東京大学文科一類(主に法学部)は日本の文系入試で最も偏差値が高いところに位置します。この記事では東京大学文科一類の入試科目、東京大学法学部の就職先、キャンパス、どんな教授が在籍しているのかといった受験生が知りたい情報について紹介していきます。
Contents
東京大学文科一類(法学部)の偏差値は?
駿台・河合塾・ベネッセ・パスナビが発表している各大学の偏差値ランキングをもとに、東京大学法学部の偏差値を紹介していきます。
- 『駿台』:68
- 『河合塾』:67.5
- 『ベネッセ』:74
- 『パスナビ』:67.5
この通り、非常に高い偏差値だあることが分かります。実際に上記4つが公表している東京大学文科一類(法学部)の偏差値ランキングは文系入試において一位を誇ります。
ですが、最近は少し偏差値が下降気味にあります。河合塾が発表している偏差値では、2019年なでは文一は70.0でした。これは経済系の学科の人気上昇に伴い、法学部系の人気が下降気味であることが理由に挙げられます。
合格最低点も文二や文三と肉薄してきています。
東京大学法学部の入試科目は?
一次試験(大学入学共通テスト):110点 二次試験:440点
一次試験と二次試験の比率です。
一次試験である大学入学共通テストを110点に圧縮します。
大学入学共通テストは共通テストと同じで900点満点なので、およそ1/8にまで圧縮されます。これだと一次試験の勉強をするモチベーションを上げるのは難しいですよね。
ですが、東京大学に受かるような受験生の大半は一次試験でも9割前後取ってくるので、抜かりなく勉強しましょう。
一次試験(大学入学共通テスト)
大学入学共通テストの指定科目は5 教科 8 科目または 6 教科 8 科目です。センター試験の時と変わりません。
二次試験
4教科(440点満点)
【国語】国語総合・国語表現・現代文B・古典B(120)
【地歴】世界史B・日本史B・地理Bから2科目選択(120)
【数学】数学I・数学A(場合の数と確率・図形の性質・整数の性質)・数学II・数学B(数列・ベクトル)(80)
【外国語】コミュニケーション英語I・コミュニケーション英語II・コミュニケーション英語III(独・仏・中の選択可)[リスニングも含む](120)
東京大学法学部の就職先は?
東京大学法学部は一学年400名強の学生が在籍しています。学生たちの就職先について紹介していきます。
司法試験
2019年のデータでは、東京大学法科大学院は238人が受験して134人が合格、合格率は56.3%のでした。京都大学、一橋大学に次いで三番の合格率でした。やはり東京大学法学部の司法試験の合格率は他大学に比べて非常に高いことが分かります。
司法試験以外の就職先
東大法学部生の就職率は約6割程度で、残りの約4割は大学院等への進学者という割合になっています。就職先は官僚や外資銀行・商社・メガバンク・コンサルといった東京大学法学部ならではの超一流企業に就職する学生もいれば、一定数は地方の企業に就職する学生もいます。
やはり東京大学法学部は文系の最高峰なので就職活動に圧倒的な強さを誇ります。東京大学法学部出身という肩書を持つと、就職してからのポストが保障される上、内定時から非常に優遇される場合があります。また、上記の就職先以外では中央省庁を始めとする公務員が圧倒的に多いです。その内訳として約4割が公務員を卒業後の進路として選んでいます。
東京大学法学部のキャンパスライフは?
東京大学法学部の留年率は非常に高いのが特徴です。毎年3割以上の学生が留年しているのが現状です。授業がとても大変なのはもちろん、ロースクール受験に失敗したり就活浪人したりなど様々な理由で留年しています。それだけ大変なキャンパスライフだと言えますね。
また、キャンパスライフの楽しみの一つであるサークルや部活動はとても充実しています。ほとんどの学生がアルバイトと掛け持ちしながらサークル活動や部活動に励んでいます。
東京大学法学部にはどんな教授がいる?
東京大学法学部の教授は、ほとんどが東京大学法学部の卒業生で締められいます。一般的な大学の教授は他大学出身の教授も多く在籍しており、中には他大学出身の教授の方が多い大学も存在します。
やはり東京大学法学部は日本一の大学・学部なので、当たり前と言えるかもしれませんね。
東京大学に関する他の記事もあるので、東京大学を志望する学生は参考にしてみてください。
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