富井の古典文法で基盤を固めてから、この参考書を導入することで実力UPを狙うことができます。演習の取っ掛かりとして導入するのが良いでしょう。

古文解釈はじめの一歩 -文法から解釈へ-をAmazonでみる

古文上達 基礎編 読解と演習

「古文上達 基礎編」は古典文法を長文の中で抑えられるので、ある程度古典文法を抑えた学生で、過去問の前に長文に慣れたい受験生におすすめです。

「古文上達 基礎編」は45項あり内容的には重いですが、この一冊で中堅私大レベルの古文読解力をつけることができます。文法知識を使って長文を解きたい、という人にはおすすめの1冊です。

古文上達 基礎編 読解と演習45をAmazonでみる

古文入試精選問題集

この参考書は、難関大志望の基礎的な知識のインプットが終わった受験生が、過去問に入る前に演習用として使うことが多いです。

収録されている問題はMARCHや早慶、難関国公立を中心とした過去問をリメイクして作ってあります。そのためこの演習参考書に入る前に、基礎的な演習用参考書に手をつけてからの方が良いでしょう。

レベルの目安としては、共通テスト8割程度の実力は必要です。

しかし、ハードルが高い一方で解説もかなり豊富なので、ある程度知識のある生徒がこの参考書での演習を行えば、過去問に入れるくらいの実力を養成することができます。

古文入試精選問題集をAmazonでみる

独学の古文の参考書のおすすめの使い方

独学で古文を学習する際のおすすめの使い方を紹介します。

古文の参考書では問題演習が最も重要

古文の参考書に掲載されている問題と実際の入試試験に出される問題は同じであったり同じ話の違う部分であることが多々あります。なぜなら、古文は昔の日本の文章であり増えることはありえないためです。

増えないので今存在する古文の文章が問題集に乗せられたり入試に使われます。解き方や考え方を学ぶだけでなく、参考書を通して問題数をこなすことで実際の入試で一度見た問題を解ける可能性があるのです。

独学で参考書を使って古文の文中の文法、単語の意味を確認する

古文の参考書には、問題の他に細かい解説がついていると思います。少し面倒ですが、1つの文章を一単語ごとに区切ってその意味や用法などを確認しましょう。

現代の文章でも同じ言葉が違う文章で使われるのは当たり前であるように、同じ単語、文法は必ず他の文章でも出てきます。

古文のおすすめの参考書【古文単語帳】

古文単語のおすすめの単語帳を紹介します。

古文単語ゴロゴ

まずおすすめの古文単語帳は、『古文単語ゴロゴ』です。古文の単語を語呂合わせで覚えるというコンセプトで作られた単語集です。

この1冊に出てくる古文単語を一通り覚えておけば、入試の古文単語で悩むことはなくなるでしょう。

古文単語を覚えるのがどうしても苦手という人でも、『古文単語ゴロゴ』に書かれている語呂合わせを使うと印象に残りやすいので、今までよりも効率よく暗記できるようになります。

古文の教科書や問題集に出てくる単語を自力で覚えようとしてもなかなか記憶に定着しなかったという人は、『古文単語ゴロゴ』を使った語呂合わせによる暗記法を試してみることをおすすめします。

古文単語ゴロゴをAmazonでみる

読んで見て覚える重要古文単語 315

次に紹介する古文単語帳は『読んで見て覚える重要古文単語 315』です。読んで見て覚える重要古文単語 315には各単語、語源やイラストが載っているため、古文への苦手意識が生まれることなく暗記ができます。

これまでの古文単語帳よりもイラストが重視されているので、初学者であっても違和感なく取り組むことができるかと思います。

読んで見て覚える重要古文単語315をAmazonでみる


以下では、古文の参考書、問題集について解説していきます。

古文は覚えるべき、単語、助動詞、助詞が多く、苦手意識を持っている人が多いとお思いますが、逆に言えばそこさえ覚えてさえしまえばあとは得点源にもしうる教科なので粘り強く頑張っていきましょう。


しかし、がむしゃらに頑張ってしまうと時間を無駄にすることにもなりかねません。この記事を参考に、正しい古文の参考書で正しい勉強をすることで、最短で合格にたどり着きましょう。

古文知識がついたら、次はそれを演習用参考書でアウトプットしましょう。いくら覚えても自分の力で解いていかなくては本番の量と時間に対応することができません。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリル

この参考書は、「古典文法を短期的に覚えてしまう」ことをコンセプトとしているので、この参考書を終わらせるだけである程度は古文が読めるようになります。

1つ1つの文法を詳しく解説するというよりは問題演習を通じて慣れていく形式となっているので、覚えた知識をアウトプットするのに適した参考書になっています。

また、この参考書は初学者のために細かな解説もついているのでつまづくことが少なく、古文に意苦手意識を持たせないような作りになっています。

ステップアップノート30古典文法基礎ドリルをAmazonでみる

大学受験で合格するための古文の参考書の注意点

古文は、何と言っても単語以外にも覚える文法事項が多いことが特徴です。ただ適当に片っ端から覚えていては効率が悪く、時間を浪費してしまいます。以下の記事を参考に自分にあっている参考書を探してみてくださいね。

最後に

「古文の授業を受けているがさっぱりわからず、苦手意識がある…。」「古文に足を引っ張られている」と感じる人は多いでしょう。古文は確かに現代文の昔バージョンですが、同じ単語でもその意味は大きく異なります。

古文を英語のように外国語だと捉えてルールにしたがって理解していくことが遠いようで近道だと言えるでしょう。しかし、古文の範囲は非常に狭くやり込めば高得点を取ることは難しくありません。

最高の参考書を使って古文を得意科目に変えましょう!

【限定】英検準一級に合格できる勉強法10選を
無料でダウンロードする
【限定】英検準一級に合格できる勉強法10選を
無料でダウンロードする